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機人、ビッグウェーブに乗る
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俺が弁論王を倒したあの日から、ラメリカという国は変わってしまった。
ムチャクチャしている非営利団体の連中のことを、人間っぽいけど別の生物であることを、俺はあえて説明することはしなかった。
ただキャンプファイヤーにお邪魔したら死屍累々になっていただけだ。
ジェイソンもびっくりだよ。
だが、奴らが持っている棒をへし折って、「お前の正義の棒は折れた」「折った俺が正義」と言い張ると、なぜか自決するという裏技がすぐにラメリカ中に広まってしまったのだ。
これが広まるのに何があったのかは、完全に推測でしかない。
しかしどうやら、あの夜の事を目撃して、口コミで広める者がいたようだ。
これに関しては、オッサンはマジで何もやってない。
というか……非営利団体の奴らがヘイトを買い過ぎてたんだと思う。明らかに攻略法がラメリカに広まる速度が異常である。
まぁそんなわけで、ついに人々は自由を取り戻すために立ち上がったのだ。
非営利団体の武装パリピが勢力を失った今、人々を止めるものはない。
俺はこのなし崩し的に発生した革命に参加することにした。
これは狂いに狂ったラメリカを変える最後のチャンスだ。
なら、乗るしかない、このビッグウェーブに。
そんなわけで俺は、自由のために立ち上がったラメリカの人々と行軍中だ。
つい先日完成したばかりの、完成版のドワーフ戦車、「エイブラムス」後部のエンジングリルの上に乗った俺は、友軍が向かうその先を見る。
しかしそこで俺は眼前に起きている異常に気付く。
黒煙を上げ、燃え盛る街がそこにあったのだ。いったい何が起きている?
これまでラメリカの人々が開放した街では、ラメリカの軍隊が待ち構えていたが、彼らは「正しい武器」である木の棒や石しか持っていなかった。
連中にこれだけの抵抗ができるはずがない。
本来ラメリカ軍が持っていた、機関銃や戦車といった兵器は、その木の棒を揃えるために、非営利団体が引き取って、民間人に鉄クズとして売り払ったからだ。
いや……なんで戦車が木の棒に変わってんの?
どう考えても、非営利団体が売り上げを自分のポッケに入れてるよね?
どうしてこれに国がオッケーだしたの?
どうしてヨシ!っていったんですか?!
だめだ、常識的に考えようとすると、完全に頭がおかしくなる。
この世界の者を真面目に見ると、あらゆるものに突っ込みが必要になってしまう。
もう何も考えないようにしよう。きっとそのほうが良い。
さて、ラメリカの人たちもバカじゃないので、これまでの行軍でもむやみな略奪や破壊はしていない。となると、まともな軍隊がまだいたのだろうか?
そのまま進み続けると、いくつもの黒焦げになった戦車とすれ違った。
「……これはひどい一日になりそうだ。まだ始まったばかりだが」
「戦闘態勢に移行します!」
砲塔から身を乗り出して前を見ていたポルシュは、エイブラムスの中に入ると、手を伸ばしハッチの蓋をしめる。するとすこしして、砲塔の上にある平べったい形の第2砲塔が、さながら命を得たように動き出す。
「キングチハ」にさらなる改良を加えられできた「エイブラムス」の特徴は、この第二砲塔だ。
大砲が付いたメインの砲塔の上に、ラメリカのゲームやカメラの技術で無人化した小型で平べったい砲塔を追加したのだ。
この第二砲塔には、機関砲がついていて、偵察と気休め程度の攻撃ができる。
できることはこれだけだ。ほんの小さな要素の追加でしかない。しかし、この小さな追加の効果は、メチャクチャにデカいのである。
戦車の指揮官である車長が狙撃を心配せずに偵察でき、その車長一人の判断で敵を見つけた瞬間にバリバリッと機関砲で撃てる。
つまり、単騎での状況判断能力が、めっちゃ上がったのだ。
ついでにラメリカ仕様の通信機も追加したので、偵察で得られた情報を周囲の戦車と共有して連携取ることも可能。現状の能力としては申し分ない。
まだまだ電子戦機能なんかは不足しているが、そんなもんが使える連中はラメリカにもいないので不要だ。
火力、装甲、機動力は現状存在する戦車の中でも最高峰になった。
今乗っかっているエイブラムスは、おそらくロイがポトポトにもたらした設計図のコンセプト通りに作られたといってもいいだろうな。
その時だった、第二砲塔から外を見ていたポルシュが、何かを見つけたようだ。
『何かが飛んでいます……あれは!?まさかそんな?!』
「……なんだ、何を見た?」
「機人様です!!黒い、黒い機人様が!!」
「……何だと?!」
見あげた先にあったのは、他でもない、この俺をそのままスケールアップしたようなシルエットの黒い機人だ!!
「あれは!!大統領専用機『オレ・フォース・ワン』だ!!!!」
近くにいたラメリカ人が、驚がくした表情で叫んでいた。
「一体なんだ、その『オレ・フォース・ワン』とは?!」
「オレ・フォース・ワンはラメリカが危機に陥った時、大統領だけが登場することのできる、ラメリカ最強の兵器さ……まさかまだ実在してたなんて!」
「ああ、『俺がこそがパワーだ!』が口癖の、初代世界大統領、マシントンが残したと言われる、あの大統領専用機だ!!」
ざわ・・・ざわ・・・
なるほど、初代大統領、つまり機人が残したコピーか何かだろうか……?
しっかし小学生が考えたみてーな名前だな?
大統領専用機はこちらに向かって真っ直ぐに突っ込んでくる。
なら、迎え撃つしかないようだな。
『レッツパーリィ!!しねぇ機人!!!!』
……あああああ!!もうどうにでもなれ!!
(いくぞナビさん!)
(Cis. いい加減連中に付き合うのにも疲れてきたので、終わらすとしましょう)
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俺が弁論王を倒したあの日から、ラメリカという国は変わってしまった。
ムチャクチャしている非営利団体の連中のことを、人間っぽいけど別の生物であることを、俺はあえて説明することはしなかった。
ただキャンプファイヤーにお邪魔したら死屍累々になっていただけだ。
ジェイソンもびっくりだよ。
だが、奴らが持っている棒をへし折って、「お前の正義の棒は折れた」「折った俺が正義」と言い張ると、なぜか自決するという裏技がすぐにラメリカ中に広まってしまったのだ。
これが広まるのに何があったのかは、完全に推測でしかない。
しかしどうやら、あの夜の事を目撃して、口コミで広める者がいたようだ。
これに関しては、オッサンはマジで何もやってない。
というか……非営利団体の奴らがヘイトを買い過ぎてたんだと思う。明らかに攻略法がラメリカに広まる速度が異常である。
まぁそんなわけで、ついに人々は自由を取り戻すために立ち上がったのだ。
非営利団体の武装パリピが勢力を失った今、人々を止めるものはない。
俺はこのなし崩し的に発生した革命に参加することにした。
これは狂いに狂ったラメリカを変える最後のチャンスだ。
なら、乗るしかない、このビッグウェーブに。
そんなわけで俺は、自由のために立ち上がったラメリカの人々と行軍中だ。
つい先日完成したばかりの、完成版のドワーフ戦車、「エイブラムス」後部のエンジングリルの上に乗った俺は、友軍が向かうその先を見る。
しかしそこで俺は眼前に起きている異常に気付く。
黒煙を上げ、燃え盛る街がそこにあったのだ。いったい何が起きている?
これまでラメリカの人々が開放した街では、ラメリカの軍隊が待ち構えていたが、彼らは「正しい武器」である木の棒や石しか持っていなかった。
連中にこれだけの抵抗ができるはずがない。
本来ラメリカ軍が持っていた、機関銃や戦車といった兵器は、その木の棒を揃えるために、非営利団体が引き取って、民間人に鉄クズとして売り払ったからだ。
いや……なんで戦車が木の棒に変わってんの?
どう考えても、非営利団体が売り上げを自分のポッケに入れてるよね?
どうしてこれに国がオッケーだしたの?
どうしてヨシ!っていったんですか?!
だめだ、常識的に考えようとすると、完全に頭がおかしくなる。
この世界の者を真面目に見ると、あらゆるものに突っ込みが必要になってしまう。
もう何も考えないようにしよう。きっとそのほうが良い。
さて、ラメリカの人たちもバカじゃないので、これまでの行軍でもむやみな略奪や破壊はしていない。となると、まともな軍隊がまだいたのだろうか?
そのまま進み続けると、いくつもの黒焦げになった戦車とすれ違った。
「……これはひどい一日になりそうだ。まだ始まったばかりだが」
「戦闘態勢に移行します!」
砲塔から身を乗り出して前を見ていたポルシュは、エイブラムスの中に入ると、手を伸ばしハッチの蓋をしめる。するとすこしして、砲塔の上にある平べったい形の第2砲塔が、さながら命を得たように動き出す。
「キングチハ」にさらなる改良を加えられできた「エイブラムス」の特徴は、この第二砲塔だ。
大砲が付いたメインの砲塔の上に、ラメリカのゲームやカメラの技術で無人化した小型で平べったい砲塔を追加したのだ。
この第二砲塔には、機関砲がついていて、偵察と気休め程度の攻撃ができる。
できることはこれだけだ。ほんの小さな要素の追加でしかない。しかし、この小さな追加の効果は、メチャクチャにデカいのである。
戦車の指揮官である車長が狙撃を心配せずに偵察でき、その車長一人の判断で敵を見つけた瞬間にバリバリッと機関砲で撃てる。
つまり、単騎での状況判断能力が、めっちゃ上がったのだ。
ついでにラメリカ仕様の通信機も追加したので、偵察で得られた情報を周囲の戦車と共有して連携取ることも可能。現状の能力としては申し分ない。
まだまだ電子戦機能なんかは不足しているが、そんなもんが使える連中はラメリカにもいないので不要だ。
火力、装甲、機動力は現状存在する戦車の中でも最高峰になった。
今乗っかっているエイブラムスは、おそらくロイがポトポトにもたらした設計図のコンセプト通りに作られたといってもいいだろうな。
その時だった、第二砲塔から外を見ていたポルシュが、何かを見つけたようだ。
『何かが飛んでいます……あれは!?まさかそんな?!』
「……なんだ、何を見た?」
「機人様です!!黒い、黒い機人様が!!」
「……何だと?!」
見あげた先にあったのは、他でもない、この俺をそのままスケールアップしたようなシルエットの黒い機人だ!!
「あれは!!大統領専用機『オレ・フォース・ワン』だ!!!!」
近くにいたラメリカ人が、驚がくした表情で叫んでいた。
「一体なんだ、その『オレ・フォース・ワン』とは?!」
「オレ・フォース・ワンはラメリカが危機に陥った時、大統領だけが登場することのできる、ラメリカ最強の兵器さ……まさかまだ実在してたなんて!」
「ああ、『俺がこそがパワーだ!』が口癖の、初代世界大統領、マシントンが残したと言われる、あの大統領専用機だ!!」
ざわ・・・ざわ・・・
なるほど、初代大統領、つまり機人が残したコピーか何かだろうか……?
しっかし小学生が考えたみてーな名前だな?
大統領専用機はこちらに向かって真っ直ぐに突っ込んでくる。
なら、迎え撃つしかないようだな。
『レッツパーリィ!!しねぇ機人!!!!』
……あああああ!!もうどうにでもなれ!!
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