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出会い 2-1
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キーボードを叩く音が静かな部屋に響く。
画面に表示された文字を目で追い、PCの横に置いたノートへ一心不乱にペンを走らせる。
ここふた月ほどでで、文字で埋め尽くされたノートを眺めて、わたしは一息つく。 PCを閉じて、うんと伸びをする。
少し休もうと思い、リビングへ向かう。
温めた牛乳へココアの粉を入れてスプーンでかき混ぜる。
甘い香りが鼻腔をくすぐる。口に含むと、温かいココアの味に口元が緩んだ。
マグカップを両手で包むように持ち、窓の外を眺める。
お飾りの杖は、外出時以外で持つことはない。片手が塞がって何かと不便だから。
外には、雲一つない青空が広がっている。
……事故に遭ったあの日も、こんな風に澄み切った青空が広がっていたような気がする。
マグカップをテーブルの上に置き、ベランダへ出る。今日は風が少し強い。北風なのか、日の当たっていないベランダは肌寒く感じられた。
上着を羽織ってくればよかったな、と考えるも引き返すのが面倒で結局少し冷えたベランダの手すりにもたれかかる。
眼下に広がる景色は、何てことない日常。小学生は友達と集まってランドセルを背負って無邪気に笑う。セーラー服に身を包んだ女の子は重たそうに学生鞄を持っている。ブレザーを着てネクタイを締めた高校生は携帯へ視線を落とし、片手で操作しながらのろのろと歩く。
そこには、どこにでも転がっていそうな日常が転がっていた。その日常から切り離された自分の立場に、顔をしかめる。
……ううん、そのための勉強だもの。大丈夫、小学校の分はもう終えたし、あとは中学校3年間分の勉強内容を頭へ叩き込むだけだ。
世の中には、通信制や定時制と言った、少し変わっている高校、大学がある。
ネットで探して見つけたのだけど、通学タイプや、自宅で勉強するタイプなど、同じ通信制や定時制でも様々はスタイルがあることを知った。
わたしは、電車で30分ほどの場所にある通信制高校を選んだ。
今は5月の半ば、ひと月と少しで小学校の勉強は終わった。
元々勉強は嫌いじゃいし、黙々とできるのは性に合っている気がする。基本関わりを持たない母は、わたしの部屋を当時のままにしていた。
……掃除や換気などもされていないので、埃が溜まっている。掃除を済ませてから、ローテーブルを出して勉強することにした。
母が暇つぶしのため、という理由で買ってくれたノートPCで検索すると小学生までの勉強内容は探せばすぐに出てきたし問題集なども無料でプリントアウト出来た。
母は相変わらず仕事人間だし、そーちゃんは学校始まっているだろうし、真理夏も大学がある。
誰も彼も皆、わたしに時間を割くほど暇じゃない。
だから、通信制高校を目標として小学校6年間分と中学校3年間分の勉強を済ませ、受験しようと決めた。
無料の資料請求もして、どんなところが自分に合うのかよく考えて、距離や学校の設備などいくつか候補を絞って見学へ行き、結果小春ノ高校という高校に決めた。
通学タイプ、自宅学習タイプと主に2種類ある。わたしは通学希望なので、通学タイプはとてもありがたい。通学タイプの人には制服も用意されているし、私服できても構わないそうな。
年齢層ば幅広い。10代から上は50代ぐらいまでいた。大人になってから、勉強をやり直したい、行けなかった高校へ通いたいという人が多かった。
通信制の高校を卒業すれば、進学希望の人はそのまま大学を受験できるし、就職希望の人は学校側が探してくれたり紹介してくれるところもあるようだった。
体が冷えてきたので部屋の中へ戻る。テーブルの上に置きっぱなしだったココアはすっかり冷めてしまっていて、わたしはそれを一気に飲み干す。
部屋に戻り、ノートPCで中学の勉強内容を調べていると、とある掲示板へたどり着いた。
小学校、中学校、高校ーーそれぞれの年に合わせたスレッドがあり、そこで勉強を教えあうと言った感じのサイト。
試しに中学生のスレッドを覗くと、現役の中3だという男子が受験生なのにやる気が出ない、どうしたらいい? という内容が書かれていた。
文字を追っていくと、楓、というHNの人がアドバイスを送っていた。その中に、気になるところがあった。
【後で貴方にメッセージを送るよ】
個人にメッセージを送れる機能なんてあったのか。そんな感想を抱いて他のスレッドを流し見すると、大体楓って人がの書き込みがあることに気づく。
常駐してるのかなー、なんて考えていると、さっきまでなかったスレッドが立つ。
【楓さんおねがいします! 金額5~2】、タイトルからして怪しげなスレッド。金額、とついてる時点でメッセージによる、金銭のやり取りがあるのだとすぐにわかる。
1分足らずで、そのスレッドが消える。更新しても、怪しげなスレッドは消えたまま。最初から、なかったかのように。
そんな奇妙な事が起こってから数日間、掲示板を観察していて気付いた。
ここでは楓さんは絶対的存在であり、少しでも批判したり文句を言うと、その人のアカウントが消される。それも、数分足らずで。
多分ーーこのサイトの管理人は、楓さんだ。わたしは試しにいくつかのスレッドに書き込みをしてみたら、すぐに楓さんから反応が来た。
常駐していること、自身に不利益のあることはすぐさま消すこと。数日前に怪しげなスレッドがたって以来、利用者はスレッドを新しく立てられなくなっていた。
楓さんに頼んでいたから、楓さんが管理人なんだろうと思う。
幼い頃から、母はPCとにらめっこしている姿を見ていた。
たまに疲れたのか、PCを閉じないままふらふらと部屋へ休みに行くことがあった。よく、その画面を覗いていた。
小学生になって、2年生に上がったばかりの頃、母が使っていたPCを捨てると言うので、もらうと言って貰った。
使い方は母を見ていたから知っていたし、ネットに広がる情報は、とても面白かった。だから、わたしがこの掲示板を見つけたのはきっと巡り合わせ。
これは、これからを変えるかもしれない大きなチャンスだと、確信する。
そうと決まればまずは楓さんがどんな人で、どういう書き込みをするのか、そしてどこに常駐しているのかを、調べなければ。
主にこの掲示板を活動の拠点としているみたいだけど、それは管理人なら納得出来ること。わたしが知りたいのは、楓さんが自身のサイト以外のサイトへどんな書き込みをしているのか。
楓さんという人物を追っていくにつれて、オカルト掲示板にたどり着いた。そこは都市伝説的な話や、心霊スポット巡りなどの書き込みがされる場所。
そこのスレッドのひとつに、ネットで見かける楓、というHNの人物は情報屋だと書かれていた。スレッドの主はこう綴っていた。
情報屋ーーそれは個人から大企業まで、ありとあらゆる情報を手にし、時には金に変え時には人を助ける。
……大抵はろくなことをしていない。誰かを助けるのだって、相手が膨大な金を積んだか偶然助かったかのどちらかなようなもの。
情報屋について、知っているのは名前と性別のみ。犬飼と名乗り、細身で童顔の男だということだけは知っている。
これから、情報屋について調べていこうと思う。何かあったら、ここに書き込むことにする。
9/7
今日は例の情報屋について大きな収穫があった!
あいつの住んでいるマンションの一室を特定することが出来た。同じくあいつを追っている一人を潜り込ませた。あとは連絡を待つだけだ。
10/1
何度か連絡が来たが、情報屋は背の高い女の秘書一人と中学生ぐらいの子供一人と一室で仕事をしているそうだ。
子供は人見知りが激しいようで、潜り込んだ仲間に中々警戒を解いてくれないと言っていた。焦らず、事を進めていきたいと思う。
10/11
ここがバレたかもしれない。
潜り込んだ仲間からの連絡が途絶えた。無事だろうか……。
10/11
このスレを立てた人の代わりに忠告しておこう。
下手な好奇心や下らない復讐心で、人生を棒に振らないことだね。彼は二度とネットに現れることはないだろうから。
そこで、書き込みは止まっていた。
画面に表示された文字を目で追い、PCの横に置いたノートへ一心不乱にペンを走らせる。
ここふた月ほどでで、文字で埋め尽くされたノートを眺めて、わたしは一息つく。 PCを閉じて、うんと伸びをする。
少し休もうと思い、リビングへ向かう。
温めた牛乳へココアの粉を入れてスプーンでかき混ぜる。
甘い香りが鼻腔をくすぐる。口に含むと、温かいココアの味に口元が緩んだ。
マグカップを両手で包むように持ち、窓の外を眺める。
お飾りの杖は、外出時以外で持つことはない。片手が塞がって何かと不便だから。
外には、雲一つない青空が広がっている。
……事故に遭ったあの日も、こんな風に澄み切った青空が広がっていたような気がする。
マグカップをテーブルの上に置き、ベランダへ出る。今日は風が少し強い。北風なのか、日の当たっていないベランダは肌寒く感じられた。
上着を羽織ってくればよかったな、と考えるも引き返すのが面倒で結局少し冷えたベランダの手すりにもたれかかる。
眼下に広がる景色は、何てことない日常。小学生は友達と集まってランドセルを背負って無邪気に笑う。セーラー服に身を包んだ女の子は重たそうに学生鞄を持っている。ブレザーを着てネクタイを締めた高校生は携帯へ視線を落とし、片手で操作しながらのろのろと歩く。
そこには、どこにでも転がっていそうな日常が転がっていた。その日常から切り離された自分の立場に、顔をしかめる。
……ううん、そのための勉強だもの。大丈夫、小学校の分はもう終えたし、あとは中学校3年間分の勉強内容を頭へ叩き込むだけだ。
世の中には、通信制や定時制と言った、少し変わっている高校、大学がある。
ネットで探して見つけたのだけど、通学タイプや、自宅で勉強するタイプなど、同じ通信制や定時制でも様々はスタイルがあることを知った。
わたしは、電車で30分ほどの場所にある通信制高校を選んだ。
今は5月の半ば、ひと月と少しで小学校の勉強は終わった。
元々勉強は嫌いじゃいし、黙々とできるのは性に合っている気がする。基本関わりを持たない母は、わたしの部屋を当時のままにしていた。
……掃除や換気などもされていないので、埃が溜まっている。掃除を済ませてから、ローテーブルを出して勉強することにした。
母が暇つぶしのため、という理由で買ってくれたノートPCで検索すると小学生までの勉強内容は探せばすぐに出てきたし問題集なども無料でプリントアウト出来た。
母は相変わらず仕事人間だし、そーちゃんは学校始まっているだろうし、真理夏も大学がある。
誰も彼も皆、わたしに時間を割くほど暇じゃない。
だから、通信制高校を目標として小学校6年間分と中学校3年間分の勉強を済ませ、受験しようと決めた。
無料の資料請求もして、どんなところが自分に合うのかよく考えて、距離や学校の設備などいくつか候補を絞って見学へ行き、結果小春ノ高校という高校に決めた。
通学タイプ、自宅学習タイプと主に2種類ある。わたしは通学希望なので、通学タイプはとてもありがたい。通学タイプの人には制服も用意されているし、私服できても構わないそうな。
年齢層ば幅広い。10代から上は50代ぐらいまでいた。大人になってから、勉強をやり直したい、行けなかった高校へ通いたいという人が多かった。
通信制の高校を卒業すれば、進学希望の人はそのまま大学を受験できるし、就職希望の人は学校側が探してくれたり紹介してくれるところもあるようだった。
体が冷えてきたので部屋の中へ戻る。テーブルの上に置きっぱなしだったココアはすっかり冷めてしまっていて、わたしはそれを一気に飲み干す。
部屋に戻り、ノートPCで中学の勉強内容を調べていると、とある掲示板へたどり着いた。
小学校、中学校、高校ーーそれぞれの年に合わせたスレッドがあり、そこで勉強を教えあうと言った感じのサイト。
試しに中学生のスレッドを覗くと、現役の中3だという男子が受験生なのにやる気が出ない、どうしたらいい? という内容が書かれていた。
文字を追っていくと、楓、というHNの人がアドバイスを送っていた。その中に、気になるところがあった。
【後で貴方にメッセージを送るよ】
個人にメッセージを送れる機能なんてあったのか。そんな感想を抱いて他のスレッドを流し見すると、大体楓って人がの書き込みがあることに気づく。
常駐してるのかなー、なんて考えていると、さっきまでなかったスレッドが立つ。
【楓さんおねがいします! 金額5~2】、タイトルからして怪しげなスレッド。金額、とついてる時点でメッセージによる、金銭のやり取りがあるのだとすぐにわかる。
1分足らずで、そのスレッドが消える。更新しても、怪しげなスレッドは消えたまま。最初から、なかったかのように。
そんな奇妙な事が起こってから数日間、掲示板を観察していて気付いた。
ここでは楓さんは絶対的存在であり、少しでも批判したり文句を言うと、その人のアカウントが消される。それも、数分足らずで。
多分ーーこのサイトの管理人は、楓さんだ。わたしは試しにいくつかのスレッドに書き込みをしてみたら、すぐに楓さんから反応が来た。
常駐していること、自身に不利益のあることはすぐさま消すこと。数日前に怪しげなスレッドがたって以来、利用者はスレッドを新しく立てられなくなっていた。
楓さんに頼んでいたから、楓さんが管理人なんだろうと思う。
幼い頃から、母はPCとにらめっこしている姿を見ていた。
たまに疲れたのか、PCを閉じないままふらふらと部屋へ休みに行くことがあった。よく、その画面を覗いていた。
小学生になって、2年生に上がったばかりの頃、母が使っていたPCを捨てると言うので、もらうと言って貰った。
使い方は母を見ていたから知っていたし、ネットに広がる情報は、とても面白かった。だから、わたしがこの掲示板を見つけたのはきっと巡り合わせ。
これは、これからを変えるかもしれない大きなチャンスだと、確信する。
そうと決まればまずは楓さんがどんな人で、どういう書き込みをするのか、そしてどこに常駐しているのかを、調べなければ。
主にこの掲示板を活動の拠点としているみたいだけど、それは管理人なら納得出来ること。わたしが知りたいのは、楓さんが自身のサイト以外のサイトへどんな書き込みをしているのか。
楓さんという人物を追っていくにつれて、オカルト掲示板にたどり着いた。そこは都市伝説的な話や、心霊スポット巡りなどの書き込みがされる場所。
そこのスレッドのひとつに、ネットで見かける楓、というHNの人物は情報屋だと書かれていた。スレッドの主はこう綴っていた。
情報屋ーーそれは個人から大企業まで、ありとあらゆる情報を手にし、時には金に変え時には人を助ける。
……大抵はろくなことをしていない。誰かを助けるのだって、相手が膨大な金を積んだか偶然助かったかのどちらかなようなもの。
情報屋について、知っているのは名前と性別のみ。犬飼と名乗り、細身で童顔の男だということだけは知っている。
これから、情報屋について調べていこうと思う。何かあったら、ここに書き込むことにする。
9/7
今日は例の情報屋について大きな収穫があった!
あいつの住んでいるマンションの一室を特定することが出来た。同じくあいつを追っている一人を潜り込ませた。あとは連絡を待つだけだ。
10/1
何度か連絡が来たが、情報屋は背の高い女の秘書一人と中学生ぐらいの子供一人と一室で仕事をしているそうだ。
子供は人見知りが激しいようで、潜り込んだ仲間に中々警戒を解いてくれないと言っていた。焦らず、事を進めていきたいと思う。
10/11
ここがバレたかもしれない。
潜り込んだ仲間からの連絡が途絶えた。無事だろうか……。
10/11
このスレを立てた人の代わりに忠告しておこう。
下手な好奇心や下らない復讐心で、人生を棒に振らないことだね。彼は二度とネットに現れることはないだろうから。
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