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わたしは、厄介なことに首を突っ込むことが大好きだ。しかし、好奇心は猫をも殺すと言うし、一旦忘れることにする。
今は大人しく勉強していよう。わたしの歩みたかった日常を、取り戻すために。
黙々と勉強を進めていると、携帯が鳴る。見ると、そーちゃんからラインがきていた。今から家に寄ってもいいかとだけ、短く表示されている。勿論、と返してベッドの上に携帯を放る。
どこでもあるありふれた日常。喉から手が出るほど、憧れていたもの。……もう、8歳の無鉄砲なわたしではいられない。
初夏の生温い空気がまとわりつく。澄み切った空は爽やかなのに、どうして地上は爽やかでないのか。太陽が元気よくわたしを照らしてくる、
暑い。さっきベランダへ出た時は日陰だったから少し肌寒さを感じたけど、日向は暑いぐらいだった。微妙に焼いてくる日差しに顔をしかめながら、携帯を握りしめて何度も画面を確認する。
10分前に送られてきたラインを見ながら、うろうろと無駄にマンションの前をウロつく。
18階のベランダと1階では風の強さも全然違う。高さがある分、やっぱり家の方が涼しい。
高層マンションに住むぐらいのお金を、母は一人で稼ぐ。
家庭を、子供を顧みない代わりに得るものだ。
高層マンションの一室なんかより、わたしは親子の会話が欲しかった。何も言わなくても渡されるお金より、母の作る温かいご飯が食べたかった。
それらは、叶わない夢。とっくに諦めなんてついていたと思っていたのに、案外わたしの心は打たれ強かったらしい。
PCの画面と向き合う母の背中に声をかける。大抵は無視される。たまに返ってくる言葉は忙しい、だけ。
これが鬱陶しいとか、うるさいと言われたらまだよかったのになぁと思う。悪意より、無関心の方が、よっぽどつらい。
数分の待ち時間が、すごく長いように感じられた。
そーちゃんの姿が見えて、思わずぶんぶんと手を振る。それに気付いたそーちゃんは、ゆるりと片手を上げてくれる。
そういう優しいところが、大好きだ。そういう優しさに、わたしは甘えきっている。……自分の醜い感情が顔を出してきて、慌てて押し込む。今はそんなことを感じている場合じゃない。
そーちゃんとの時間を、楽しく感じていたい。杖をついてそーちゃんの元へ行くと、何か持っているのが見えた。
「やる」
ずいっと押し付けるように渡されたのは、袋。有名な洋菓子の店のマークが、存在を主張している。
自分の手のひらに乗った小さな箱の入った袋に、はてと首を傾げ、そーちゃんを見る。そわそわと落ち着きのない姿。
これは一体何なんだろうと不思議に思っていると、ひょこりと顔を覗かせたのは真理夏。茶目っ気たっぷりのウインクをかまし、突っつくと言うより抉るに近い形で肘をぐりぐりとそーちゃんの脇腹に押し付けている。
真理夏からの圧に、口をへの字にして黙っていたそーちゃんが口を開く。
「……甘い物、好きだったろ。プリン、だけど……」
「……くれるの?」
「ん」
短い返事をして、ふいと顔を背ける。
白シャツに緩めたネクタイ、ジーパンという服装からして、恐らく学校の帰りなんだろうなぁというのはわかった。
しかしなぜ、プリン?
時たま、そーちゃんはよく分からない行動をすることがある。おまけに、真理夏もセットというのが珍しい。
そーちゃんは何かと世話を焼いてくる真理夏といるのが気恥しいと、避けていることが多いのに。ちなみにそれをわかっていて、あえて絡みに行くのが真理夏である。
まったくもっていい性格しているなぁと飽きれるばかり。てっきり今日もからかいにきたのかと思ったら、真理夏が近づいてきて耳打ちする。
「3ヶ月遅れだけど、誕生日プレゼントだってさ」
ニコニコと上機嫌なのがよくわかる。その笑顔は、穏やかで優しさに満ちていた。
真理夏は、何だかんだからかいながらもそーちゃんの心配をするし、世話を焼く。そーちゃんはそれが照れくさいのだと言っていたけど、わたしからすると少しだけ羨ましい悩みだった。
母は仕事のために生きているような人で、そもそも何でわたしを産んだのかもまったく理解できないぐらい。そんな母を持つと、保護者的存在であり、姉弟のような2人の関係は、羨ましくもあり妬ましくもあった。
ーーああ、これがわたしの日常だ。
同じ年頃の日常とはかけ離れていても、これがわたしにとっての当たり前の日常なんだと、深く実感する。
だからこそ、手放しちゃいけない。手放したくない。そーちゃんがいて、真理夏と笑えるこの日常を、わたしはずっと求めていたのだから。
「ありがとう、そーちゃん!」
いつものように笑いかければ、そーちゃんも少しだけ笑い返してくれる。その姿を微笑ましく見守る真理夏。
胸の中に広がる温かい感情に、落ち着くと同時にーーーー怖さを覚えた。一度失ったこの日常。果たしてわたしは、もう一度戻れるのだろうか。
……戻っても、いいのかな。そんな不安を拭うように、真理夏も袋を渡してくる。誕生日プレゼント、と言って渡された袋を開けると。花のチャームのついたネックレスが入っていた。
「そうが何あげたらいいか分からんって3ヶ月も悩むもんだからさぁ、あたしまで遅れちゃったんだよね。ごめんね。誕生日おめでとう、六花。……ほら、そうも!」
「……おめでとう」
「ーーっ、ありがとう2人とも! 大好き!」
勢いよく2人に抱きつくと、真理夏は抱きしめてくれたしそーちゃんは固まっていた。
わたしがわたしである限り、2人は、きっとそばに居続けてくれる。だからこそ、決めた。心の底で根を張るこの不安を、取り除かなくちゃ。
杠六花として生きていくために、わたしは眠り続けた6年間と、向き合わなければいけない。
家の中では杖を持っていないと気付いたそーちゃんは、不安そうな顔でじっと見ていたけど、大丈夫だよと笑ってみせると、少しだけ安心したように笑う。
プリンは滑らかで濃厚。とっても美味しかった。食べ終えてから、姿見の前で真理夏がくれたネックレスを格闘しながら付け、見せるとよく似合っていると笑ってくれた。
鏡の中で胸元で光る花のチャームを見て、自然と笑みが浮かぶ。
そーちゃんは学校についてあまり話したがらなかったから、真理夏が主に話していた。
沢山喋って、笑って、楽しい時間はあっという間にすぎてしまう。明日も大学だからと、真理夏が帰り支度をしている間に、そーちゃんから包みを渡され、わたしが口を開く前にそさくさと帰ってしまった。
しん、と静まり返った家にこみ上げてくる何かを感じ、ぐっと抑える。帰る直前、そーちゃんから貰った包みをそっと開けると、わたしとそーちゃん、真理夏の3人で録った写真の入った、桜が彩られた可愛い写真立てが。
写真立ての中で、笑顔を見せる幼い自分を複雑な思いで見て、写真を取り出そうと動かすと一枚のメッセージカードが床に落ちる。
慌てて拾う。そこには、そーちゃんの字で誕生日おめでとう、これからもそばにいると、書かれていた。
ぐっ、唇を噛み締める。
写真とメッセージカードを写真立てに戻し、自分の部屋に入る。テーブルの上に写真立てを置いて、PCを起動させる。
薄暗い部屋の中で例の掲示板を開く。
PCの明かりが部屋をぼんやりと照らす。管理人へ個別でメッセージを送る画面を睨みつけ、手を止める。
犬飼という情報屋について、考えた。危険だろうか、危険かもしれない。2人は心配するかな、それとも怒るかな。それともーーーー離れて行ってしまうかな。
ぐるぐる、悪い想像ばかりが頭の中に浮かんで、それらを振り払うようにキーボードを叩く。
<会いましょう>
送信ボタンをクリックする。沈みかけの夕日が、やけに赤く見えた。
わたしは、厄介なことに首を突っ込むことが大好きだ。しかし、好奇心は猫をも殺すと言うし、一旦忘れることにする。
今は大人しく勉強していよう。わたしの歩みたかった日常を、取り戻すために。
黙々と勉強を進めていると、携帯が鳴る。見ると、そーちゃんからラインがきていた。今から家に寄ってもいいかとだけ、短く表示されている。勿論、と返してベッドの上に携帯を放る。
どこでもあるありふれた日常。喉から手が出るほど、憧れていたもの。……もう、8歳の無鉄砲なわたしではいられない。
初夏の生温い空気がまとわりつく。澄み切った空は爽やかなのに、どうして地上は爽やかでないのか。太陽が元気よくわたしを照らしてくる、
暑い。さっきベランダへ出た時は日陰だったから少し肌寒さを感じたけど、日向は暑いぐらいだった。微妙に焼いてくる日差しに顔をしかめながら、携帯を握りしめて何度も画面を確認する。
10分前に送られてきたラインを見ながら、うろうろと無駄にマンションの前をウロつく。
18階のベランダと1階では風の強さも全然違う。高さがある分、やっぱり家の方が涼しい。
高層マンションに住むぐらいのお金を、母は一人で稼ぐ。
家庭を、子供を顧みない代わりに得るものだ。
高層マンションの一室なんかより、わたしは親子の会話が欲しかった。何も言わなくても渡されるお金より、母の作る温かいご飯が食べたかった。
それらは、叶わない夢。とっくに諦めなんてついていたと思っていたのに、案外わたしの心は打たれ強かったらしい。
PCの画面と向き合う母の背中に声をかける。大抵は無視される。たまに返ってくる言葉は忙しい、だけ。
これが鬱陶しいとか、うるさいと言われたらまだよかったのになぁと思う。悪意より、無関心の方が、よっぽどつらい。
数分の待ち時間が、すごく長いように感じられた。
そーちゃんの姿が見えて、思わずぶんぶんと手を振る。それに気付いたそーちゃんは、ゆるりと片手を上げてくれる。
そういう優しいところが、大好きだ。そういう優しさに、わたしは甘えきっている。……自分の醜い感情が顔を出してきて、慌てて押し込む。今はそんなことを感じている場合じゃない。
そーちゃんとの時間を、楽しく感じていたい。杖をついてそーちゃんの元へ行くと、何か持っているのが見えた。
「やる」
ずいっと押し付けるように渡されたのは、袋。有名な洋菓子の店のマークが、存在を主張している。
自分の手のひらに乗った小さな箱の入った袋に、はてと首を傾げ、そーちゃんを見る。そわそわと落ち着きのない姿。
これは一体何なんだろうと不思議に思っていると、ひょこりと顔を覗かせたのは真理夏。茶目っ気たっぷりのウインクをかまし、突っつくと言うより抉るに近い形で肘をぐりぐりとそーちゃんの脇腹に押し付けている。
真理夏からの圧に、口をへの字にして黙っていたそーちゃんが口を開く。
「……甘い物、好きだったろ。プリン、だけど……」
「……くれるの?」
「ん」
短い返事をして、ふいと顔を背ける。
白シャツに緩めたネクタイ、ジーパンという服装からして、恐らく学校の帰りなんだろうなぁというのはわかった。
しかしなぜ、プリン?
時たま、そーちゃんはよく分からない行動をすることがある。おまけに、真理夏もセットというのが珍しい。
そーちゃんは何かと世話を焼いてくる真理夏といるのが気恥しいと、避けていることが多いのに。ちなみにそれをわかっていて、あえて絡みに行くのが真理夏である。
まったくもっていい性格しているなぁと飽きれるばかり。てっきり今日もからかいにきたのかと思ったら、真理夏が近づいてきて耳打ちする。
「3ヶ月遅れだけど、誕生日プレゼントだってさ」
ニコニコと上機嫌なのがよくわかる。その笑顔は、穏やかで優しさに満ちていた。
真理夏は、何だかんだからかいながらもそーちゃんの心配をするし、世話を焼く。そーちゃんはそれが照れくさいのだと言っていたけど、わたしからすると少しだけ羨ましい悩みだった。
母は仕事のために生きているような人で、そもそも何でわたしを産んだのかもまったく理解できないぐらい。そんな母を持つと、保護者的存在であり、姉弟のような2人の関係は、羨ましくもあり妬ましくもあった。
ーーああ、これがわたしの日常だ。
同じ年頃の日常とはかけ離れていても、これがわたしにとっての当たり前の日常なんだと、深く実感する。
だからこそ、手放しちゃいけない。手放したくない。そーちゃんがいて、真理夏と笑えるこの日常を、わたしはずっと求めていたのだから。
「ありがとう、そーちゃん!」
いつものように笑いかければ、そーちゃんも少しだけ笑い返してくれる。その姿を微笑ましく見守る真理夏。
胸の中に広がる温かい感情に、落ち着くと同時にーーーー怖さを覚えた。一度失ったこの日常。果たしてわたしは、もう一度戻れるのだろうか。
……戻っても、いいのかな。そんな不安を拭うように、真理夏も袋を渡してくる。誕生日プレゼント、と言って渡された袋を開けると。花のチャームのついたネックレスが入っていた。
「そうが何あげたらいいか分からんって3ヶ月も悩むもんだからさぁ、あたしまで遅れちゃったんだよね。ごめんね。誕生日おめでとう、六花。……ほら、そうも!」
「……おめでとう」
「ーーっ、ありがとう2人とも! 大好き!」
勢いよく2人に抱きつくと、真理夏は抱きしめてくれたしそーちゃんは固まっていた。
わたしがわたしである限り、2人は、きっとそばに居続けてくれる。だからこそ、決めた。心の底で根を張るこの不安を、取り除かなくちゃ。
杠六花として生きていくために、わたしは眠り続けた6年間と、向き合わなければいけない。
家の中では杖を持っていないと気付いたそーちゃんは、不安そうな顔でじっと見ていたけど、大丈夫だよと笑ってみせると、少しだけ安心したように笑う。
プリンは滑らかで濃厚。とっても美味しかった。食べ終えてから、姿見の前で真理夏がくれたネックレスを格闘しながら付け、見せるとよく似合っていると笑ってくれた。
鏡の中で胸元で光る花のチャームを見て、自然と笑みが浮かぶ。
そーちゃんは学校についてあまり話したがらなかったから、真理夏が主に話していた。
沢山喋って、笑って、楽しい時間はあっという間にすぎてしまう。明日も大学だからと、真理夏が帰り支度をしている間に、そーちゃんから包みを渡され、わたしが口を開く前にそさくさと帰ってしまった。
しん、と静まり返った家にこみ上げてくる何かを感じ、ぐっと抑える。帰る直前、そーちゃんから貰った包みをそっと開けると、わたしとそーちゃん、真理夏の3人で録った写真の入った、桜が彩られた可愛い写真立てが。
写真立ての中で、笑顔を見せる幼い自分を複雑な思いで見て、写真を取り出そうと動かすと一枚のメッセージカードが床に落ちる。
慌てて拾う。そこには、そーちゃんの字で誕生日おめでとう、これからもそばにいると、書かれていた。
ぐっ、唇を噛み締める。
写真とメッセージカードを写真立てに戻し、自分の部屋に入る。テーブルの上に写真立てを置いて、PCを起動させる。
薄暗い部屋の中で例の掲示板を開く。
PCの明かりが部屋をぼんやりと照らす。管理人へ個別でメッセージを送る画面を睨みつけ、手を止める。
犬飼という情報屋について、考えた。危険だろうか、危険かもしれない。2人は心配するかな、それとも怒るかな。それともーーーー離れて行ってしまうかな。
ぐるぐる、悪い想像ばかりが頭の中に浮かんで、それらを振り払うようにキーボードを叩く。
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