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男の娘と女の児(こ)のコラボレーション
男の娘・ジュリーに対して、トモはいわゆる“おなべさん”であった。身長はジュリーと同じぐらい。胸にはさらしブラでも着用しているのだろうか、パッと見の体型からは男子にしか見えなかった。黒っぽいチノパンに、まっ白なスニーカー。涼しげな目元には、サングラスがよく似合っていた。うっすらとひげが生えていると思いきや、どうやらそれはアイシャドウによる演出らしい。
自分のことを男子に見せるメイク術があるなんて、「さすがバンコクだわ」とジュリーは感心させられていた。トモの声がそれなりに男子っぽく聞こえるのは、本人いわく「特訓のたまもの」だとか。自分の体内で声を響かせる位置をちょっとずらすだけで、低音の声に変わるというのだ。唇をつんととがらせたその表情からして、ちょい悪男に見えなくもないトモ。男女の仲といえばそれまでだが、女子に憧れる男子のジュリーと、男子に憧れる女子のトモという関係性を考えると、なんともややこしい。
ジュリーが「日本での本業を活かし、バンコクでも編集のお仕事をしているの」と教えると、バンコクの交通広告系の代理店で働いているというトモが食いついてきた。
「あら、だったら一緒に組んで何かやろうよ。ジェンダーに悩む男女をターゲットに、イベントか何かやれないかしら。ねぇ何かいいアイデアない?」というトモに、いおうかどうか一瞬迷ったが、「うーん、それならプロレスがいいかもね」とジュリーは口火を切ったのであった。
「プロレスに関するプロデュースのことなら私にまかせて。トモちゃんの会社では、そうね~、BTSの車内広告、できれば動画が流せるようなデジタルサイネージの枠を押さえてもらうのがいいかもしれないわ。私や私の同僚―じつは元・女子で今は男子プロレスラーとして活躍している子がいるのよね―の動画を流してもいいだろうし、できるだけインパクトのあることを仕かけたいかな」。
そんなジュリーからの提案に「プロレス。それはグッドアイデアです」とトモが笑顔を投げかけてきた。
「どうせやるんだったら僕もプロレスを覚えようかな。ね、ジュリー。僕に日本流のプロレスを教えてよ。こう見えても、高校時代はサッカー部の猛者だったんだから」なんて口にしているが、プロレスとは関係ないでしょとジュリーは苦笑いを浮かべるのであった。
それでも「バンコクをもっとおもしろくしたい」という想いで、ふたりはお互いの夢をぶちまけ合った。国境や性別の違いを超えて、そこには確固たる友情の二文字が芽生えていったのである。
カレーが好きだというトモちゃんのことをアパートに招待し、ジュリー流シーフードカレーをご馳走したこともあったが、そのときばかりはちょっと慌ててしまった。ふたりでカレーを味わいながら、ちょっとだけタイビールを飲んだら、たちまちトモちゃんが酔いつぶれてしまい、その日はジュリーのアパートに泊まっていくことになったのだ。あいにくお布団がひと組しかないジュリーの部屋で、男女が肩を並べて寝るのはどうかとも思ったが、そこは男の娘と女の児という間柄である。夜の夜中にトモちゃんが寝ぼけて、ジュリーの体に抱きついてきたのはたしかだが、男女の関係にはなり得なかったので念のため。
トモちゃん自身はバンコク市内で双子の弟と一緒に暮らしているというが、その弟さんは男子を自認しているらしい。弟さんから見て、男子になりたがっているお姉さんって、一体どういう存在なのかしら――とジュリーは思うのであった。
ジュリーとトモのコラボレーションによる「バンコクおてんばプロレス☆男女大戦争」と銘打った企画を、おてんば企画のトップである日奈子にプレゼンテーションをすることになったのは、バンコクが雨季に突入した六月のことである。日奈子は当初「リモートでプレゼンして」なんていったのに、「トモちゃんにも会いたいし、やっぱりバンコクへ行くわ」といい出し、強行軍の日程で渡航してきた。
「は~い、ジュリー。しばらく会わないうちに、ずいぶんきれいになったじゃない。お化粧も上手になって、今のジュリーは女子以上に女子ね。桜模様のランジェリーを買ってきてあげたから、よかったら着てみて。これさえあれば、どんな男子も一撃よ」とかなんとかわめき立てながら、日奈子がお土産だというランジェリーをプレゼントしてくれた。
初めて会うトモに対しては、「あらあら、すっごいイケメンじゃない。こんなにかっこいいんじゃ、女子にしておくのはもったいないかもね。さっさと工事をして、男子になっちゃいなさい。お土産は何がいいか迷ったけど、トモちゃん、いや、トモ君にはこれを買ってきたわ。気に入ってくれるかしら?」といい、日奈子がトモに渡したのは、ベランダ用の鯉のぼりであった。
「日本らしくて、男の子向けで、みんなが喜ぶものといえば、これしかないと思ったのよね」という日奈子の心遣いに、トモは「ありがとうございます」とお辞儀をすると、満面の笑顔を咲かせるのであった。
この日、日奈子がジュリーやトモを誘い出したのは、バンコクの中心部にある商業ビルで大人気を博していた「さぼてん」という日本料理屋さんであった。純和風にアレンジされた窓からはBTSのサイアム駅が見える。このへんは人通りが多く、日本でいうと、まるで東京の銀座にでもいるような賑やかさだ。
焼き鳥やら冷ややっこやら、ひと通りのメニューを頼み終えると、生粋のバンコクっ子であるトモが切り出した。
「『バンコクおてんばプロレス☆男女大戦争』のスポンサーには、バンコクの郊外にある大手日系企業がすでに名乗りをあげています。交渉次第では、さらに五、六社、手をあげる企業が現れるでしょう。会場はサイアム駅から歩いて十分ほどの場所にあるホールを仮押さえしちゃいました。今、私が所属している広告代理店の経営陣も身を乗り出していて、一度日奈子社長にお会いしたいと話しています」。
そんなトモの言葉からは、今回のコラボレーションに賭ける熱い想いが伝わってきた。トモの気持ちに同調するかのように、「できればトモちゃんもプロレスデビューがしたくて、今いろいろな練習をこなしているところなんです」とジュリーがつけ加えた。
「大会まで間に合うかしら」というジュリーの問いかけに、トモは「もちろん間に合わせるとも(トモ)」と応じた。「あらまぁ、タイ人のダジャレなんて初めて聞いたわ」と日奈子がいうと、三人の間で屈託のない笑い声が起こった。
広告や編集の世界で生きている顔ぶれだけあって、その後は大会をビジネスとして成功させるべく、さまざまなアイデアが出された。会場なんか借りずに、BTSの車両の中で試合をやったらどうでしょう――というトモのアイデアには度肝を抜かれた。バンコクのエンタメらしく、ニューハーフショーとの共演もおもしろいかもしれない。
「今日はプレゼンテーションじゃなくて、ブレーンストーミングになっちゃったわね」と笑顔をのぞかせる日奈子が、「じつはもうひとつ、みんなにお土産があるのよね」というと、あっと驚くような発表がなされた。
「それはね、元・女子プロレスラーのアン子で、今は男子悪徳マネージャーとして売り出し中のダンプヤスオをバンコクに駐在させようと思うの。できればジュリーのお部屋に居候をさせてもらって、いずれはそうねぇ、タイ全土で興行ができたらなんて考えているわけ。もしトモちゃんがイケメンレスラーとして活躍したいんだったら、ヒール役のダンプヤスオと激闘をくり返して、やがては男子のチャンピオンベルトを巻くというシナリオもありかもしれないわ。だってこんなにイケメンなんだもーん」。
興奮すると、誰かれかまわずキスをしてしまうという癖がある日奈子だったが、案のじょうこの日はトモがターゲットにされてしまった。「きゃっ、だーい好き」なんて、目に見えないしっぽを振りながら迫りくる日奈子の淫乱ぶりに、すっかり酔いが醒(さ)めてしまったトモは、ひたすら苦笑いを続ける以外になかったのである。
それにつけても――あのヤスオがバンコクに駐在だなんて。まぁ、できれば日本人の話し相手がほしいと思っていたところだから、ちょうどいいかな。
「あっ、だったら日奈子社長。お布団だけはもうひと組必要なので、経費で買っちゃいますね」というジュリーに、飲んだくれの日奈子が「いいとも」と応えた。
自分のことを男子に見せるメイク術があるなんて、「さすがバンコクだわ」とジュリーは感心させられていた。トモの声がそれなりに男子っぽく聞こえるのは、本人いわく「特訓のたまもの」だとか。自分の体内で声を響かせる位置をちょっとずらすだけで、低音の声に変わるというのだ。唇をつんととがらせたその表情からして、ちょい悪男に見えなくもないトモ。男女の仲といえばそれまでだが、女子に憧れる男子のジュリーと、男子に憧れる女子のトモという関係性を考えると、なんともややこしい。
ジュリーが「日本での本業を活かし、バンコクでも編集のお仕事をしているの」と教えると、バンコクの交通広告系の代理店で働いているというトモが食いついてきた。
「あら、だったら一緒に組んで何かやろうよ。ジェンダーに悩む男女をターゲットに、イベントか何かやれないかしら。ねぇ何かいいアイデアない?」というトモに、いおうかどうか一瞬迷ったが、「うーん、それならプロレスがいいかもね」とジュリーは口火を切ったのであった。
「プロレスに関するプロデュースのことなら私にまかせて。トモちゃんの会社では、そうね~、BTSの車内広告、できれば動画が流せるようなデジタルサイネージの枠を押さえてもらうのがいいかもしれないわ。私や私の同僚―じつは元・女子で今は男子プロレスラーとして活躍している子がいるのよね―の動画を流してもいいだろうし、できるだけインパクトのあることを仕かけたいかな」。
そんなジュリーからの提案に「プロレス。それはグッドアイデアです」とトモが笑顔を投げかけてきた。
「どうせやるんだったら僕もプロレスを覚えようかな。ね、ジュリー。僕に日本流のプロレスを教えてよ。こう見えても、高校時代はサッカー部の猛者だったんだから」なんて口にしているが、プロレスとは関係ないでしょとジュリーは苦笑いを浮かべるのであった。
それでも「バンコクをもっとおもしろくしたい」という想いで、ふたりはお互いの夢をぶちまけ合った。国境や性別の違いを超えて、そこには確固たる友情の二文字が芽生えていったのである。
カレーが好きだというトモちゃんのことをアパートに招待し、ジュリー流シーフードカレーをご馳走したこともあったが、そのときばかりはちょっと慌ててしまった。ふたりでカレーを味わいながら、ちょっとだけタイビールを飲んだら、たちまちトモちゃんが酔いつぶれてしまい、その日はジュリーのアパートに泊まっていくことになったのだ。あいにくお布団がひと組しかないジュリーの部屋で、男女が肩を並べて寝るのはどうかとも思ったが、そこは男の娘と女の児という間柄である。夜の夜中にトモちゃんが寝ぼけて、ジュリーの体に抱きついてきたのはたしかだが、男女の関係にはなり得なかったので念のため。
トモちゃん自身はバンコク市内で双子の弟と一緒に暮らしているというが、その弟さんは男子を自認しているらしい。弟さんから見て、男子になりたがっているお姉さんって、一体どういう存在なのかしら――とジュリーは思うのであった。
ジュリーとトモのコラボレーションによる「バンコクおてんばプロレス☆男女大戦争」と銘打った企画を、おてんば企画のトップである日奈子にプレゼンテーションをすることになったのは、バンコクが雨季に突入した六月のことである。日奈子は当初「リモートでプレゼンして」なんていったのに、「トモちゃんにも会いたいし、やっぱりバンコクへ行くわ」といい出し、強行軍の日程で渡航してきた。
「は~い、ジュリー。しばらく会わないうちに、ずいぶんきれいになったじゃない。お化粧も上手になって、今のジュリーは女子以上に女子ね。桜模様のランジェリーを買ってきてあげたから、よかったら着てみて。これさえあれば、どんな男子も一撃よ」とかなんとかわめき立てながら、日奈子がお土産だというランジェリーをプレゼントしてくれた。
初めて会うトモに対しては、「あらあら、すっごいイケメンじゃない。こんなにかっこいいんじゃ、女子にしておくのはもったいないかもね。さっさと工事をして、男子になっちゃいなさい。お土産は何がいいか迷ったけど、トモちゃん、いや、トモ君にはこれを買ってきたわ。気に入ってくれるかしら?」といい、日奈子がトモに渡したのは、ベランダ用の鯉のぼりであった。
「日本らしくて、男の子向けで、みんなが喜ぶものといえば、これしかないと思ったのよね」という日奈子の心遣いに、トモは「ありがとうございます」とお辞儀をすると、満面の笑顔を咲かせるのであった。
この日、日奈子がジュリーやトモを誘い出したのは、バンコクの中心部にある商業ビルで大人気を博していた「さぼてん」という日本料理屋さんであった。純和風にアレンジされた窓からはBTSのサイアム駅が見える。このへんは人通りが多く、日本でいうと、まるで東京の銀座にでもいるような賑やかさだ。
焼き鳥やら冷ややっこやら、ひと通りのメニューを頼み終えると、生粋のバンコクっ子であるトモが切り出した。
「『バンコクおてんばプロレス☆男女大戦争』のスポンサーには、バンコクの郊外にある大手日系企業がすでに名乗りをあげています。交渉次第では、さらに五、六社、手をあげる企業が現れるでしょう。会場はサイアム駅から歩いて十分ほどの場所にあるホールを仮押さえしちゃいました。今、私が所属している広告代理店の経営陣も身を乗り出していて、一度日奈子社長にお会いしたいと話しています」。
そんなトモの言葉からは、今回のコラボレーションに賭ける熱い想いが伝わってきた。トモの気持ちに同調するかのように、「できればトモちゃんもプロレスデビューがしたくて、今いろいろな練習をこなしているところなんです」とジュリーがつけ加えた。
「大会まで間に合うかしら」というジュリーの問いかけに、トモは「もちろん間に合わせるとも(トモ)」と応じた。「あらまぁ、タイ人のダジャレなんて初めて聞いたわ」と日奈子がいうと、三人の間で屈託のない笑い声が起こった。
広告や編集の世界で生きている顔ぶれだけあって、その後は大会をビジネスとして成功させるべく、さまざまなアイデアが出された。会場なんか借りずに、BTSの車両の中で試合をやったらどうでしょう――というトモのアイデアには度肝を抜かれた。バンコクのエンタメらしく、ニューハーフショーとの共演もおもしろいかもしれない。
「今日はプレゼンテーションじゃなくて、ブレーンストーミングになっちゃったわね」と笑顔をのぞかせる日奈子が、「じつはもうひとつ、みんなにお土産があるのよね」というと、あっと驚くような発表がなされた。
「それはね、元・女子プロレスラーのアン子で、今は男子悪徳マネージャーとして売り出し中のダンプヤスオをバンコクに駐在させようと思うの。できればジュリーのお部屋に居候をさせてもらって、いずれはそうねぇ、タイ全土で興行ができたらなんて考えているわけ。もしトモちゃんがイケメンレスラーとして活躍したいんだったら、ヒール役のダンプヤスオと激闘をくり返して、やがては男子のチャンピオンベルトを巻くというシナリオもありかもしれないわ。だってこんなにイケメンなんだもーん」。
興奮すると、誰かれかまわずキスをしてしまうという癖がある日奈子だったが、案のじょうこの日はトモがターゲットにされてしまった。「きゃっ、だーい好き」なんて、目に見えないしっぽを振りながら迫りくる日奈子の淫乱ぶりに、すっかり酔いが醒(さ)めてしまったトモは、ひたすら苦笑いを続ける以外になかったのである。
それにつけても――あのヤスオがバンコクに駐在だなんて。まぁ、できれば日本人の話し相手がほしいと思っていたところだから、ちょうどいいかな。
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