あの素晴らしい愛をもう一度

仏白目

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女性の店員に案内されて来たのは
小洒落た部屋だった ソファとテーブルしかないが 落ちつく部屋だった
「可愛い赤ちゃんですね」
椅子に座ると 紅茶をいれながら店員は
話しかけてきた
「もしかしてベンさんの子供ですか?」

「ど、どうしてわかるの?」
「なんとなく、そうかなぁって、ふふ」

女性店員の話ではベンは商会の使いで、
王都に行ってるから1週間は帰ってこないと言った

「いえね、前にもいたんですよ、ベンに会わせろ!って子供を連れてきた女性がね、その時は本人がいて対応されていたので
その先は分からないのですが、噂ではベンさん遊び人で複数人の女性と付き合っているとか、顔がいいからモテる見たいだけど店のものはみんな知ってるからねー、相手にしないもの、ふふっ」

「そ、そんな事いって、ベンに言いつけるわよ! あなたなんかクビになればいいんだわ!」

店員はキョトンとした顔をした後に 思い切り笑いながら
「なんでベンが私をクビにできるのよ?」
私と同じただの店員よ?経営者でもあるまいし!」

「えっ? だ、だってベンが商会ではえらい立場を任せられてるって・・・」

「あーおかしい、何それ?あいつ最低ね
貴方騙されたのよ?もう、店の信用にかかわるからオーナーに相談しなきゃ、きっとベンはクビになるわよ?ばかね」

「そんな・・・」

「まったく、子供が可哀想だわ、
1週間後 また来なさいよ、あいつ捕まえといてあげるから」

店員と約束して 宿に帰ることにした

レベッカの目論見は泡となって消えた
悪い方に転がり出したらどこまでも落ちて行くような不安に晒される

「なんでこんな事に・・・」


強欲なくせに浅慮なレベッカはまだ気が付いていない 全ての事は自分が起こしているのに
突然不幸に見舞われたような気分でいる
火種は自分が蒔いているというのに・・・









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