41 / 53
第3章冒険編
覚悟
しおりを挟む
「っ…そんな事が…」
口元に手を当て悲惨な光景に立ち会ったかの様なショックを受けた。
そんなに酷いことが会ってたまるか。
そう思ったけれど
女神様の具体的な話を聞いて
その話を疑う気にはなれなかった。
「女神様。そのような運命を辿った
悲しき黒龍を打ち滅ぼせと……?
そのような話をしておいて打ち滅ぼせというのですか?」
「ええ。そうです。
かの"悪しき黒龍"を討ち滅ぼすのです。
そもそも、黒龍は触れてはいけない存在。
私利私欲の為に彼に触れたのは貴方達人間でありましょう?」
「ですが先程のお話からすると
邪龍の復活による討伐だったと
感じましたが?」
「いいえ。
彼は元から起きてしました。
その上でずっとその場に居続けたのです
宝石や瑠璃色の川に目が眩んだ上層部が
最低限の部隊で邪龍を"足止め"し
物資を奪うという計画でした。
それを知った邪龍は怒り狂い
彼らへ呪いを掛けたのです。
黒龍は今も尚、
その呪いに苦しめられています。
どうか解放してあげたいのです。
しかし、私はこの泉から離れることは
出来ません。
所謂地縛霊のようなものなのです。
だからどうかお願いします。」
そう言った女神様は
どこか悲しそうな表情を浮かべていた。
私はその顔を見て思った
(絶対に解放してみせる…!
なるべく死者は出さないように。
最善策を見つけ出すの!)
と。
やはり女神様は考えていることが丸見えだ。
そう決意した私に微笑みを向けている。
まるでそうなることを願っているような
そんな優しい笑みを。
口元に手を当て悲惨な光景に立ち会ったかの様なショックを受けた。
そんなに酷いことが会ってたまるか。
そう思ったけれど
女神様の具体的な話を聞いて
その話を疑う気にはなれなかった。
「女神様。そのような運命を辿った
悲しき黒龍を打ち滅ぼせと……?
そのような話をしておいて打ち滅ぼせというのですか?」
「ええ。そうです。
かの"悪しき黒龍"を討ち滅ぼすのです。
そもそも、黒龍は触れてはいけない存在。
私利私欲の為に彼に触れたのは貴方達人間でありましょう?」
「ですが先程のお話からすると
邪龍の復活による討伐だったと
感じましたが?」
「いいえ。
彼は元から起きてしました。
その上でずっとその場に居続けたのです
宝石や瑠璃色の川に目が眩んだ上層部が
最低限の部隊で邪龍を"足止め"し
物資を奪うという計画でした。
それを知った邪龍は怒り狂い
彼らへ呪いを掛けたのです。
黒龍は今も尚、
その呪いに苦しめられています。
どうか解放してあげたいのです。
しかし、私はこの泉から離れることは
出来ません。
所謂地縛霊のようなものなのです。
だからどうかお願いします。」
そう言った女神様は
どこか悲しそうな表情を浮かべていた。
私はその顔を見て思った
(絶対に解放してみせる…!
なるべく死者は出さないように。
最善策を見つけ出すの!)
と。
やはり女神様は考えていることが丸見えだ。
そう決意した私に微笑みを向けている。
まるでそうなることを願っているような
そんな優しい笑みを。
0
あなたにおすすめの小説
よくある父親の再婚で意地悪な義母と義妹が来たけどヒロインが○○○だったら………
naturalsoft
恋愛
なろうの方で日間異世界恋愛ランキング1位!ありがとうございます!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最近よくある、父親が再婚して出来た義母と義妹が、前妻の娘であるヒロインをイジメて追い出してしまう話………
でも、【権力】って婿養子の父親より前妻の娘である私が持ってのは知ってます?家を継ぐのも、死んだお母様の直系の血筋である【私】なのですよ?
まったく、どうして多くの小説ではバカ正直にイジメられるのかしら?
少女はパタンッと本を閉じる。
そして悪巧みしていそうな笑みを浮かべて──
アタイはそんな無様な事にはならねぇけどな!
くははははっ!!!
静かな部屋の中で、少女の笑い声がこだまするのだった。
この悪役令嬢には悪さは無理です!みんなで保護しましょう!
naturalsoft
恋愛
フレイムハート公爵家令嬢、シオン・クロス・フレイムハートは父に似て目付きが鋭くつり目で、金髪のサラサラヘアーのその見た目は、いかにもプライドの高そうな高飛車な令嬢だが、本当は気が弱く、すぐ涙目でアワアワする令嬢。
そのギャップ萌えでみんなを悶えさせるお話。
シオンの受難は続く。
ちょっと暇潰しに書いたのでサラッと読んで頂ければと思います。
あんまり悪役令嬢は関係ないです。見た目のみ想像して頂けたらと思います。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
悪意には悪意で
12時のトキノカネ
恋愛
私の不幸はあの女の所為?今まで穏やかだった日常。それを壊す自称ヒロイン女。そしてそのいかれた女に悪役令嬢に指定されたミリ。ありがちな悪役令嬢ものです。
私を悪意を持って貶めようとするならば、私もあなたに同じ悪意を向けましょう。
ぶち切れ気味の公爵令嬢の一幕です。
始まりはよくある婚約破棄のように
喜楽直人
恋愛
「ミリア・ファネス公爵令嬢! 婚約者として10年も長きに渡り傍にいたが、もう我慢ならない! 父上に何度も相談した。母上からも考え直せと言われた。しかし、僕はもう決めたんだ。ミリア、キミとの婚約は今日で終わりだ!」
学園の卒業パーティで、第二王子がその婚約者の名前を呼んで叫び、周囲は固唾を呑んでその成り行きを見守った。
ポンコツ王子から一方的な溺愛を受ける真面目令嬢が涙目になりながらも立ち向い、けれども少しずつ絆されていくお話。
第一章「婚約者編」
第二章「お見合い編(過去)」
第三章「結婚編」
第四章「出産・育児編」
第五章「ミリアの知らないオレファンの過去編」連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる