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第2部
第43話 「リンカン」
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翌日、マリカはミツキとずっと一緒に過ごすことにした。 ミツキの記憶に問題が残っていないことを確認するためだ。
記憶の確認にはこれまでの日常の色々なものに触れるのが良かろうということで、いまマリカはミツキと散歩に来ていた。 ヤマブキも一緒である。
だが散歩中にも、マリカの心を占めるのはパグルに出された課題のことばかり。 実家の危機を助けるためアガマサラ市へ帰還するにはボス連を皆殺しにせねばならない。
故郷に戻るうえでパグルの助力は必須である。 マリカはアガマサラ市の裏社会に接触する方法すら知らないのだから。 それにパグルの言い分も尤もだ。 現状のままでマリカがミツキとアガマサラ市へ帰還すれば、流刑地は元の弱肉強食に戻ってしまう。
(でもボス連を皆殺しだなんて...)
隣を歩くミツキがマリカの顔を見上げて問う。
「どうしたのマリカ? ずっと浮かない顔だけど」
パグルがマリカに実家の危機を告げたとき、ミツキはオリエのところにいた。 なのでミツキはマリカが抱える悩みを知らない。
「話せば長いんだけど...」
だからマリカは家に戻って話すことにした。
◇❖◇❖◇
自室のベッドにミツキと並んで座り、腰を据えて話し始めたマリカ。 だが、マリカの話は早々にミツキの質問に遮られた。
「ジッカって何?」
「実家っていうのはね」
実家の何たるかを説明し終えてマリカは話を再開したが、ミツキがまたすぐ話を腰を折る。
「けっきょく流刑地ってなんなのさ?」
マリカは流罪の何たるかからミツキに説明せねばならなかった。 家に戻って正解だった。
◇❖◇
流罪について説明し終えると当然のことながら、ミツキはマリカが流刑地に送られてきた理由を知りたがった。
「どうしてマリカは流罪になったの? 悪いことしたの?」
マリカが流罪になったのは4人のチンピラに輪姦されたからだ。 その輪姦がシンジュロウという婚約者に対する不貞行為とみなされ、マリカは被害者だというのに姦淫の罪で流刑に処された。
話すのは気が進まないが、どうせいつかはミツキに話すことになる。 マリカは重い口調で話し始めた。
「私が流罪になったのは、婚約者がいる身で輪姦されたからなの」
すると、すかさずミツキの質問が飛んできた。
「リンカンって何?」
◇❖◇
話すのは気が進まないが、輪姦の知識なくしてマリカの話は理解できない。 マリカは重い口調で話し始めた。
「輪姦っていうのはね...」
マリカが輪姦の概要について説明し終えると、ミツキはマリカが輪姦された状況を事細かに尋ねてきた。
「マリカはどこでリンカンされたの?」「誰も助けてくれなかったの?」「あ、相手は何人だったの? ハァハァ」
マリカが辛抱強くミツキの質問に付き合ううちに、ミツキがモジモジし始めた。 股間に手をやりモゾモゾと動かしたり、切なげに吐息を漏らしたり。
(やだ、この子わたしが輪姦された話を聞いて興奮してる...?)
「マ、マリカは ハァハァ どんなふうに体を押さえつけられたの?」
「いい加減にして!」
堪りかねたマリカはとうとうミツキを叱った。
するとミツキがマリカに襲いかかってきた。
「マリカっ!」
マリカの叱責が輪姦話にどうしようもなく興奮していたミツキの引き金を引いてしまったのだ。
「俺だってマリカをリンカンしたい!」
叫びつつミツキはマリカを押し倒そうとする。 が、マリカを押し倒すこと能わずマリカに軽々と受け止められた。 悲しいかなミツキはマリカより体重が10kg以上も少ない。
「あんたねえ...」 バカなの? 一人じゃ輪姦はできないのよ。
マリカに抱きすくめられながらもミツキは、息を荒げてマリカを押し倒そうとグイグイ体を押し付けてくる。
「リンカンっ! したい! 俺もマリカをっ」
「もうっ! 輪姦される女の子の身になってみなさい!」
ミツキにはおしおきが必要ね。 そう考えたマリカはミツキを押し倒して圧しかかり、固く熱く張り詰めたミツキの股間を手で刺激し始めた。 サワサワモミモミ。
「あっ、それダメっ! やめて」
「やめない」
マリカはミツキを押さえつけて容赦なくお触りを継続。 モミモミニギニギ。
そもそも興奮の極みにあったミツキはマリカの手がもたらす刺激に耐えられず、ほどなくして絶頂に達してしまった。
「ああっ」クフゥ
その途端に、雄々しく荒れ狂っていたミツキの体から力が抜ける。
「出ちゃった...」 パンツの中に出しちゃった。 マリカの中に出したかったのに。
ミツキは大層無念そうである。
それをマリカは冷たい目で眺める。 男って哀れな生き物ね。
「汚した下着は自分で洗濯しとくのよ?」
◇❖◇
「ごめんねマリカ。 俺が悪かった」
出すモノを出して理性を取り戻したミツキはマリカに謝罪した。
「分かればいいのよ。 もう二度とこんなことしないでね」
「うん、またリンカンの話を聞かせてね」 すっごく興奮した。
反省が不十分なミツキであった。
記憶の確認にはこれまでの日常の色々なものに触れるのが良かろうということで、いまマリカはミツキと散歩に来ていた。 ヤマブキも一緒である。
だが散歩中にも、マリカの心を占めるのはパグルに出された課題のことばかり。 実家の危機を助けるためアガマサラ市へ帰還するにはボス連を皆殺しにせねばならない。
故郷に戻るうえでパグルの助力は必須である。 マリカはアガマサラ市の裏社会に接触する方法すら知らないのだから。 それにパグルの言い分も尤もだ。 現状のままでマリカがミツキとアガマサラ市へ帰還すれば、流刑地は元の弱肉強食に戻ってしまう。
(でもボス連を皆殺しだなんて...)
隣を歩くミツキがマリカの顔を見上げて問う。
「どうしたのマリカ? ずっと浮かない顔だけど」
パグルがマリカに実家の危機を告げたとき、ミツキはオリエのところにいた。 なのでミツキはマリカが抱える悩みを知らない。
「話せば長いんだけど...」
だからマリカは家に戻って話すことにした。
◇❖◇❖◇
自室のベッドにミツキと並んで座り、腰を据えて話し始めたマリカ。 だが、マリカの話は早々にミツキの質問に遮られた。
「ジッカって何?」
「実家っていうのはね」
実家の何たるかを説明し終えてマリカは話を再開したが、ミツキがまたすぐ話を腰を折る。
「けっきょく流刑地ってなんなのさ?」
マリカは流罪の何たるかからミツキに説明せねばならなかった。 家に戻って正解だった。
◇❖◇
流罪について説明し終えると当然のことながら、ミツキはマリカが流刑地に送られてきた理由を知りたがった。
「どうしてマリカは流罪になったの? 悪いことしたの?」
マリカが流罪になったのは4人のチンピラに輪姦されたからだ。 その輪姦がシンジュロウという婚約者に対する不貞行為とみなされ、マリカは被害者だというのに姦淫の罪で流刑に処された。
話すのは気が進まないが、どうせいつかはミツキに話すことになる。 マリカは重い口調で話し始めた。
「私が流罪になったのは、婚約者がいる身で輪姦されたからなの」
すると、すかさずミツキの質問が飛んできた。
「リンカンって何?」
◇❖◇
話すのは気が進まないが、輪姦の知識なくしてマリカの話は理解できない。 マリカは重い口調で話し始めた。
「輪姦っていうのはね...」
マリカが輪姦の概要について説明し終えると、ミツキはマリカが輪姦された状況を事細かに尋ねてきた。
「マリカはどこでリンカンされたの?」「誰も助けてくれなかったの?」「あ、相手は何人だったの? ハァハァ」
マリカが辛抱強くミツキの質問に付き合ううちに、ミツキがモジモジし始めた。 股間に手をやりモゾモゾと動かしたり、切なげに吐息を漏らしたり。
(やだ、この子わたしが輪姦された話を聞いて興奮してる...?)
「マ、マリカは ハァハァ どんなふうに体を押さえつけられたの?」
「いい加減にして!」
堪りかねたマリカはとうとうミツキを叱った。
するとミツキがマリカに襲いかかってきた。
「マリカっ!」
マリカの叱責が輪姦話にどうしようもなく興奮していたミツキの引き金を引いてしまったのだ。
「俺だってマリカをリンカンしたい!」
叫びつつミツキはマリカを押し倒そうとする。 が、マリカを押し倒すこと能わずマリカに軽々と受け止められた。 悲しいかなミツキはマリカより体重が10kg以上も少ない。
「あんたねえ...」 バカなの? 一人じゃ輪姦はできないのよ。
マリカに抱きすくめられながらもミツキは、息を荒げてマリカを押し倒そうとグイグイ体を押し付けてくる。
「リンカンっ! したい! 俺もマリカをっ」
「もうっ! 輪姦される女の子の身になってみなさい!」
ミツキにはおしおきが必要ね。 そう考えたマリカはミツキを押し倒して圧しかかり、固く熱く張り詰めたミツキの股間を手で刺激し始めた。 サワサワモミモミ。
「あっ、それダメっ! やめて」
「やめない」
マリカはミツキを押さえつけて容赦なくお触りを継続。 モミモミニギニギ。
そもそも興奮の極みにあったミツキはマリカの手がもたらす刺激に耐えられず、ほどなくして絶頂に達してしまった。
「ああっ」クフゥ
その途端に、雄々しく荒れ狂っていたミツキの体から力が抜ける。
「出ちゃった...」 パンツの中に出しちゃった。 マリカの中に出したかったのに。
ミツキは大層無念そうである。
それをマリカは冷たい目で眺める。 男って哀れな生き物ね。
「汚した下着は自分で洗濯しとくのよ?」
◇❖◇
「ごめんねマリカ。 俺が悪かった」
出すモノを出して理性を取り戻したミツキはマリカに謝罪した。
「分かればいいのよ。 もう二度とこんなことしないでね」
「うん、またリンカンの話を聞かせてね」 すっごく興奮した。
反省が不十分なミツキであった。
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更新ありがとうございました♪♪
マリカとミツキが元に戻れて良かったです♪♪
続きがきになるところですが、次回作も楽しみに待っています( ´ω` )/
応援ありがとうございます。
打ち切りにしてしまって申し訳ありません。
次回作は数ヶ月後に投稿を開始できればいいなと思っております。
毎日更新を楽しみにしてます♪
マリカとミツキがどうなるのか…
気になって気になって更新が待ちきれません( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
これからも楽しみにしてます♪
感想ありがとうございます。
イッキ読みしました‼️
ミツキとどうなるのか、続きが気になります。
更新楽しみにしてます。
感想ありがとうございます。
イッキ読みもありがとうございました!