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ナストとフラスト
6話【ナストとフラスト】
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フラスト様は、植物学者と護衛に植物型淫魔の採取と退治を命じた。それから僕を、森の奥にある川辺に横たえた。僕に覆いかぶさった彼は、僕の頬を撫で、もう一度謝った。
「悪かった。あいつらの忍耐力とお前の魅力を見誤った」
「い、いえ……。こちらこそ、ご迷惑をおかけしてごめんなさい……」
「本当にな。だからお前を外に連れ出したくなかったんだ」
フラスト様が少しだけズボンを下ろすと、屹立したペニスが顔を出した。
「え……勃ってる……」
「おかしいか?」
「は、はい……」
「なぜ」
「あなたは僕で興奮しないのだと思っていたので……」
「そうであるべきなんだがな」
フラスト様のペニスがそっと僕に触れた。ゆっくりと、ゆっくりと僕の中に入ってくる。
「んんぁぁ……っ」
気持ちいい。変態二人に犯されたときは気持ち悪さしか感じなかったのに、どうしてだろう。
「ふっ……。だからお前とはこういうことをしたくなかったんだ」
「え……?」
「理性を失いたくないんでね」
僕にはあまり、フラスト様の言っていることが分からなかった。
フラスト様は、穏やかに優しく僕を抱いた。僕と目が合うと、自然と唇が重なった。舌を絡め合う。音もなく滑らかな深いキスだった。
「……僕のこと、嫌いなんだと思っていました」
キスが終わったとき、僕はそう言った。するとフラスト様が苦笑した。
「嫌いになろうと努めていた。嫌われようとも、努めていた」
「つまり……嫌いじゃなかったってことですか?」
「そうだな……。お前を嫌う要素を、俺は見つけられなかった」
「どうして僕を嫌おうとしていたんですか?」
「分からないか?」
頷いた僕には、また長いキスが待っていた。
「弟と同じヤツに惹かれるなんて、どうしようもなく嫌じゃないか」
「……つまり僕のことが好きなんですか?」
「それを聞いてどうする。無意味なことをするな」
「でも、気になります」
「俺がそうだと言えば、ヴァルアを捨てて俺のものになるのか」
「なりません」
「そうだろうな。だから言わない」
フラスト様とヴァルア様は兄弟で、体も、ペニスも、セックスのしかたも少し似ていたけど、少し違った。でもやっぱり似ていると感じてしまうのは、二人とも同じものをもって僕に触れてくれているからなのではないかと思った。
「フラスト様から、愛を感じました」
「……やめろ。忘れるなよ。これは淫紋を消すためだけの行為だ」
「はい」
それだけのための行為なら、こんな優しいキスなんて必要ないのではと思ったが、それ以上は何も言わないことにした。
「ナスト。出すぞ」
「はいっ……あっ!!」
フラスト様の腰が激しい動きに変わった。
「あぁっ! あっ、あっ、あぁぁっ!! フラスト様っ……!! あぁぁっ!!」
僕の体がのけぞり、痙攣した。それを見てフラスト様が小さく笑う。
「お前が先に絶頂を迎えてどうする」
「あっ、あぁぁっ……っ、フラスト様っ……ぼ、僕、イッたばっかりで……っ、そんな動かれたらぁっ!!」
「これ以上我儘を言うな。……ふっ……! っ、っ、」
「あぁぁぁ……っ」
フラスト様の精液が腸を駆け上がる。未だ痙攣している僕を、フラスト様は見下ろした。そして下腹部をなぞり舌打ちする。
「チッ……。まだ足りないか。どれほど淫魔に精液を注がれたんだ、お前は」
「さ、三回……」
「三回だと!? 淫魔が一度に三回も……よほど気に入られてしまったようだな」
「淫魔に気に入られても嬉しくありません……」
「はっ。違いない」
それからフラスト様は僕を二回抱いた。どれもできるだけ僕を傷めないよう、そっと抱いてくれた。
「悪かった。あいつらの忍耐力とお前の魅力を見誤った」
「い、いえ……。こちらこそ、ご迷惑をおかけしてごめんなさい……」
「本当にな。だからお前を外に連れ出したくなかったんだ」
フラスト様が少しだけズボンを下ろすと、屹立したペニスが顔を出した。
「え……勃ってる……」
「おかしいか?」
「は、はい……」
「なぜ」
「あなたは僕で興奮しないのだと思っていたので……」
「そうであるべきなんだがな」
フラスト様のペニスがそっと僕に触れた。ゆっくりと、ゆっくりと僕の中に入ってくる。
「んんぁぁ……っ」
気持ちいい。変態二人に犯されたときは気持ち悪さしか感じなかったのに、どうしてだろう。
「ふっ……。だからお前とはこういうことをしたくなかったんだ」
「え……?」
「理性を失いたくないんでね」
僕にはあまり、フラスト様の言っていることが分からなかった。
フラスト様は、穏やかに優しく僕を抱いた。僕と目が合うと、自然と唇が重なった。舌を絡め合う。音もなく滑らかな深いキスだった。
「……僕のこと、嫌いなんだと思っていました」
キスが終わったとき、僕はそう言った。するとフラスト様が苦笑した。
「嫌いになろうと努めていた。嫌われようとも、努めていた」
「つまり……嫌いじゃなかったってことですか?」
「そうだな……。お前を嫌う要素を、俺は見つけられなかった」
「どうして僕を嫌おうとしていたんですか?」
「分からないか?」
頷いた僕には、また長いキスが待っていた。
「弟と同じヤツに惹かれるなんて、どうしようもなく嫌じゃないか」
「……つまり僕のことが好きなんですか?」
「それを聞いてどうする。無意味なことをするな」
「でも、気になります」
「俺がそうだと言えば、ヴァルアを捨てて俺のものになるのか」
「なりません」
「そうだろうな。だから言わない」
フラスト様とヴァルア様は兄弟で、体も、ペニスも、セックスのしかたも少し似ていたけど、少し違った。でもやっぱり似ていると感じてしまうのは、二人とも同じものをもって僕に触れてくれているからなのではないかと思った。
「フラスト様から、愛を感じました」
「……やめろ。忘れるなよ。これは淫紋を消すためだけの行為だ」
「はい」
それだけのための行為なら、こんな優しいキスなんて必要ないのではと思ったが、それ以上は何も言わないことにした。
「ナスト。出すぞ」
「はいっ……あっ!!」
フラスト様の腰が激しい動きに変わった。
「あぁっ! あっ、あっ、あぁぁっ!! フラスト様っ……!! あぁぁっ!!」
僕の体がのけぞり、痙攣した。それを見てフラスト様が小さく笑う。
「お前が先に絶頂を迎えてどうする」
「あっ、あぁぁっ……っ、フラスト様っ……ぼ、僕、イッたばっかりで……っ、そんな動かれたらぁっ!!」
「これ以上我儘を言うな。……ふっ……! っ、っ、」
「あぁぁぁ……っ」
フラスト様の精液が腸を駆け上がる。未だ痙攣している僕を、フラスト様は見下ろした。そして下腹部をなぞり舌打ちする。
「チッ……。まだ足りないか。どれほど淫魔に精液を注がれたんだ、お前は」
「さ、三回……」
「三回だと!? 淫魔が一度に三回も……よほど気に入られてしまったようだな」
「淫魔に気に入られても嬉しくありません……」
「はっ。違いない」
それからフラスト様は僕を二回抱いた。どれもできるだけ僕を傷めないよう、そっと抱いてくれた。
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