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目覚め 1-1
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声が聞こえる。穏やかで、優しい声。
絵本を読み上げているみたいな、聞いていてとても心地がいい。
ふわふわと夢うつつの状態で、しばらくの間穏やかな声を聞いていた。時折途切れるけれど、すぐそばに、穏やかな声の主がいる。
男の人の声。顔も知らない父親かと思ったけれど、すぐに違うとわかった。なぜだか分からないけれど、この人はわたしの大切な人だーー直感と言ってもいいかもしれない。
時々、穏やかな語りは詰まって、代わりに嗚咽混じりの懺悔のような言葉が聞こえる。
きっと、とても悲しい顔をしているんだろうな。大丈夫だよ、泣かないでって、抱きしめてあげたい。
なのに、体は言うことを聞いてくれない。瞼は重くて開かないし、ピクリとも反応しない体。
そのくせ意識だけがぼんやりとあって、もどかしかった。
その日も微睡みながら穏やかな声を聞いていた。声の主が、穏やかだけど、悲しそうな声で呟く。
「六花、もう一度……笑顔をーー」
「…………おはよう、そーちゃん」
「ーーっ! う、ぁ」
ふわふわと頼りなかった意識はクリアになり、あれ程重たかった瞼は自然と開いた。
途切れ途切れに聞こえた声は、聞く度に低くなっていって、成長していくのが良くわかった。
目を覚まして、視界に入ってきたのは、幼い頃のそーちゃんじゃなかった。相変わらずの目つきの悪さの面影はあっても、その顔も体も、すっかり成長していた。
教室の隅で縮まっていた小さな体はガッチリと逞しく、出会った頃は怖い印象を与えるだけだった目つきの悪さも、今は綺麗な顔立ちと相まって、美形だ。
驚いたように見開いた目に涙が浮かび、転校する前の日と同じようにくしゃくしゃにして、そーちゃんが嗚咽を漏らす。言葉にならないその声は、静かな部屋によく響いた。
歯を食いしばっているのか、少しだけ漏れる呻きが、わたしの頭を冷静にさせる。
そーちゃんは、生きている。あの日、真っ暗になる前にこの目で確かに確認した通り、五体満足でピンピンしている。
成長した体は、腰掛けていても大きく存在感がある。
その姿を見て、長い時間が経ったのだなぁと、スッキリした頭の中で考える。そーちゃんは、いくつになったんだろう。わたしは、いくつになったんだろう。
きっと、考えられないぐらいの時が経ったんだろうなぁ。
ーーあの日、わたしは死んだと、覚悟した。だけど実際は生きていて、よくわからないけれど長い時間眠っていて、そーちゃんとまた言葉を交わせられる。それだけで、充分だと思えた。
ーーーー今は、それだけで充分だよ。
この先、きっとわたしは沢山後悔するだろうから。目覚めたこの瞬間、自分の選択肢を後悔しなかったら、それでいい。
この一瞬の感情があれば、わたしは大丈夫。
「ふふ、そーちゃんは……わたしが眠っている間に随分と、泣き虫さんになったね」
「り、っか……お、れ……っ」
「いいんだよ。わたしーー今の、わたしは、後悔なんてしてないから」
笑いかける。初めて会った時と、同じ笑顔で。
泣かなくても、いいんだよ。あの日のわたしは、そーちゃんを後悔で押し潰したくて、助けたわけじゃないから。
体が勝手に動いていたの。考える暇なんてなかった。そーちゃんを助けたくて、わたしはあの瞬間、自分じゃなくてそーちゃんを選んだんだから。
怖くないよ、そーちゃんはそーちゃんで、わたしの大切な友達であることに変わりはない。だから、そーちゃんも怖がらないで?
あの頃からすごく背も伸びたし、声も低くなって、見た目はとっても変わったのに、中身は臆病なままだね。
ようやくそーちゃんが泣き止んで、落ち着いてから看護師さんとお医者さんを呼びに行ってくれた。
急いで来たのか、少し息を切らした様子のお医者さんが、目を丸くしている。後ろにいる看護師さんたちも、皆同じような顔をしている。鳩が豆鉄砲を食らったような顔って、こういうのを言うんだろうなって呑気に考える。
それがなんだかおかしくて、くすくす小さく笑う。お医者さんはもう一度目を丸くしてから、真面目な顔でベッドへ近付いてくる。そーちゃんが、少しだけ俯くのが見えた。
「事故の記憶もあるようだし、意識もハッキリしている。杠さん、私は今から君に、とてもショックなことを言わなくてはいけない。落ち着いて、聞けるかな?」
「大丈夫です。そーちゃんの姿を見たから、大体はわかったつもりです。わたしーー眠っていたんですね、何年間も」
「! そう、か。君はーーとても、落ち着いているね。しかし、後からショックや、事故の恐怖に襲われるかもしれない。念の為、カウンセリング……少し、お話をするだけでいいんだけど」
「わかりました、ありがとうございます」
精密検査とかその他諸々の検査は終わっているみたいで、10分ほど話をしたらそーちゃん以外の人達は、部屋から出ていった。
お医者さんも、看護師さんも、皆わたしが目を覚ましたことや何年間も眠っていたことを受け止めていることにとても驚いていた。
わたし自身、そこまで冷静なつもりはないし、落ち着いているわけもないと思う。
ただ、あの日ーー自分から沢山流れ出す温かい血と、どんどん冷たくなっていく体の感覚……自分は死ぬんだと理解した時と比べたらーーーー全然、平気だ。
今は、10月の下旬だと聞いた。どうりで、風がひんやりしているんけだ。事故に遭った時期も丁度、秋に差し掛かった頃。目を覚ましたのも、秋。不思議な偶然。
それよりも、さっきからずっと黙ったまま俯いているそーちゃんの方が心配。
確かに、お医者さんから告げられた時間はとても長く、現実とは中々思えなかったけれど。
それで、そーちゃんがお通夜みたいな顔して落ち込む必要なんて、ないのに。
そーちゃんのことを突き飛ばしたのはわたし。下手したら、突き飛ばされた勢いで頭を打ってそーちゃんがお陀仏していた可能性だってあるわけで。
だから、わたしは自分が生きていることにすごく驚いたし、嬉しかった。
だって、ぼんやりとした視界じゃなくて、しっかりと意識のある今、そーちゃんがちゃんと生きていたんだって、笑いかけることができるんだもの。
だけどーーわたしは、よく考える。
事故の時、もしも、立場が逆だったら? わたしはそーちゃんに突き飛ばされて、振り返った時には地面にそーちゃんが転がっていて、血を流し、動かなくなっていたら?
……嫌だ、怖い。そんなの、絶対、嫌だ。目の前で友達が自分を庇って車に轢かれて、ベッドの上で何年間も目を覚ますことなく、呼吸を繰り返すだけで眠り続けたら?
わたしだったら、多分耐えられない。そーちゃんみたいに、頻繁に会いに来て、話しかけて、目を覚ますかもわからないのに病院へ通い続けるなんてーー怖くて、できない。
そう考えたら、そーちゃんは臆病なままなんかじゃなかった。わたしの知らない恐怖と、一人で戦い続けていたんだ。
「そーちゃん」
「……六花」
「ごめんね。わたし、そーちゃんを独りにするところだった。怖かったよね、わたしだったら怖い。だからーーありがとう」
「俺、は……怖かった。怖くない、そばにいるーーそう言ってくれた六花が、俺から離れていくかもしれないのが怖くて、先に離れた。ただの、臆病者だ。勝手に逃げて、六花を傷付けて……挙句、時間まで奪った」
枯れ木みたいに細くなった腕を伸ばす。触れた頬は痩けていて、肌もカサカサしている。涙のあとが、乾いて残っていた。
窓から入ってくる、少しひんやりした風に、そーちゃんのサラサラした髪の毛が揺れる。
この髪を、触ることが好きだった。サラサラと指の隙間をすり抜けていく感触が楽しくて、よくせがんでは困りながらも触らせてくれるそーちゃんのやさしさが、大好きだった。
わたしが笑いかけると、躊躇いながらもぎこちなく笑い返してくれるのが大好きだった。魂が抜けたみたいに項垂れているそーちゃんの頬を、そっと撫でる。
優しい。優しすぎるよ、そーちゃん。
小さい頃はその優しさが大好きだったよ。でもね、今のそーちゃんの優しいは好きじゃないなぁ。だって、わたしの大好きな友達を泣かせて、苦しめて、そんな優しさなんてーーいらないよ。
確かに、離れないって伝えた次の日に何も言わずに引っ越すのは悲しかったけど、事故に遭う前にそーちゃんは一緒に歩いた通学路を歩いていた。
自意識過剰かもしれないけれど、わたしのことを気にかけて来てくれたのかなってちょっとだけ思ったんだ。そしたら嬉しくて、胸の奥が温かくなったんだよ。
そーちゃんといる時は、いつもそう。不器用で、勘違いされることも多かったけれど。本当は誰よりも優しい人だって、わたしは知ってたんだぁ。
わたしが眠っている間、ふわふわした意識の中で聞こえた穏やかな声は、そーちゃんだよね。
ずっと、ずっと、何年も……わたしのそばに居続けてくれて、ありがとう。だからね、思ったんだ。時間を奪っていたのはわたしの方。
優しさで苦しめて、眠っているだけでそばに縛って。だからーーわたしから、優しいあなたを解放させてあげなくちゃ。それが友達のわたしにできる、最大のことだよね?
「……その通りだね。わたしは大切な時間を、そーちゃんに奪われた。だから、これ以上奪わないで。そーちゃんーーわたしと関わるのを、やめてくれる?」
絵本を読み上げているみたいな、聞いていてとても心地がいい。
ふわふわと夢うつつの状態で、しばらくの間穏やかな声を聞いていた。時折途切れるけれど、すぐそばに、穏やかな声の主がいる。
男の人の声。顔も知らない父親かと思ったけれど、すぐに違うとわかった。なぜだか分からないけれど、この人はわたしの大切な人だーー直感と言ってもいいかもしれない。
時々、穏やかな語りは詰まって、代わりに嗚咽混じりの懺悔のような言葉が聞こえる。
きっと、とても悲しい顔をしているんだろうな。大丈夫だよ、泣かないでって、抱きしめてあげたい。
なのに、体は言うことを聞いてくれない。瞼は重くて開かないし、ピクリとも反応しない体。
そのくせ意識だけがぼんやりとあって、もどかしかった。
その日も微睡みながら穏やかな声を聞いていた。声の主が、穏やかだけど、悲しそうな声で呟く。
「六花、もう一度……笑顔をーー」
「…………おはよう、そーちゃん」
「ーーっ! う、ぁ」
ふわふわと頼りなかった意識はクリアになり、あれ程重たかった瞼は自然と開いた。
途切れ途切れに聞こえた声は、聞く度に低くなっていって、成長していくのが良くわかった。
目を覚まして、視界に入ってきたのは、幼い頃のそーちゃんじゃなかった。相変わらずの目つきの悪さの面影はあっても、その顔も体も、すっかり成長していた。
教室の隅で縮まっていた小さな体はガッチリと逞しく、出会った頃は怖い印象を与えるだけだった目つきの悪さも、今は綺麗な顔立ちと相まって、美形だ。
驚いたように見開いた目に涙が浮かび、転校する前の日と同じようにくしゃくしゃにして、そーちゃんが嗚咽を漏らす。言葉にならないその声は、静かな部屋によく響いた。
歯を食いしばっているのか、少しだけ漏れる呻きが、わたしの頭を冷静にさせる。
そーちゃんは、生きている。あの日、真っ暗になる前にこの目で確かに確認した通り、五体満足でピンピンしている。
成長した体は、腰掛けていても大きく存在感がある。
その姿を見て、長い時間が経ったのだなぁと、スッキリした頭の中で考える。そーちゃんは、いくつになったんだろう。わたしは、いくつになったんだろう。
きっと、考えられないぐらいの時が経ったんだろうなぁ。
ーーあの日、わたしは死んだと、覚悟した。だけど実際は生きていて、よくわからないけれど長い時間眠っていて、そーちゃんとまた言葉を交わせられる。それだけで、充分だと思えた。
ーーーー今は、それだけで充分だよ。
この先、きっとわたしは沢山後悔するだろうから。目覚めたこの瞬間、自分の選択肢を後悔しなかったら、それでいい。
この一瞬の感情があれば、わたしは大丈夫。
「ふふ、そーちゃんは……わたしが眠っている間に随分と、泣き虫さんになったね」
「り、っか……お、れ……っ」
「いいんだよ。わたしーー今の、わたしは、後悔なんてしてないから」
笑いかける。初めて会った時と、同じ笑顔で。
泣かなくても、いいんだよ。あの日のわたしは、そーちゃんを後悔で押し潰したくて、助けたわけじゃないから。
体が勝手に動いていたの。考える暇なんてなかった。そーちゃんを助けたくて、わたしはあの瞬間、自分じゃなくてそーちゃんを選んだんだから。
怖くないよ、そーちゃんはそーちゃんで、わたしの大切な友達であることに変わりはない。だから、そーちゃんも怖がらないで?
あの頃からすごく背も伸びたし、声も低くなって、見た目はとっても変わったのに、中身は臆病なままだね。
ようやくそーちゃんが泣き止んで、落ち着いてから看護師さんとお医者さんを呼びに行ってくれた。
急いで来たのか、少し息を切らした様子のお医者さんが、目を丸くしている。後ろにいる看護師さんたちも、皆同じような顔をしている。鳩が豆鉄砲を食らったような顔って、こういうのを言うんだろうなって呑気に考える。
それがなんだかおかしくて、くすくす小さく笑う。お医者さんはもう一度目を丸くしてから、真面目な顔でベッドへ近付いてくる。そーちゃんが、少しだけ俯くのが見えた。
「事故の記憶もあるようだし、意識もハッキリしている。杠さん、私は今から君に、とてもショックなことを言わなくてはいけない。落ち着いて、聞けるかな?」
「大丈夫です。そーちゃんの姿を見たから、大体はわかったつもりです。わたしーー眠っていたんですね、何年間も」
「! そう、か。君はーーとても、落ち着いているね。しかし、後からショックや、事故の恐怖に襲われるかもしれない。念の為、カウンセリング……少し、お話をするだけでいいんだけど」
「わかりました、ありがとうございます」
精密検査とかその他諸々の検査は終わっているみたいで、10分ほど話をしたらそーちゃん以外の人達は、部屋から出ていった。
お医者さんも、看護師さんも、皆わたしが目を覚ましたことや何年間も眠っていたことを受け止めていることにとても驚いていた。
わたし自身、そこまで冷静なつもりはないし、落ち着いているわけもないと思う。
ただ、あの日ーー自分から沢山流れ出す温かい血と、どんどん冷たくなっていく体の感覚……自分は死ぬんだと理解した時と比べたらーーーー全然、平気だ。
今は、10月の下旬だと聞いた。どうりで、風がひんやりしているんけだ。事故に遭った時期も丁度、秋に差し掛かった頃。目を覚ましたのも、秋。不思議な偶然。
それよりも、さっきからずっと黙ったまま俯いているそーちゃんの方が心配。
確かに、お医者さんから告げられた時間はとても長く、現実とは中々思えなかったけれど。
それで、そーちゃんがお通夜みたいな顔して落ち込む必要なんて、ないのに。
そーちゃんのことを突き飛ばしたのはわたし。下手したら、突き飛ばされた勢いで頭を打ってそーちゃんがお陀仏していた可能性だってあるわけで。
だから、わたしは自分が生きていることにすごく驚いたし、嬉しかった。
だって、ぼんやりとした視界じゃなくて、しっかりと意識のある今、そーちゃんがちゃんと生きていたんだって、笑いかけることができるんだもの。
だけどーーわたしは、よく考える。
事故の時、もしも、立場が逆だったら? わたしはそーちゃんに突き飛ばされて、振り返った時には地面にそーちゃんが転がっていて、血を流し、動かなくなっていたら?
……嫌だ、怖い。そんなの、絶対、嫌だ。目の前で友達が自分を庇って車に轢かれて、ベッドの上で何年間も目を覚ますことなく、呼吸を繰り返すだけで眠り続けたら?
わたしだったら、多分耐えられない。そーちゃんみたいに、頻繁に会いに来て、話しかけて、目を覚ますかもわからないのに病院へ通い続けるなんてーー怖くて、できない。
そう考えたら、そーちゃんは臆病なままなんかじゃなかった。わたしの知らない恐怖と、一人で戦い続けていたんだ。
「そーちゃん」
「……六花」
「ごめんね。わたし、そーちゃんを独りにするところだった。怖かったよね、わたしだったら怖い。だからーーありがとう」
「俺、は……怖かった。怖くない、そばにいるーーそう言ってくれた六花が、俺から離れていくかもしれないのが怖くて、先に離れた。ただの、臆病者だ。勝手に逃げて、六花を傷付けて……挙句、時間まで奪った」
枯れ木みたいに細くなった腕を伸ばす。触れた頬は痩けていて、肌もカサカサしている。涙のあとが、乾いて残っていた。
窓から入ってくる、少しひんやりした風に、そーちゃんのサラサラした髪の毛が揺れる。
この髪を、触ることが好きだった。サラサラと指の隙間をすり抜けていく感触が楽しくて、よくせがんでは困りながらも触らせてくれるそーちゃんのやさしさが、大好きだった。
わたしが笑いかけると、躊躇いながらもぎこちなく笑い返してくれるのが大好きだった。魂が抜けたみたいに項垂れているそーちゃんの頬を、そっと撫でる。
優しい。優しすぎるよ、そーちゃん。
小さい頃はその優しさが大好きだったよ。でもね、今のそーちゃんの優しいは好きじゃないなぁ。だって、わたしの大好きな友達を泣かせて、苦しめて、そんな優しさなんてーーいらないよ。
確かに、離れないって伝えた次の日に何も言わずに引っ越すのは悲しかったけど、事故に遭う前にそーちゃんは一緒に歩いた通学路を歩いていた。
自意識過剰かもしれないけれど、わたしのことを気にかけて来てくれたのかなってちょっとだけ思ったんだ。そしたら嬉しくて、胸の奥が温かくなったんだよ。
そーちゃんといる時は、いつもそう。不器用で、勘違いされることも多かったけれど。本当は誰よりも優しい人だって、わたしは知ってたんだぁ。
わたしが眠っている間、ふわふわした意識の中で聞こえた穏やかな声は、そーちゃんだよね。
ずっと、ずっと、何年も……わたしのそばに居続けてくれて、ありがとう。だからね、思ったんだ。時間を奪っていたのはわたしの方。
優しさで苦しめて、眠っているだけでそばに縛って。だからーーわたしから、優しいあなたを解放させてあげなくちゃ。それが友達のわたしにできる、最大のことだよね?
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