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第2部
第26話 「ハーブティー②」
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顔役からの返信は1時間後に来た。 オリエは返信の速やかさを喜び、内容に腹を立てた。 顔役はオリエの要請に応じるのではなく、ミツキを毒殺しろとオリエに命じてきたのだ。 返信には毒殺用のハーブが同封されていた。
「ふざけんじゃないわよ!」
オリエは毒殺用ハーブをゴミ箱に放り込むと、次なる手紙を猛然と認め始めた。
第二弾となる手紙でオリエは、自分がミツキの殺害に手を貸さないと強調したうえで、次のように説明した。
『わたしがクイックリングを篭絡すれば、ミツキを殺さずともボス連の問題は解消される。 問題の原因はマリカのポリシーとミツキの武力がくっついてることにあるのだから』
物わかりの悪いジュニアに状況を分かりやすく整理してやったわけだ。
さらにオリエは次のように約束した。
『わたしがミツキを手中に収め顔役に就任したら、マリカをジュニアに与える』
ミツキを手にする者が顔役の座も手にするのは当然の帰結だったし、ジュニアがマリカに懸想しているのは周知の事実だった。
◇
第二弾を受け取ったジュニアは隠密裏に各派閥のボスを招集してボス会議を開催した。 むろん、マリカはこの会議に呼ばれなかった。 このとき彼女は布団の中で、迫りくる絶望と闘っていた。
ボス会議は満場一致でオリエの提案を採用した。 ジュニア以外のボスにはメリットしかない話だったし、ジュニアにしても顔役ではなくなるが派閥ボスの地位までは失わない。 それに何より彼は、念願かなってマリカを手中に収めることができる。
ボス連は手持ちのハーブを拠出したり、山野に生えているものを派閥民に採集させたりして、その日のうちにオリエが要求する材料を揃えた。 普段は反目しあっている各派閥が、対マリカという目的で一致団結したのである。
「ふざけんじゃないわよ!」
オリエは毒殺用ハーブをゴミ箱に放り込むと、次なる手紙を猛然と認め始めた。
第二弾となる手紙でオリエは、自分がミツキの殺害に手を貸さないと強調したうえで、次のように説明した。
『わたしがクイックリングを篭絡すれば、ミツキを殺さずともボス連の問題は解消される。 問題の原因はマリカのポリシーとミツキの武力がくっついてることにあるのだから』
物わかりの悪いジュニアに状況を分かりやすく整理してやったわけだ。
さらにオリエは次のように約束した。
『わたしがミツキを手中に収め顔役に就任したら、マリカをジュニアに与える』
ミツキを手にする者が顔役の座も手にするのは当然の帰結だったし、ジュニアがマリカに懸想しているのは周知の事実だった。
◇
第二弾を受け取ったジュニアは隠密裏に各派閥のボスを招集してボス会議を開催した。 むろん、マリカはこの会議に呼ばれなかった。 このとき彼女は布団の中で、迫りくる絶望と闘っていた。
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