あの素晴らしい愛をもう一度

仏白目

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「セレス・ジャスミン伯爵様 本日はありがとうございました、子供達もみんな喜んでバザーに向けて作業するでしょう、当日が楽しみです!」

「ええ、シスター 私も頑張ってハンカチに刺繍をしてくるわ!みんなでがんばりましょうね」

「はーい!!」シスターの後ろで見送りに来ていた子供たちが楽しそうに返事をする

この教会はモーリスお父様が毎年寄付をしていた、私が伯爵になり教会の孤児院の様子を見にくると
ちょうど来週に行われるバザーの準備中だった
急遽私も参加する事になり、手伝いに来たのは今日で2回目、毎年手作りクッキーが
好評だと聞いたので今日は材料を差し入れた、小麦粉に砂糖やバター、ナッツ類 チョコやハーブ
料理長からのレシピを渡して、いつものクッキーとは別に作る事になった
シスターも子供達も喜んでくれた

私は当日までに刺繍入りのハンカチを出来るだけ頑張る事になった。

それじゃ、またねと子供達に手を振り
教会の外にでると、外は薄暗くなり始めていた
「セレス様 足下お気をつけてください」
マアサは階段を先におりて道向こうに待機していた馬車に合図をしている


階段を降り始めて ふと階段の隅に子供が座っているのに気がつく、まだ小さい子供で3歳位だろうか、教会の子では無いのだろうか?

「ねえ、どうしたの?そんな所に座って?」近くに寄ると、小さな女の子でぬいぐるみを抱きしめている

私を見上げた瞳は綺麗なエメラルドグリーンにピンク色の髪の毛は顎の長さで切り揃えられている。

「 ・・まってゆの」まだ小さなその子は舌足らずに話した

「誰かを待ってるのね?」

「うん、ベッカまってゆの・・
ふ、ふえ~ん えっ、えっ、えぐっ
ま、まっててぇゆっちゃの ふ、ふえ~」

これは、迷子か・・ おきざり?捨て子?

「あらあら、大丈夫よ、ね、泣かないで?
あなたの名前は?ベッカちゃん?ていうの?」

「ち、ちぁうのー チアラなの」
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