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おてんばプロレス史上初の敗者髪切りマッチ
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「次の大会では、ジュリー vs ダンプヤスオのスペシャルマッチをやるからね。負けた方が頭を丸刈りにするという条件では、どうかしら? ていうか、必ずやりましょう。男と女の命である髪の毛を賭けた丸刈りデスマッチ。どうか皆さんお楽しみに」。
おてんばプロレスの代表を務める日奈子のひとことがきっかけで、おてんばプロレス史上初の敗者髪切りマッチが実現した。
決戦の日は六月六日の午後六時。六・六・六という悪魔の数字が居並んだ梅雨入り前のことであった。会場はもちろんニューおてんば温泉の宴会場だ。運命の一戦ともいうべき髪切りマッチのほか、おてんばプロレスヘビー級チャンピオンの座を賭けたタイトルマッチが開催されることもあって、会場は“超”の字が五つぐらいつくのではないかと思われるほど、ボルテージがあがりまくっていた。
「地上最強の独り男組。ダンプヤスオの入場です!」というアナウンスが流れると、割れんばかりの「ヤスオ」コールが巻き起こった。元・女子で今はイケメンという特異なキャラクター。人気が出ないはずはなかった。大手を振って入場してくるヤスオのあとを「やちゅおー」といいながら、小さな子どもが三、四人、追いかけまわしてくる。「あらあら、危ないわよ」といって注意を促すお母さんに対し、「大丈夫ですから」といい、ヤスオがさわやかな笑顔をのぞかせた。
この日のヤスオは、背中に「俺は男だ」という文字が刺繍されたまっ白なガウンを着込んでいた。「ヤスオったら、すっかり男前になったべ。ちゃんとあそこも勃(た)つんだっちゃ!?」なんて、試合前から生ビールで顔をまっ赤にしているオッさん連中がセクハラともとれない言葉を投げつけてきたが、そこはまぁ片田舎のローカル団体ということで、どうかご勘弁を。
考えてみると、ヤスオにとっては久しぶりのリングイン。元・女子レスラーの赤毛のアン子としてリングに立って以来だから、そう――おそらくは一年ぶりぐらいか。このマットの感触。観客の熱い声援。やっぱりプロレスはやめられないとヤスオは思うのであった。
続いて「世界一の美女・ジュリー。ここに降臨!」というアナウンスが流れると、予想通りの「ジュリー」コールが大爆発した。ふだんはタイの首都・バンコクで、バンコクおてんばプロレスのプロデュースに専念しているジュリーだったが、この日の試合に出場すべく、昨夜遅くにバンコクのスワンナプーム国際空港を出発。今日はおてんば市郊外の空港から、そのままニューおてんば温泉の宴会場になだれ込むという無茶ぶりを発揮していたのである。
ジュリーのトレードマックでもあるピンクのコスチャームには、タイ語で“プロレス愛”という文字があしらわれてあった。「お帰りジュリー」という声が、会場のあちこちからはじけ飛んだ。「俺(おら)と一緒にラブホテルに行くべ」とかなんとか、酔いにまかせて暴言を吐きまくっているオッさん連中もいたが、あのねー、何度でもいうんだけど、ジュリーはあんたらと同じ♂なの。ちゃんとあそこがついているんだからね(著者談)。
試合に先がけてタイトルマッチ宣言ならぬ髪切りマッチ宣言がなされた。宣言を買って出たのは、ニューおてんば温泉の社長。社長自身もともとプロレス好きで、ひとり娘の浅子(リングネーム:スーパーアサコ)にいたっては、ほんまもんの女子プロレスラー(ジャパンなでしこプロレス所属)であった。「敗者はこのバリカンで頭を刈らせていただきます」なんていいながら、ネット通販で購入したという、いかめしいバリカンをちらつかせる社長に「おおっ」というどよめきが起こった。
運命を決する「カ~~~~ン」というゴングの音。「ファイト」といい、対戦を促すレフェリーも、これまたニューおてんば温泉の社長である。わずか十五秒ぐらいでレフェリー用のウェアーに着替えるという、あっと驚きの衣装早着替えをやってのけたのには度肝を抜かれた。
ジュリー自身、ヤスオが男子になる前の赤毛のアン子とは、五回だけ対戦したことがあった。五回のうち二回はシングルでの対戦となっており、戦績はジュリーの二連勝。いずれも土壇場でのサブミッション(関節技)で勝利をもぎとっていた。
「さぁ行くわよ」と自らに渇を入れながら、得意のサブミッションを試みようとするジュリーに対し、ヤスオが不意を突く飛び道具をくり出した。カウンターの胸元に刺さるドロップキックから、ジュリーの立ちあがりを狙ったフライングクロスチョップ。と思ったら、そこへ高速のセントーンを放ったのだから、さすがにたまらない。
カウントは――二・五。性別を男子にチェンジしてから、ヤスオの動きは“速く・鋭く・重く”進化を遂げていた。
一方のジュリーも男子(男の娘)ではあったが、ホルモン剤のせいなのか、全体的に華奢(きゃしゃ)で丸みを帯び、誰がどう見ても女子のボディーであった。パッと見た印象では、イケメンの男子がひ弱な美少女をいたぶっている感じ。
「なんだよー。天下のジュリーが、どうってことねえな」と雄叫びをあげると、ヤスオが一気に勝負に出た。自称・ヤスオズラリアットの三連発から、カナディアン・バックブリーカーの体勢からパワーボムを決めるという荒技に打って出たのである。
カウントは「ワン、ツ―、スリ‥‥」。なんと二・九九九で、すっかり女子っぽくなったジュリーのなで肩があがった。パワーボムによるフォールの体勢が、ちょっとエッチっぽいせいか、会場からは「ヤスオのドスケベ」「女子をいじめるな」という声がはじけ飛んだ。
すぐさまヤスオが「いや、僕は元・女子だから」なんていい訳めいたことをいっているが、それってどう考えても意味不明。元・女子で今は男子が、女子になりたい男子のことを押し倒してどうするつもりなのよ(by著者)。
「別に僕、男子とやりたいわけじゃないからね」なんて、ヤスオが卑猥なことを打ち消しているそのときのことであった。な、なんと――サブミッションの使い手であるジュリーが、一瞬の隙を突いて、腕ひしぎ十字固めを決めにかかったのである。一発で急所を突いており、それこそ完璧としかいいようがなかった。
「うぎゃ~っ」と叫びながら、苦悶の表情を浮かべるヤスオ。まさに逃げ場のない蟻地獄のような超絶技を食らいながら、耐えて耐えて耐え抜いたヤスオだったが、たちまち顔面が蒼白になった状況を見て「これは危ない」と判断したのだろう、結果は七分四十一秒、レフェリーストップによるジュリーの逆転勝利であった。
パワーボムによる一撃が効いているのか、しきりに後頭部を押さえながら、ジュリーが勝ち名乗りをあげた。ヤスオは「まだやれる。僕はギブアップなんかしていない」といい、悔しさを露(あら)わにしていたが、判定がくつがえることはなかった。
「なんだってんだよ、くそっ」と口にしながらも、いさぎよくバリカン刑を受けるヤスオに対し、会場から「いいぞ、男の中の男」という声が飛んだ。丸刈りになる前は見るからにイケメンのヤスオであったが、坊主頭は坊主頭で、これがまた悪くなかった。
おてんばプロレスの代表を務める日奈子のひとことがきっかけで、おてんばプロレス史上初の敗者髪切りマッチが実現した。
決戦の日は六月六日の午後六時。六・六・六という悪魔の数字が居並んだ梅雨入り前のことであった。会場はもちろんニューおてんば温泉の宴会場だ。運命の一戦ともいうべき髪切りマッチのほか、おてんばプロレスヘビー級チャンピオンの座を賭けたタイトルマッチが開催されることもあって、会場は“超”の字が五つぐらいつくのではないかと思われるほど、ボルテージがあがりまくっていた。
「地上最強の独り男組。ダンプヤスオの入場です!」というアナウンスが流れると、割れんばかりの「ヤスオ」コールが巻き起こった。元・女子で今はイケメンという特異なキャラクター。人気が出ないはずはなかった。大手を振って入場してくるヤスオのあとを「やちゅおー」といいながら、小さな子どもが三、四人、追いかけまわしてくる。「あらあら、危ないわよ」といって注意を促すお母さんに対し、「大丈夫ですから」といい、ヤスオがさわやかな笑顔をのぞかせた。
この日のヤスオは、背中に「俺は男だ」という文字が刺繍されたまっ白なガウンを着込んでいた。「ヤスオったら、すっかり男前になったべ。ちゃんとあそこも勃(た)つんだっちゃ!?」なんて、試合前から生ビールで顔をまっ赤にしているオッさん連中がセクハラともとれない言葉を投げつけてきたが、そこはまぁ片田舎のローカル団体ということで、どうかご勘弁を。
考えてみると、ヤスオにとっては久しぶりのリングイン。元・女子レスラーの赤毛のアン子としてリングに立って以来だから、そう――おそらくは一年ぶりぐらいか。このマットの感触。観客の熱い声援。やっぱりプロレスはやめられないとヤスオは思うのであった。
続いて「世界一の美女・ジュリー。ここに降臨!」というアナウンスが流れると、予想通りの「ジュリー」コールが大爆発した。ふだんはタイの首都・バンコクで、バンコクおてんばプロレスのプロデュースに専念しているジュリーだったが、この日の試合に出場すべく、昨夜遅くにバンコクのスワンナプーム国際空港を出発。今日はおてんば市郊外の空港から、そのままニューおてんば温泉の宴会場になだれ込むという無茶ぶりを発揮していたのである。
ジュリーのトレードマックでもあるピンクのコスチャームには、タイ語で“プロレス愛”という文字があしらわれてあった。「お帰りジュリー」という声が、会場のあちこちからはじけ飛んだ。「俺(おら)と一緒にラブホテルに行くべ」とかなんとか、酔いにまかせて暴言を吐きまくっているオッさん連中もいたが、あのねー、何度でもいうんだけど、ジュリーはあんたらと同じ♂なの。ちゃんとあそこがついているんだからね(著者談)。
試合に先がけてタイトルマッチ宣言ならぬ髪切りマッチ宣言がなされた。宣言を買って出たのは、ニューおてんば温泉の社長。社長自身もともとプロレス好きで、ひとり娘の浅子(リングネーム:スーパーアサコ)にいたっては、ほんまもんの女子プロレスラー(ジャパンなでしこプロレス所属)であった。「敗者はこのバリカンで頭を刈らせていただきます」なんていいながら、ネット通販で購入したという、いかめしいバリカンをちらつかせる社長に「おおっ」というどよめきが起こった。
運命を決する「カ~~~~ン」というゴングの音。「ファイト」といい、対戦を促すレフェリーも、これまたニューおてんば温泉の社長である。わずか十五秒ぐらいでレフェリー用のウェアーに着替えるという、あっと驚きの衣装早着替えをやってのけたのには度肝を抜かれた。
ジュリー自身、ヤスオが男子になる前の赤毛のアン子とは、五回だけ対戦したことがあった。五回のうち二回はシングルでの対戦となっており、戦績はジュリーの二連勝。いずれも土壇場でのサブミッション(関節技)で勝利をもぎとっていた。
「さぁ行くわよ」と自らに渇を入れながら、得意のサブミッションを試みようとするジュリーに対し、ヤスオが不意を突く飛び道具をくり出した。カウンターの胸元に刺さるドロップキックから、ジュリーの立ちあがりを狙ったフライングクロスチョップ。と思ったら、そこへ高速のセントーンを放ったのだから、さすがにたまらない。
カウントは――二・五。性別を男子にチェンジしてから、ヤスオの動きは“速く・鋭く・重く”進化を遂げていた。
一方のジュリーも男子(男の娘)ではあったが、ホルモン剤のせいなのか、全体的に華奢(きゃしゃ)で丸みを帯び、誰がどう見ても女子のボディーであった。パッと見た印象では、イケメンの男子がひ弱な美少女をいたぶっている感じ。
「なんだよー。天下のジュリーが、どうってことねえな」と雄叫びをあげると、ヤスオが一気に勝負に出た。自称・ヤスオズラリアットの三連発から、カナディアン・バックブリーカーの体勢からパワーボムを決めるという荒技に打って出たのである。
カウントは「ワン、ツ―、スリ‥‥」。なんと二・九九九で、すっかり女子っぽくなったジュリーのなで肩があがった。パワーボムによるフォールの体勢が、ちょっとエッチっぽいせいか、会場からは「ヤスオのドスケベ」「女子をいじめるな」という声がはじけ飛んだ。
すぐさまヤスオが「いや、僕は元・女子だから」なんていい訳めいたことをいっているが、それってどう考えても意味不明。元・女子で今は男子が、女子になりたい男子のことを押し倒してどうするつもりなのよ(by著者)。
「別に僕、男子とやりたいわけじゃないからね」なんて、ヤスオが卑猥なことを打ち消しているそのときのことであった。な、なんと――サブミッションの使い手であるジュリーが、一瞬の隙を突いて、腕ひしぎ十字固めを決めにかかったのである。一発で急所を突いており、それこそ完璧としかいいようがなかった。
「うぎゃ~っ」と叫びながら、苦悶の表情を浮かべるヤスオ。まさに逃げ場のない蟻地獄のような超絶技を食らいながら、耐えて耐えて耐え抜いたヤスオだったが、たちまち顔面が蒼白になった状況を見て「これは危ない」と判断したのだろう、結果は七分四十一秒、レフェリーストップによるジュリーの逆転勝利であった。
パワーボムによる一撃が効いているのか、しきりに後頭部を押さえながら、ジュリーが勝ち名乗りをあげた。ヤスオは「まだやれる。僕はギブアップなんかしていない」といい、悔しさを露(あら)わにしていたが、判定がくつがえることはなかった。
「なんだってんだよ、くそっ」と口にしながらも、いさぎよくバリカン刑を受けるヤスオに対し、会場から「いいぞ、男の中の男」という声が飛んだ。丸刈りになる前は見るからにイケメンのヤスオであったが、坊主頭は坊主頭で、これがまた悪くなかった。
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