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「やっほー、元気にしてる?」
見慣れた姿と呑気な声に、脱力する。笑顔でひらひらとこちらに向かって適当に手を振ってくる相手を、半目で見やる。
携帯電話を片手に弄りながら、リモコンでチャンネルを変えるという微妙に器用なことをしている。
いつも通りの姿に、どこか安堵を覚える。待っていたのは、そーちゃんの従姉である、真理夏だ。
確か、20歳は超えていたはず。
度々遊びに来るから、一々鍵を開けに行くのも面倒だからスペアキーを渡したのである。なので、出入り自由。
ショートパンツから見える、程よく焼け引き締まった足が眩しい。
真理夏とは、そーちゃんと知り合った頃からの付き合いで、5歳年上のお姉さん的存在だった。
優しく穏やかで、怒ると物凄く怖かったのを覚えている。事故に遭う前は、中学のセーラー服に身を包んでいた記憶があるけど、今の真理夏はすっかり大人びている。
だぼっとしたパーカーにデニムのショートパンツ。キラキラ光るネイルの施された綺麗な指先。メイクはどちらかと言えばナチュラル。緩く巻かれた茶色の髪の毛。
……まさしく今どきの若者って感じがする。
片手で弄っていた携帯電話をポケットに突っ込むと、相変わらず眩しい笑顔で抱きついてくる。
歩行に問題なし、杖は飾りのようなもの、という連絡は既に受けていたようで遠慮なく豊かな胸を押し付けてくる。
身長的に自然と顔が胸元に埋まって大変息苦しい。真理夏は、昔っからこうしてわたしに抱きついてくる。曰く、小動物を愛でる感覚、らしい。よく分からないけど。
わたしは、杖をテーブルに立てかけて真理夏のウエストに腕を回す。
体型が分かりづらいパーカーを着ているから見た目では分からないけど、抱きついてみると驚くほどウエストが細い。このままキュッと締めたら折れそうなぐらい細い。
でも、ただ細いだけじゃない。女性らしく柔らかくて、同性から見ても比べること自体がおこがましいと感じるほど、圧倒的差だった。
くぅ、これが天が二物を与えるというやつか。顔良しスタイル良し中身良し。おのれ、三物も与えている……っ。
真理夏は昔っから美人だったし、優しくて気配りができて、料理が壊滅的なのは置いておくとして、その場にいるだけで花が咲いたようなーーそんな感じ。
考えながらぎゅうぎゅう抱きついていると、頭になにか触った感触に飛び退く。
立てかけていた杖が、振動で傾きそのまま床に倒れた。
「ごめん、思わず手が伸びた」
「ううん、大丈夫。条件反射みたいなものだから、わたしこそごめんね」
物心ついた時には、家に父親という存在はいなくて、それがわたしにとっての当たり前。
母は元々仕事人間で、家の中でもずっとパソコンの画面とにらめっこしていた。会話なんてものはないから、わたしは母の仕事を邪魔しないよう、部屋の隅っこで一人お人形遊びをしていた。
仕事の都合上転勤が多く、一つの場所に留まることが少なかった。5歳ぐらいから、家にいても暇だからという理由で外をふらつくように。公園まで歩いて行き、遊んでいる子達に声をかけて一緒に遊ぶ。
誰かと遊ぶのは、公園で覚えた。
家で話さないから、慣れなくて時々つっかえながら喋るわたしのことを笑う子もいたけど、幸いなことに仲間はずれにされることはなかった。
だけど、ある日のこと。遊んでいた女の子の所へ母親が迎えにきて、嬉しそうに笑いながら女の子の頭を優しく撫でた。女の子も嬉しそうに笑っていた。
家にないことがーー幼いわたしにとっては不気味以外の何者でもなかった。
抱きつかれることも最初は鳥肌が立つほど怖くて嫌だった。
頭を撫でられるのも、抱きしめられるのも、全部絵本やテレビの中だけのものであって、わたしにとっての当たり前ではなかったから。
真理夏はそのことを理解して、慣れるまでは極力触れないでいてくれたし、そーちゃんも触れなかった。
人とは案外慣れるもので、今は真理夏に抱きつかれても平気だし、そーちゃんの髪を触るのも平気。
ただ、頭だけはーーーー公園で見た、嬉しそうに我が子の頭を撫でる母親の姿が母と重ならなくて、今でも反射的に引いてしまう。
落ち込みを隠すように笑う真理夏を見て、そーちゃんの手紙の存在を思い出す。真理夏に声をかけて、自室で封を開く。
ふかふかのベッドの上で便箋を広げてみると、計10枚あった。ちなみに重しは入っていなかったので、便箋だけの重さだった模様。
便箋の右上には順番通りに数字が書いてあり、読みやすくするための工夫がされているところが、実にそーちゃんらしいなぁと思う。1の数字が書かれた便箋を広げ、読み始めること20分。
手紙を読むのに20分かかるとか、ある? 若干ぐったりしながらベッドに仰向けになって、目を閉じる。
手紙の内容は、小学校での思い出と、事故のこと。それから、わたしが眠り続けた6年間分の出来事が綴られていた。
そーちゃんがどの辺から本格的にグレ始めたのかまでこと細かく書いてくれた。
そして、謝罪の言葉で締めくくられていた。
どんな気持ちで6年もの間、わたしのそばに居続けてくれた思いが伝わってきて、うっすら開けた視界がにじむ。零れかけた涙を拭い、真理夏の元へ。
「話をする気になった?」
「うん。ありがとう。真理夏」
「善は急げってことで、行こうか」
真理夏に手を引かれ歩いていくと、家に入る前に軽口を叩いたあの人が立っていた。
真理夏を見て一礼すると、車を手で指す。中に入れってことだろう。2人で広々とした車内へ入ると、わたし達に気づかないぐらい落ち込んだ様子でそーちゃんが俯いていた。
ずーん、とか。チーン、みたいな効果音が似合いそうな雰囲気。のんびりと考えていると、真理夏に肘で突っつかれて本来の目的を思い出す。
しかし、いざ口に出そうとすると、病室でそーちゃんにぶつけた自分の醜い感情や突き放した言葉を思い出しどうしても尻込みする。
真理夏がついにしびれを切らしたようで、そーちゃんに声をかける。ビクリと肩を跳ねさせ驚いて、こちらにのろのろと視線を向けてから、固まる。
「そーちゃん……あの、手紙、読んだ。わたし、そーちゃんのこと、しばりたくなかった。罪悪感とかでそばにいられるなんて、嫌だった。だけど、そーちゃんは……友達として、ずっと待っててくれたんだね。気づかなくて、ごめん。それから、ありがとう。わたし……これからはもっと、もっと友達を大事にするよ。そーちゃん、わたしと友達になってくれませんか?」
視線を泳がせながら、拙い言葉を紡いていく。
わたしはそーちゃんの気持ちなんて考えずに、自分の気持ちだけで突き放したんだ。
それが最適だと思ったから。友達として最後にできることと言ったら、そーちゃんから罪悪感を取り除いて、わたしにしばられず沢山の人と関わって欲しかったから。
それは、思いやりと言うにはあまりに不器用で、下手くそなやり方。
そんな方法しか選べなかった自分は、やっぱり成長が止まっているんだなぁと思う。勿論、そんなこと言い訳でしかないけど。
「俺は、六花のそばにいたい。全部自分の意思だよ、俺が好きでそばにいるんだ。どんな形であれ、そばにいられたら、それでいい」
その笑顔は、たまに見せてくれたあの不器用な笑顔。
隣では、真理夏がそーちゃんを見ながら何か言いたげな様子で念力のように視線を送っていたけど、それに気づいたそーちゃんは視線を明後日の方向へ。
2人の間に微妙な空気が流れ、よくわからず首を傾げる。
運転席から、とってもわざとらしい咳払いが聞こえ、2人の微妙な空気が霧散する。シートに体を預け視線をあげながら、少し離れた位置に座っているそーちゃんに聞こえるか聞こえないかの大きさでぼやく。
「そうはヘタレ君だな」
「うるさぞ、真理夏」
「あは、聞こえてた? でもヘタレなのは事実じゃん。この純情乙女め」
「誰が乙女だっ」
何やらよくわからないことで言い争うを始めた2人を眺めながら、ようやくわたしの日常が始まるのだと、実感した。
春は別れの季節でもあり、同時に出会いの季節でもある。自然と口元が緩む。わたしは、新しい日常と出会ったのだと、これから始まる様々な出来事に思いを馳せる。
見慣れた姿と呑気な声に、脱力する。笑顔でひらひらとこちらに向かって適当に手を振ってくる相手を、半目で見やる。
携帯電話を片手に弄りながら、リモコンでチャンネルを変えるという微妙に器用なことをしている。
いつも通りの姿に、どこか安堵を覚える。待っていたのは、そーちゃんの従姉である、真理夏だ。
確か、20歳は超えていたはず。
度々遊びに来るから、一々鍵を開けに行くのも面倒だからスペアキーを渡したのである。なので、出入り自由。
ショートパンツから見える、程よく焼け引き締まった足が眩しい。
真理夏とは、そーちゃんと知り合った頃からの付き合いで、5歳年上のお姉さん的存在だった。
優しく穏やかで、怒ると物凄く怖かったのを覚えている。事故に遭う前は、中学のセーラー服に身を包んでいた記憶があるけど、今の真理夏はすっかり大人びている。
だぼっとしたパーカーにデニムのショートパンツ。キラキラ光るネイルの施された綺麗な指先。メイクはどちらかと言えばナチュラル。緩く巻かれた茶色の髪の毛。
……まさしく今どきの若者って感じがする。
片手で弄っていた携帯電話をポケットに突っ込むと、相変わらず眩しい笑顔で抱きついてくる。
歩行に問題なし、杖は飾りのようなもの、という連絡は既に受けていたようで遠慮なく豊かな胸を押し付けてくる。
身長的に自然と顔が胸元に埋まって大変息苦しい。真理夏は、昔っからこうしてわたしに抱きついてくる。曰く、小動物を愛でる感覚、らしい。よく分からないけど。
わたしは、杖をテーブルに立てかけて真理夏のウエストに腕を回す。
体型が分かりづらいパーカーを着ているから見た目では分からないけど、抱きついてみると驚くほどウエストが細い。このままキュッと締めたら折れそうなぐらい細い。
でも、ただ細いだけじゃない。女性らしく柔らかくて、同性から見ても比べること自体がおこがましいと感じるほど、圧倒的差だった。
くぅ、これが天が二物を与えるというやつか。顔良しスタイル良し中身良し。おのれ、三物も与えている……っ。
真理夏は昔っから美人だったし、優しくて気配りができて、料理が壊滅的なのは置いておくとして、その場にいるだけで花が咲いたようなーーそんな感じ。
考えながらぎゅうぎゅう抱きついていると、頭になにか触った感触に飛び退く。
立てかけていた杖が、振動で傾きそのまま床に倒れた。
「ごめん、思わず手が伸びた」
「ううん、大丈夫。条件反射みたいなものだから、わたしこそごめんね」
物心ついた時には、家に父親という存在はいなくて、それがわたしにとっての当たり前。
母は元々仕事人間で、家の中でもずっとパソコンの画面とにらめっこしていた。会話なんてものはないから、わたしは母の仕事を邪魔しないよう、部屋の隅っこで一人お人形遊びをしていた。
仕事の都合上転勤が多く、一つの場所に留まることが少なかった。5歳ぐらいから、家にいても暇だからという理由で外をふらつくように。公園まで歩いて行き、遊んでいる子達に声をかけて一緒に遊ぶ。
誰かと遊ぶのは、公園で覚えた。
家で話さないから、慣れなくて時々つっかえながら喋るわたしのことを笑う子もいたけど、幸いなことに仲間はずれにされることはなかった。
だけど、ある日のこと。遊んでいた女の子の所へ母親が迎えにきて、嬉しそうに笑いながら女の子の頭を優しく撫でた。女の子も嬉しそうに笑っていた。
家にないことがーー幼いわたしにとっては不気味以外の何者でもなかった。
抱きつかれることも最初は鳥肌が立つほど怖くて嫌だった。
頭を撫でられるのも、抱きしめられるのも、全部絵本やテレビの中だけのものであって、わたしにとっての当たり前ではなかったから。
真理夏はそのことを理解して、慣れるまでは極力触れないでいてくれたし、そーちゃんも触れなかった。
人とは案外慣れるもので、今は真理夏に抱きつかれても平気だし、そーちゃんの髪を触るのも平気。
ただ、頭だけはーーーー公園で見た、嬉しそうに我が子の頭を撫でる母親の姿が母と重ならなくて、今でも反射的に引いてしまう。
落ち込みを隠すように笑う真理夏を見て、そーちゃんの手紙の存在を思い出す。真理夏に声をかけて、自室で封を開く。
ふかふかのベッドの上で便箋を広げてみると、計10枚あった。ちなみに重しは入っていなかったので、便箋だけの重さだった模様。
便箋の右上には順番通りに数字が書いてあり、読みやすくするための工夫がされているところが、実にそーちゃんらしいなぁと思う。1の数字が書かれた便箋を広げ、読み始めること20分。
手紙を読むのに20分かかるとか、ある? 若干ぐったりしながらベッドに仰向けになって、目を閉じる。
手紙の内容は、小学校での思い出と、事故のこと。それから、わたしが眠り続けた6年間分の出来事が綴られていた。
そーちゃんがどの辺から本格的にグレ始めたのかまでこと細かく書いてくれた。
そして、謝罪の言葉で締めくくられていた。
どんな気持ちで6年もの間、わたしのそばに居続けてくれた思いが伝わってきて、うっすら開けた視界がにじむ。零れかけた涙を拭い、真理夏の元へ。
「話をする気になった?」
「うん。ありがとう。真理夏」
「善は急げってことで、行こうか」
真理夏に手を引かれ歩いていくと、家に入る前に軽口を叩いたあの人が立っていた。
真理夏を見て一礼すると、車を手で指す。中に入れってことだろう。2人で広々とした車内へ入ると、わたし達に気づかないぐらい落ち込んだ様子でそーちゃんが俯いていた。
ずーん、とか。チーン、みたいな効果音が似合いそうな雰囲気。のんびりと考えていると、真理夏に肘で突っつかれて本来の目的を思い出す。
しかし、いざ口に出そうとすると、病室でそーちゃんにぶつけた自分の醜い感情や突き放した言葉を思い出しどうしても尻込みする。
真理夏がついにしびれを切らしたようで、そーちゃんに声をかける。ビクリと肩を跳ねさせ驚いて、こちらにのろのろと視線を向けてから、固まる。
「そーちゃん……あの、手紙、読んだ。わたし、そーちゃんのこと、しばりたくなかった。罪悪感とかでそばにいられるなんて、嫌だった。だけど、そーちゃんは……友達として、ずっと待っててくれたんだね。気づかなくて、ごめん。それから、ありがとう。わたし……これからはもっと、もっと友達を大事にするよ。そーちゃん、わたしと友達になってくれませんか?」
視線を泳がせながら、拙い言葉を紡いていく。
わたしはそーちゃんの気持ちなんて考えずに、自分の気持ちだけで突き放したんだ。
それが最適だと思ったから。友達として最後にできることと言ったら、そーちゃんから罪悪感を取り除いて、わたしにしばられず沢山の人と関わって欲しかったから。
それは、思いやりと言うにはあまりに不器用で、下手くそなやり方。
そんな方法しか選べなかった自分は、やっぱり成長が止まっているんだなぁと思う。勿論、そんなこと言い訳でしかないけど。
「俺は、六花のそばにいたい。全部自分の意思だよ、俺が好きでそばにいるんだ。どんな形であれ、そばにいられたら、それでいい」
その笑顔は、たまに見せてくれたあの不器用な笑顔。
隣では、真理夏がそーちゃんを見ながら何か言いたげな様子で念力のように視線を送っていたけど、それに気づいたそーちゃんは視線を明後日の方向へ。
2人の間に微妙な空気が流れ、よくわからず首を傾げる。
運転席から、とってもわざとらしい咳払いが聞こえ、2人の微妙な空気が霧散する。シートに体を預け視線をあげながら、少し離れた位置に座っているそーちゃんに聞こえるか聞こえないかの大きさでぼやく。
「そうはヘタレ君だな」
「うるさぞ、真理夏」
「あは、聞こえてた? でもヘタレなのは事実じゃん。この純情乙女め」
「誰が乙女だっ」
何やらよくわからないことで言い争うを始めた2人を眺めながら、ようやくわたしの日常が始まるのだと、実感した。
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