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おじさん、異世界に住み着く
日常と秋風
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第2章 日常と秋風
秋風が街を抜ける。
涼しさを運ぶ風は心地よく、窓から差し込む光も柔らかい。
……けれど、その机の上に積まれた紙の山には一切の爽やかさは無かった。
「師匠、今日の新着依頼です!」
リンネが抱えてきた束を、机の端に置いた瞬間――山が音を立てて崩れた。
「……スライムだな」
ファルコはうんざりしたように一言。
「えっ、紙がですか?」
「いや、仕事の方。無限に湧いてくる」
「……確かに!」
二人は思わず苦笑した。
三か月前、トーヴ村の大騒動を片付けてからというもの、ギルド協会の机は一日たりとも空にならない。
事務職員は増えないどころか、辞めた人間は戻らず、残っているのはファルコとリンネ、あと補佐官のシエルくらい。
朝から夕方まで、いや、夜更けに蝋燭を灯してからも、ペンの音が止むことはない。
依頼書に判を押し、補償金の申請を仕分け、冒険者の報告を読み、まとめ、清書し、提出先を分ける。
スライムのように次から次へと湧いてくる書類と格闘するのが、日々の仕事だった。
「師匠、ここ……あれ? もしかして私、名前一文字間違えてます!?」
「どれどれ……ああ、確かに。これだと別人だな」
「す、すみません!」
「気づけたなら上出来だ。回す前に直せば済む」
リンネは慌てて頭を下げると、すぐに顔を上げて、また元気よくペンを走らせた。
失敗は多い。だが仕事の筋は悪くない。
何より、ファルコの手が回らない部分を、若い彼女がしっかりと支えてくれていた。
「……しかし、タクがいないのはやっぱり痛いな」
「そうですね。トーヴ村で頑張ってるんでしたっけ」
「ああ。弟子1号だからな。いきなり大仕事だが……まあ、あいつはやり遂げるだろう」
ファルコはそう呟き、机の上の紙をもう一束片付ける。タクは現地に残り、村人と共に再建に取り組んでいる。戻ってくるのはさらに二か月先だろう。手元にあるのは時々届く報告書だけ。字は拙いが、内容は的確で、読み終えるたびに少しだけ胸が温かくなる。
だが現実は現実だ。今日も依頼は減らず、宿から職場へ通う毎日が続いていた。
「師匠、今日も帰りは宿ですか?」
「……他に帰る場所もないからな」
「いい宿ですけど、机狭くないです?」
「狭い。あと台所もない。外食ばっかりで正直飽きてきた」
ぽつりと出た言葉に、リンネは目を丸くした。
「え、師匠が料理するんですか?」
「するさ。野営もしてたし、味は保証しないけどな。……ただ、自分の台所があればの話だ」
「なるほど……」
ファルコは椅子に深く腰掛け、天井を見上げる。
この三か月で気づいたことがある。
宿暮らしは便利だが、自分の生活には物足りない。家具を自分好みに置きたい。広い机に書類を並べたい。自炊して好きな時に温かい飯を食べたい。何より、タンスにどんどん金貨が溜まりすぎている。
「……家が欲しいな」
「えっ?」
「宿じゃなくて、家。どうせ金はある。給料もいい。毎月宿代を払って、外食して、それでも金が余る。銀行なんてものは聞かないし、タンス貯金も限界だ」
「師匠の部屋、金貨の袋で机が傾いてましたもんね……」
「……よく見てるな」
「見ました!」
思わず苦笑する。確かに、袋に詰めた金貨を置きすぎて、部屋の片隅がちょっと危うい状態になっているのは事実だ。強盗の噂が立たないのは街の治安がいいからだが、それに甘えていていいのかどうか。
「休日にでも、探してみるか」
「いいですね! 私もお供します!」
「なんでだ」
「師匠一人じゃ絶対、変な家を掴まされます」
「おい……」
けらけら笑うリンネに、ファルコは溜息をつきながらも反論できない。どうにもこの後輩には勝てないのだ。
窓から吹き込む風が、机の上の紙を揺らす。ファルコはそれを押さえながら、心の中で決めた。次の休日、家を探す。宿ではなく、自分の住処を。
そしてその時、彼は気づいていなかった。
家探しという一見ささやかな行為が、後にまた妙な騒動を呼び込むことになることを――。
休日の朝。まだ早い時間だというのに、リンネはやけに張り切った顔で待っていた。
「師匠! 今日ですよ、家探し!」
「お前、なんでそんなに楽しそうなんだ……」
「師匠の家を探すんですから。人生でそう何度もない大イベントです!」
「……俺のだぞ」
軽く肩を落とすファルコをよそに、リンネは地図を小脇に抱えて先導する。どうやら本気で案内する気らしい。
石畳の通りを歩けば、秋風が頬を撫でた。商人たちの呼び声、焼き栗の香ばしい匂い、子どもたちの笑い声。街はにぎやかに動いている。
「まずは街の中心部から回りましょう。便利さ重視です!」
「宿から通ってる今と変わらないじゃないか」
「でも師匠、仕事帰りにふらっと酒場とか寄れますよ」
「……俺に飲み歩けって言いたいのか」
「交友関係の拡大です!」
堂々と言い切られて、ファルコはため息をついた。
最初に見学したのは、大通りに面した石造りの二階家。外観は立派で、すぐにでも住めそうだ。だが――。
「……家賃、高っ」
提示された金額に、ファルコは目を丸くした。
「えっと、買うよりも、え、何倍?」
「そうなんです。冒険者は宿に泊まるのが普通なので、賃貸って流行らないんですよ」
「なんで存在してるんだこれ……」
「物好き向けです!」
笑顔で言われても納得はできなかった。
次に訪れたのは路地裏の小さな借家。庭はなく、台所も狭い。
「……落ち着かないな」
「え、師匠の机どこに置きます?」
「置く場所がない」
二人で同時に首を振り、早々に退散した。
さらに数軒回ってわかったことがある。
「結論。賃貸は割に合わない」
「はい。むしろ家を買った方が安いです」
「……そんな馬鹿な話があるか」
「この街では普通みたいですよ」
リンネはケロッとしているが、ファルコは頭を抱えた。宿より高い賃貸、買う方が安い家。常識が崩れていく気分だった。
昼を回り、二人は市場の屋台で軽く腹を満たした。焼き鳥串を頬張りながら、ファルコはぼそりと呟く。
「……郊外にしよう」
「え?」
「便利さは捨てる。静かで机が置けて、台所が広い家がいい。庭もあれば最高だ」
「おぉ~、条件出ましたね!」
リンネは目を輝かせ、地図をくるくる回した。
午後は郊外を歩き回った。道は緩やかに丘を登り、街並みを見下ろす景色が広がる。ここなら静かだろう、と期待して覗いた一軒目は――。
「でかすぎる」
「師匠、これ宿屋じゃないですか?」
「違うのか?」
「元宿屋だそうです」
即座に却下。
二軒目は茂みに囲まれた屋敷。
「ここは……雰囲気ありすぎるな」
「夜にゴースト出そうです!」
こちらも却下。
三軒目は川沿いの家だった。台所も広く、机も置けそうだ。だが――。
「……湿気すごくないか?」
「紙が全部ふやけますね」
「即却下」
夕方が近づく頃、二人はやや疲れた足取りで丘を上がっていった。
そこで目にしたのは、街の高台に建つ二階建ての家だった。
白い壁は少し古びているが、窓は大きく、ベランダがぐるりと回っている。
庭には枯れかけの草が茂っていたが、広さは十分。
元は商人が店兼自宅として使っていたらしい。
今は空き家で、前の住人は帝国のさらに向こうに移住したと聞いた。
ファルコは門の前で立ち止まった。
「……いいな」
「師匠、顔がにやけてます」
「にやけてない」
「にやけてます!」
思わず口元を押さえたが、心はもう決まっていた。
中を見せてもらうと、玄関は広く、奥には大きな居間。二階には書斎にできそうな部屋が並び、ベランダからは街が一望できた。
「机、置き放題じゃないですか!」
「台所も広い……調理器具を並べても余裕がある」
「庭もある! 子どもが走り回れるくらい!」
「子どもはいない」
「将来の話です!」
勢いに押され、ファルコは小さく咳払いをした。
「ここにするか」
短く呟くと、リンネは満面の笑みを浮かべた。
「大賛成です!」
その笑顔の裏に、「一緒に住み込む」という企みがあることをファルコはまだ知らない。
彼の頭の中は、ようやく宿暮らしを抜け出せる安堵と、自分の居場所を得られる喜びでいっぱいだった。
秋風が街を抜ける。
涼しさを運ぶ風は心地よく、窓から差し込む光も柔らかい。
……けれど、その机の上に積まれた紙の山には一切の爽やかさは無かった。
「師匠、今日の新着依頼です!」
リンネが抱えてきた束を、机の端に置いた瞬間――山が音を立てて崩れた。
「……スライムだな」
ファルコはうんざりしたように一言。
「えっ、紙がですか?」
「いや、仕事の方。無限に湧いてくる」
「……確かに!」
二人は思わず苦笑した。
三か月前、トーヴ村の大騒動を片付けてからというもの、ギルド協会の机は一日たりとも空にならない。
事務職員は増えないどころか、辞めた人間は戻らず、残っているのはファルコとリンネ、あと補佐官のシエルくらい。
朝から夕方まで、いや、夜更けに蝋燭を灯してからも、ペンの音が止むことはない。
依頼書に判を押し、補償金の申請を仕分け、冒険者の報告を読み、まとめ、清書し、提出先を分ける。
スライムのように次から次へと湧いてくる書類と格闘するのが、日々の仕事だった。
「師匠、ここ……あれ? もしかして私、名前一文字間違えてます!?」
「どれどれ……ああ、確かに。これだと別人だな」
「す、すみません!」
「気づけたなら上出来だ。回す前に直せば済む」
リンネは慌てて頭を下げると、すぐに顔を上げて、また元気よくペンを走らせた。
失敗は多い。だが仕事の筋は悪くない。
何より、ファルコの手が回らない部分を、若い彼女がしっかりと支えてくれていた。
「……しかし、タクがいないのはやっぱり痛いな」
「そうですね。トーヴ村で頑張ってるんでしたっけ」
「ああ。弟子1号だからな。いきなり大仕事だが……まあ、あいつはやり遂げるだろう」
ファルコはそう呟き、机の上の紙をもう一束片付ける。タクは現地に残り、村人と共に再建に取り組んでいる。戻ってくるのはさらに二か月先だろう。手元にあるのは時々届く報告書だけ。字は拙いが、内容は的確で、読み終えるたびに少しだけ胸が温かくなる。
だが現実は現実だ。今日も依頼は減らず、宿から職場へ通う毎日が続いていた。
「師匠、今日も帰りは宿ですか?」
「……他に帰る場所もないからな」
「いい宿ですけど、机狭くないです?」
「狭い。あと台所もない。外食ばっかりで正直飽きてきた」
ぽつりと出た言葉に、リンネは目を丸くした。
「え、師匠が料理するんですか?」
「するさ。野営もしてたし、味は保証しないけどな。……ただ、自分の台所があればの話だ」
「なるほど……」
ファルコは椅子に深く腰掛け、天井を見上げる。
この三か月で気づいたことがある。
宿暮らしは便利だが、自分の生活には物足りない。家具を自分好みに置きたい。広い机に書類を並べたい。自炊して好きな時に温かい飯を食べたい。何より、タンスにどんどん金貨が溜まりすぎている。
「……家が欲しいな」
「えっ?」
「宿じゃなくて、家。どうせ金はある。給料もいい。毎月宿代を払って、外食して、それでも金が余る。銀行なんてものは聞かないし、タンス貯金も限界だ」
「師匠の部屋、金貨の袋で机が傾いてましたもんね……」
「……よく見てるな」
「見ました!」
思わず苦笑する。確かに、袋に詰めた金貨を置きすぎて、部屋の片隅がちょっと危うい状態になっているのは事実だ。強盗の噂が立たないのは街の治安がいいからだが、それに甘えていていいのかどうか。
「休日にでも、探してみるか」
「いいですね! 私もお供します!」
「なんでだ」
「師匠一人じゃ絶対、変な家を掴まされます」
「おい……」
けらけら笑うリンネに、ファルコは溜息をつきながらも反論できない。どうにもこの後輩には勝てないのだ。
窓から吹き込む風が、机の上の紙を揺らす。ファルコはそれを押さえながら、心の中で決めた。次の休日、家を探す。宿ではなく、自分の住処を。
そしてその時、彼は気づいていなかった。
家探しという一見ささやかな行為が、後にまた妙な騒動を呼び込むことになることを――。
休日の朝。まだ早い時間だというのに、リンネはやけに張り切った顔で待っていた。
「師匠! 今日ですよ、家探し!」
「お前、なんでそんなに楽しそうなんだ……」
「師匠の家を探すんですから。人生でそう何度もない大イベントです!」
「……俺のだぞ」
軽く肩を落とすファルコをよそに、リンネは地図を小脇に抱えて先導する。どうやら本気で案内する気らしい。
石畳の通りを歩けば、秋風が頬を撫でた。商人たちの呼び声、焼き栗の香ばしい匂い、子どもたちの笑い声。街はにぎやかに動いている。
「まずは街の中心部から回りましょう。便利さ重視です!」
「宿から通ってる今と変わらないじゃないか」
「でも師匠、仕事帰りにふらっと酒場とか寄れますよ」
「……俺に飲み歩けって言いたいのか」
「交友関係の拡大です!」
堂々と言い切られて、ファルコはため息をついた。
最初に見学したのは、大通りに面した石造りの二階家。外観は立派で、すぐにでも住めそうだ。だが――。
「……家賃、高っ」
提示された金額に、ファルコは目を丸くした。
「えっと、買うよりも、え、何倍?」
「そうなんです。冒険者は宿に泊まるのが普通なので、賃貸って流行らないんですよ」
「なんで存在してるんだこれ……」
「物好き向けです!」
笑顔で言われても納得はできなかった。
次に訪れたのは路地裏の小さな借家。庭はなく、台所も狭い。
「……落ち着かないな」
「え、師匠の机どこに置きます?」
「置く場所がない」
二人で同時に首を振り、早々に退散した。
さらに数軒回ってわかったことがある。
「結論。賃貸は割に合わない」
「はい。むしろ家を買った方が安いです」
「……そんな馬鹿な話があるか」
「この街では普通みたいですよ」
リンネはケロッとしているが、ファルコは頭を抱えた。宿より高い賃貸、買う方が安い家。常識が崩れていく気分だった。
昼を回り、二人は市場の屋台で軽く腹を満たした。焼き鳥串を頬張りながら、ファルコはぼそりと呟く。
「……郊外にしよう」
「え?」
「便利さは捨てる。静かで机が置けて、台所が広い家がいい。庭もあれば最高だ」
「おぉ~、条件出ましたね!」
リンネは目を輝かせ、地図をくるくる回した。
午後は郊外を歩き回った。道は緩やかに丘を登り、街並みを見下ろす景色が広がる。ここなら静かだろう、と期待して覗いた一軒目は――。
「でかすぎる」
「師匠、これ宿屋じゃないですか?」
「違うのか?」
「元宿屋だそうです」
即座に却下。
二軒目は茂みに囲まれた屋敷。
「ここは……雰囲気ありすぎるな」
「夜にゴースト出そうです!」
こちらも却下。
三軒目は川沿いの家だった。台所も広く、机も置けそうだ。だが――。
「……湿気すごくないか?」
「紙が全部ふやけますね」
「即却下」
夕方が近づく頃、二人はやや疲れた足取りで丘を上がっていった。
そこで目にしたのは、街の高台に建つ二階建ての家だった。
白い壁は少し古びているが、窓は大きく、ベランダがぐるりと回っている。
庭には枯れかけの草が茂っていたが、広さは十分。
元は商人が店兼自宅として使っていたらしい。
今は空き家で、前の住人は帝国のさらに向こうに移住したと聞いた。
ファルコは門の前で立ち止まった。
「……いいな」
「師匠、顔がにやけてます」
「にやけてない」
「にやけてます!」
思わず口元を押さえたが、心はもう決まっていた。
中を見せてもらうと、玄関は広く、奥には大きな居間。二階には書斎にできそうな部屋が並び、ベランダからは街が一望できた。
「机、置き放題じゃないですか!」
「台所も広い……調理器具を並べても余裕がある」
「庭もある! 子どもが走り回れるくらい!」
「子どもはいない」
「将来の話です!」
勢いに押され、ファルコは小さく咳払いをした。
「ここにするか」
短く呟くと、リンネは満面の笑みを浮かべた。
「大賛成です!」
その笑顔の裏に、「一緒に住み込む」という企みがあることをファルコはまだ知らない。
彼の頭の中は、ようやく宿暮らしを抜け出せる安堵と、自分の居場所を得られる喜びでいっぱいだった。
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