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12月
クリスマス
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クリスマスの朝、僕がベッドからふらふらと起き上がって仕事に行く準備をしていると、スルトがあくびを噛み殺しながら声をかけてきた。
「おいケーゴ、お前スーツなんて着てどこ行くんだ?」
「え、仕事だけど」
「なんだと?お前、今日も仕事に行くつもりか?」
「当たり前でしょ。今日平日だよ?みんなも早く準備した方が良いんじゃない?」
「「「有給とってるから」」」
スルト、エドガー、ピーターが声を揃えて答えた。ああそうだった…この人たち毎年この日は有給取って休むんだよね。僕は行くけど。
「ケーゴは今年も有給取らなかったの?」
「取らないよ。ただでさえ発情期のときがっつり休ませてもらってるんだもん。社長にこれ以上迷惑かけられないよ」
「ケイゴは真面目だなあ」
「エドガー、俺のスマホ取ってくれるか」
「ん」
スルトがエドガーからスマホを取り出し、おもむろに誰かに電話をかけはじめた。
《もしもし?》
「ジョセフか?今話せるか?」
《大丈夫だよ。どうしたんだいスルト》
おいおいおいおい!!!社長に電話かけてるよこの人ぉぉお!!!
「ケーゴ、今日休ませてもいいか」
《ええええ?!ダメに決まってるだろう!!俺は今日ケイゴとクリスマス過ごせると思ってすっごいお洒落してるんだからな?!花束もプレゼントも用意してるし三ツ星レストランの予約もしてるしプロのカメラマン雇ったし花火だって…》
「俺のケーゴと親父がなぜそんな充実したクリスマスを過ごさなければいけないんだ!!お前にはステラがいるだろう!!」
《もちろんステラも一緒さ!!》
「そんなことしてる暇があるなら仕事をしろ!!話を聞く限り今日は仕事は全く入れていないようだな?ではケーゴを休ませても問題ないな」
《あっ、ちょっ、ちょっと待っ》
社長が話し終える前にスルトがブチっと電話を切った。「本当にどうしようもない親父だな…」とブツブツ毒を吐いている。スマホをベッドに放り投げてから僕を見た。
「と、言うわけで今日はお前も休みだ」
「いいのかなあ…」
「いいに決まっている。聞いただろう、社長は今日一日遊び惚けるつもりだったんだぞ」
「うん。ケーゴがいなくてもジョセフさんはステラさんと仲良くクリスマスを過ごすよ。今日は休ませてもらいなよケーゴ」
「エドガーがそう言うなら…」
そんなこんなで今年は僕もクリスマスをゆっくり過ごすことになった。午前中はだらだらとして、昼食をとってから昨日のゲームの続きをすることになった。
「昨日は愛してるゲームをやって…あと2つ残ってるよね。何するの?」
「ちょっと待ってて」
そう言ってエドガーがキッチンから割り箸を2繕持ってきた。箸を割って先に1~3の数字と冠マークを書く。あれ…これってもしかして…。
「王様ゲームしよう」
「やっぱり…!!!」
王様ゲーム。箸で作ったくじでランダムに王様を決めて、その王様が1~3番の人に命令するゲーム。スルトとエドガーが王様になったら絶対えぐい命令出すだろこれ…。でも、僕が何番か分からないからそんなに無茶なことも言えないかな…?言えないよね…?
エドガーが箸の先を隠して他のみんなに引かせる。僕は3番だ。王様は…?
「王様だれ?」
「俺だ」
「初手スルトとかっ…」
まだ一回目だからね?分かってるスルト?1回目は軽めの命令にするんだよ?変顔とかそこらへんでいいからね?
「スルト、命令は?」
「王様とケーゴがセックスする」
「名指しッッッッ!!!」
僕が頭をテーブルに打ち付ける。この人王様ゲームのルール守る気ねぇ…!!
「だめだよスルト。番号で言わなきゃ王様ゲームの意味ないじゃないか」
「むぅ…。おいケーゴ、何番だ?」
「教えると思います?!」
「融通のきかんやつだな。…何番か分からないとなると、セックスはちょっとな…」
「当たり前でしょ?!なにこの暴政!!」
「じゃあ、2番が王様の好きなところを3つ言え」
「そうそう!!そういうのだよスルト!やればできんじゃん!!」
「2番は誰だ?」
「僕だよ」
ニコニコ笑いながらエドガーが手を挙げた。スルトは僕じゃなくてチッと舌打ちしたけど、すぐにニヤァっと笑った。
「まあいいだろう。エドガー、俺の好きなところを言え」
「頼もしいところ、裏表がないところ、あとは意外と僕にコンプレックスを抱いてるところかなあ」
「ぐぅっ…最後のは完全にバカにしているだろうエドガー…」
「してないよ。かわいいなーって思ってる」
「全く嬉しくない。次行くぞ次」
次はピーターが王様になった。うーんと少し考えたあとキッチンへ行ってポッキーを持ってきた。
「1番と2番がポッキーゲームをする!」
「俺が1番だ!2番はケーゴか?!」
「僕が2番、1番はケーゴ?」
スルトとエドガーが同時にそう言い、目を合わせてため息をついた。けど僕とピーターは大喜びでスマホを構えた。
「わぁぁ!!スルトとエドガーがポッキーゲーム?!ピーターないす!!」
「俺は誰が何番でも嬉しかった!」
スルトがポッキーを1本つまみあげ、じーっと見てからちらりとエドガーを見た。あからさまに不服そうな顔をしている。
「さっきからお前とばかり当たるな」
「ほんとうにねえ」
「スルト、エドガー!ゆっくりちょっとずつ齧っていってね!最後は濃厚なキスでお願いします!」
「注文が多いなお前はぁ」
「さくっと終わらせようスルト」
「そうだな」
ポッキーの端と端を口にはさみ、スマホの録音開始音を合図にちょっとずつ二人がポッキーを齧っていく。ちょっとずつ顔が近づいて行って、最後は僕の要望通り色気たっぷりのディープキスをしてくれた。
「王様ゲーム最高!!王様ゲーム最高ぅぅぅ!!」
「ポッキーがなくなるまでこの命令したい…!」
「もういいかな?次いこう」
3回目、とうとう僕が王様になった。うわぁぁ何を命令しよう!!そうだ、恥ずかしい思い出話とかしてもらうといいかも!!聞いてみたい!!
「3番が一番恥ずかしかった思い出を暴露する!」
「げっ」
「スルト3番かい?あーよかった僕じゃなくて」
「俺もホッとしました…」
え?エドガーとピーター、僕たちに話せないほど恥ずかしい思い出話あるの?うわぁ聞いてみたかったー。でも今回はスルトだ。スルトの恥ずかしい思い出話も気になる!
3人にじーっと注目され、スルトは恥ずかしそうに頭をかいた。少し顔を赤らめながらぼそぼそと呟く。
「その…初めてしたとき、2ピストンで射精してしまったことだ…」
「ぶふっ!!!」
「はははは!!懐かしい!!そうだったねえ!!あの時のスルトは泣きそうな顔をしてたのを覚えてるよ」
「忘れてくれ…」
「今じゃあ2億ピストンくらいしてんじゃないのってくらい強くなったのにねえ。初めてのときはそうだったねえ」
「やめろぉぉぉっ…!!思い出話に花を咲かすなあ…!」
その後も王様になった人が軽い命令を出して楽しんだ。昨日から大活躍の激辛ハバネロソースを舐めさせられたり、今まででの嬉しかったことや恥ずかしかったことを暴露したり、脇をくすぐったり…。
はじめのスルトのとんでもない命令を聞いたときはどうなることかと思ったけど、笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことができた。まるで学生に戻って友だちとわいわい遊んでいるみたいだった。…だったのに、エドガーのあの命令から、全てが崩れて行ったんだ…。
「おいケーゴ、お前スーツなんて着てどこ行くんだ?」
「え、仕事だけど」
「なんだと?お前、今日も仕事に行くつもりか?」
「当たり前でしょ。今日平日だよ?みんなも早く準備した方が良いんじゃない?」
「「「有給とってるから」」」
スルト、エドガー、ピーターが声を揃えて答えた。ああそうだった…この人たち毎年この日は有給取って休むんだよね。僕は行くけど。
「ケーゴは今年も有給取らなかったの?」
「取らないよ。ただでさえ発情期のときがっつり休ませてもらってるんだもん。社長にこれ以上迷惑かけられないよ」
「ケイゴは真面目だなあ」
「エドガー、俺のスマホ取ってくれるか」
「ん」
スルトがエドガーからスマホを取り出し、おもむろに誰かに電話をかけはじめた。
《もしもし?》
「ジョセフか?今話せるか?」
《大丈夫だよ。どうしたんだいスルト》
おいおいおいおい!!!社長に電話かけてるよこの人ぉぉお!!!
「ケーゴ、今日休ませてもいいか」
《ええええ?!ダメに決まってるだろう!!俺は今日ケイゴとクリスマス過ごせると思ってすっごいお洒落してるんだからな?!花束もプレゼントも用意してるし三ツ星レストランの予約もしてるしプロのカメラマン雇ったし花火だって…》
「俺のケーゴと親父がなぜそんな充実したクリスマスを過ごさなければいけないんだ!!お前にはステラがいるだろう!!」
《もちろんステラも一緒さ!!》
「そんなことしてる暇があるなら仕事をしろ!!話を聞く限り今日は仕事は全く入れていないようだな?ではケーゴを休ませても問題ないな」
《あっ、ちょっ、ちょっと待っ》
社長が話し終える前にスルトがブチっと電話を切った。「本当にどうしようもない親父だな…」とブツブツ毒を吐いている。スマホをベッドに放り投げてから僕を見た。
「と、言うわけで今日はお前も休みだ」
「いいのかなあ…」
「いいに決まっている。聞いただろう、社長は今日一日遊び惚けるつもりだったんだぞ」
「うん。ケーゴがいなくてもジョセフさんはステラさんと仲良くクリスマスを過ごすよ。今日は休ませてもらいなよケーゴ」
「エドガーがそう言うなら…」
そんなこんなで今年は僕もクリスマスをゆっくり過ごすことになった。午前中はだらだらとして、昼食をとってから昨日のゲームの続きをすることになった。
「昨日は愛してるゲームをやって…あと2つ残ってるよね。何するの?」
「ちょっと待ってて」
そう言ってエドガーがキッチンから割り箸を2繕持ってきた。箸を割って先に1~3の数字と冠マークを書く。あれ…これってもしかして…。
「王様ゲームしよう」
「やっぱり…!!!」
王様ゲーム。箸で作ったくじでランダムに王様を決めて、その王様が1~3番の人に命令するゲーム。スルトとエドガーが王様になったら絶対えぐい命令出すだろこれ…。でも、僕が何番か分からないからそんなに無茶なことも言えないかな…?言えないよね…?
エドガーが箸の先を隠して他のみんなに引かせる。僕は3番だ。王様は…?
「王様だれ?」
「俺だ」
「初手スルトとかっ…」
まだ一回目だからね?分かってるスルト?1回目は軽めの命令にするんだよ?変顔とかそこらへんでいいからね?
「スルト、命令は?」
「王様とケーゴがセックスする」
「名指しッッッッ!!!」
僕が頭をテーブルに打ち付ける。この人王様ゲームのルール守る気ねぇ…!!
「だめだよスルト。番号で言わなきゃ王様ゲームの意味ないじゃないか」
「むぅ…。おいケーゴ、何番だ?」
「教えると思います?!」
「融通のきかんやつだな。…何番か分からないとなると、セックスはちょっとな…」
「当たり前でしょ?!なにこの暴政!!」
「じゃあ、2番が王様の好きなところを3つ言え」
「そうそう!!そういうのだよスルト!やればできんじゃん!!」
「2番は誰だ?」
「僕だよ」
ニコニコ笑いながらエドガーが手を挙げた。スルトは僕じゃなくてチッと舌打ちしたけど、すぐにニヤァっと笑った。
「まあいいだろう。エドガー、俺の好きなところを言え」
「頼もしいところ、裏表がないところ、あとは意外と僕にコンプレックスを抱いてるところかなあ」
「ぐぅっ…最後のは完全にバカにしているだろうエドガー…」
「してないよ。かわいいなーって思ってる」
「全く嬉しくない。次行くぞ次」
次はピーターが王様になった。うーんと少し考えたあとキッチンへ行ってポッキーを持ってきた。
「1番と2番がポッキーゲームをする!」
「俺が1番だ!2番はケーゴか?!」
「僕が2番、1番はケーゴ?」
スルトとエドガーが同時にそう言い、目を合わせてため息をついた。けど僕とピーターは大喜びでスマホを構えた。
「わぁぁ!!スルトとエドガーがポッキーゲーム?!ピーターないす!!」
「俺は誰が何番でも嬉しかった!」
スルトがポッキーを1本つまみあげ、じーっと見てからちらりとエドガーを見た。あからさまに不服そうな顔をしている。
「さっきからお前とばかり当たるな」
「ほんとうにねえ」
「スルト、エドガー!ゆっくりちょっとずつ齧っていってね!最後は濃厚なキスでお願いします!」
「注文が多いなお前はぁ」
「さくっと終わらせようスルト」
「そうだな」
ポッキーの端と端を口にはさみ、スマホの録音開始音を合図にちょっとずつ二人がポッキーを齧っていく。ちょっとずつ顔が近づいて行って、最後は僕の要望通り色気たっぷりのディープキスをしてくれた。
「王様ゲーム最高!!王様ゲーム最高ぅぅぅ!!」
「ポッキーがなくなるまでこの命令したい…!」
「もういいかな?次いこう」
3回目、とうとう僕が王様になった。うわぁぁ何を命令しよう!!そうだ、恥ずかしい思い出話とかしてもらうといいかも!!聞いてみたい!!
「3番が一番恥ずかしかった思い出を暴露する!」
「げっ」
「スルト3番かい?あーよかった僕じゃなくて」
「俺もホッとしました…」
え?エドガーとピーター、僕たちに話せないほど恥ずかしい思い出話あるの?うわぁ聞いてみたかったー。でも今回はスルトだ。スルトの恥ずかしい思い出話も気になる!
3人にじーっと注目され、スルトは恥ずかしそうに頭をかいた。少し顔を赤らめながらぼそぼそと呟く。
「その…初めてしたとき、2ピストンで射精してしまったことだ…」
「ぶふっ!!!」
「はははは!!懐かしい!!そうだったねえ!!あの時のスルトは泣きそうな顔をしてたのを覚えてるよ」
「忘れてくれ…」
「今じゃあ2億ピストンくらいしてんじゃないのってくらい強くなったのにねえ。初めてのときはそうだったねえ」
「やめろぉぉぉっ…!!思い出話に花を咲かすなあ…!」
その後も王様になった人が軽い命令を出して楽しんだ。昨日から大活躍の激辛ハバネロソースを舐めさせられたり、今まででの嬉しかったことや恥ずかしかったことを暴露したり、脇をくすぐったり…。
はじめのスルトのとんでもない命令を聞いたときはどうなることかと思ったけど、笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことができた。まるで学生に戻って友だちとわいわい遊んでいるみたいだった。…だったのに、エドガーのあの命令から、全てが崩れて行ったんだ…。
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