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1月
年始:ピーター
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僕がスルトの部屋で入り浸っていた日の次の日、僕はエドガーの仕事も手伝った。それに気付いたピーターもエドガーをサポートし、夜からは自分の仕事を終えたスルトも手助けに入った。そのおかげで、その次の日の朝にはエドガーも仕事をやり遂げることができた。仕事を終えたエドガーは、獣のように僕に襲い掛かって一発ヤッてそのままばたりと気絶してしまった。そりゃあんなに寝てなかったらそうなるよね…。
その日、エドガーもスルトも睡眠不足を解消するために丸一日眠りこけた。僕とピーターはそんな二人の部屋を片付けてからリビングで休憩する。
「あー…やっと二人の仕事が終わったよー…」
「長かったなー。起きたらご馳走を振舞ってやろう」
「いいね!二人ともピーターの料理だいすきだからよろこぶよ!」
しばらくぼーっとしてから、入れてなかったシャワーを浴びた。濡れた頭にバスタオルを被せながら桃鉄をしていたら、シャワーを浴びたてのホカホカピーターが浴室から出てくる。
「ふー。すっきりしたー」
「あ、ピーター!桃鉄やろうよ。僕ずっと1人ぼっちでやってるんだよ?」
「え?桃鉄を一人で?それ楽しいのか?」
「全然楽しくない。だから一緒にやってよ」
「いいぞ、やろう」
二人でする桃鉄はすっごく楽しかった。スリの銀次に全財産盗まれた時はまじで萎えたけど、それでもピーターと遊べて大満足だ。数時間遊んだ僕たちは、徹夜明けもあってか目が疲れてきてゲームをおしまいにした。
「あー、楽しかったけど、なんか疲れたぁ…」
「俺も…眠くなってきた」
「僕も…」
そのとき、僕は数日前にピーターと話したことを思い出した。今ちょうどそのときだと思い、もじもじしながら提案する。
「あ、そーだ、ピーター」
「ん?」
「い、今から、ピーターの部屋で、い、一緒にお昼寝しない?」
「…っ」
僕の提案を聞いたピーターは顔を真っ赤にする。僕がピーターのベッドへ上がったことは今の今まで一度もない。それどころか、ピーターの部屋へ入ることもあんまりない。ピーターは急に立ちあがって自分の部屋へ走っていった。
「えっ、ピーター!?」
「ケ、ケイゴ!10分だけ待ってくれ!部屋を片付けるから!!」
「う、うん」
それからの10分間、ピーターの部屋からガサガサ、ガタガタと物音がしていた。掃除が終わり部屋へ招かれると、ベッドの下に雑誌や服が乱雑に押し込まれているのが見えた。なんか突然好きな子が家にくることになった男子高校生みたいな部屋だ。僕はクスクス笑いながらピーターのベッドにもぐりこんだ。スルトともエドガーとも違うにおいがする。
「ん?はやくおいでよ」
「あ、ああ」
緊張でガチガチになりながら、ピーターもベッドへ入ってきた。でもなんか、すっごい距離が空いてる。ベッドから落ちそうなくらい端っこで寝てるし僕に背中向けてるし…。
「ピーター、こっちおいでよ」
「うう…ケイゴ、どうしよう俺…」
「ん?どうしたの?」
「ケイゴと同じベッドで寝てるだけで…勃ってしまった…」
「ブフッ!」
「笑わないでくれよ…俺、ケイゴとこうやって二人っきりでベッドに入るのなんて初めてなんだから…」
「あ、ご、ごめんね。勃っててもいいから、こっちおいでよ」
「お、俺…たぶん我慢できないけど、いい…?」
「いいよ。僕もそのつもりで誘ったんだし」
ピーターはもぞもぞと寝がえりを打ちこちらを向いた。顔を真っ赤にして僕から目を逸らしている。か、かわいい~~~!!!もう一度「こっちにおいで」って言ったらのろのろと僕と距離を詰め、ためらいがちに僕の腰に腕を回した。僕もピーターに腕をまわし、どきどきしながら体をくっつけた。ピーターのかたいものが太ももに当たる。
「……」
「……」
「「キス…あっ、」」
二人の声が被ってしまい、僕たちは照れ笑いした。
「キス、しよっか」
「う、うん」
ピーターが僕を抱き寄せ、そっと唇を近づける。ちゅ、と唇が重なり、ぎこちなく舌が入ってきた。キスを続けていると、ピーターが興奮してきたのか僕をグイと抱き寄せる。息もだんだん荒くなってきた。服の中に手が伸びてきて、背中や腰をさすってる。その手は下におりていき、そっとパンツの下に差し込まれた。お尻をさすられていると無意識に脚を開いてしまう。ピーターの指が割れ目に伸び、つんと入り口をつついた。
「ん…」
「ケイゴ…脱がせていいか…?」
「うん…」
ズボンとパンツを下げられて、僕の少し反応したものがぽろんとあらわれた。ピーターは布団を蹴って床に落とし、僕の体をじっと見る。見慣れた裸だろうに、初めて見たみたいにひどく興奮していた。
「はっ…はっ…」
「ピーター?どうしたの…?」
「や、やばい…。なんかいつもと…全然ちがう、俺…」
「え…?」
「今、ケイゴを独り占めしてる…」
「う、うん、」
「ほ、本当に、最後までしていいのか?」
「うん…」
「し終わったあと、ここで寝てくれる?」
「うん、一緒に寝よ」
「やばい…俺、すっげー幸せかも…」
僕が思ってた以上にピーターは僕のことを大好きでいてくれてたみたいだ。そんなピーターが愛おしくて、そして少しかわいそうで…。だってピーターはこれからもずっと、僕にとっての3番でしかいられないんだから。ピーターはきっとそれで充分だと思ってる。でもやっぱり、1番じゃないのは寂しいところもあるだろう。だから僕はピーターと二人でするとき、めいいっぱいの愛情で、めいいっぱい甘やかしてあげようと決めた。
「ピーター、キスして」
「ん…」
ピーターは僕と舌を絡めながら、僕のかたくなったものに触れた。ゆっくりと上下に動かされるたび、僕の体がぴくぴくと反応する。
「んっ…ん…」
「ケイゴ…気持ちいいか?」
「うん…きもちい…」
「指、入れていいか?」
「うん…」
もう片方の手が僕のお尻に触れる。指がそっと差し込まれ、ゆっくり奥へ押し込まれた。
「んんっ…」
「奥まで入った…動かすぞ」
「あっ…あぁっ…んんっ…」
両方を刺激されて僕の腰が浮いてしまう。クチクチといやらしい音がなってる。その音に欲情を刺激されたピーターは、荒い息をたてながら僕のかたくなったものを咥えこんだ。
「あぁっ…!あっ、ピーターっ…、きもちっ…!」
「ビクビクしてるケイゴ、かわいい」
「んっ…んんっ、あっ、ピーター、出ちゃうっ…!」
「うん」
「あっ、あっ、あっ、あぁっ!」
ピーターの口の中に精液が注ぎ込まれる。それをおいしそうに飲み込み、くったりしている僕に覆いかぶさりキスをした。
「ん…」
「ケイゴ、俺、もう…」
「うん、挿れて…」
「俺ほんと、下手だけどごめんな」
「ううん。上手いとか下手とか関係ないよ」
「ありがとう」
僕の脚を押し広げ、僕の中にぎこちなくピーターのものが入ってきた。耳元でピーターが荒い息を立てて快感に耐えているのが聞こえた。
「んっ…ぐっ…あっ…やばい、ケイゴの中、まじでやばい…っ」
ピーターは小さく腰を振る。すぐにイキそうになるのか、振っては止まり、止まっては少し動きを繰り返している。
「はっ…あっ、ごめんケイゴ、ほんとっ、んっ…気持ち良すぎて…っ、全然っ…スルト様やエドガー様みたいにずっと動けないっ…んっ、ふっ…」
「大丈夫だよピーター。んっ…ふ…、始めはスルトも2ピストンしか持たなかったし、あっ、んんっ、エドガーも5分しか持たなかったから…あ、そこ、きもちいっ…んっ…」
「ははっ、今なら分かるっ、んっ、あっ、これはすぐにイクな…ふっ…ぐ、んんっ、あっ、も、気持ちいい…ケイゴ気持ちいいっ…」
「いっぱい僕で気持ち良くなってっ…んっ、僕もきもちいよっ、あっ、ん…っ」
「もうっ、出そうっ…んっ…、ケイゴっ、出していか?んっ、ふっ…あっ…」
「うん、出してっ…んんっ…」
「あっ、出る…!出るっ…!!」
ピーターの声と動きが激しくなる。その動きに僕の体も揺らされて、ベッドがギシギシ音を立てた。
「あっ!んっ、んんんっ…!!」
熱いものがたっぷり中に注がれる。ピーターは息を切らせて僕の上に倒れこんだ。
「あ、そうだ、キス…」
「ん…」
まるで決まり事であるかのように、ピーターがそう言って僕にキスをした。早々に体を離そうとしたのでピーターの体にがっしりしがみついて離さなかった。
「ピーター、僕この時が一番好きなんだ。しばらくこのままでいてくれる?」
「う、うん」
「ありがと」
「…本当にケイゴは、普段とセックスしてるときで性格が全然違うな」
「え"っ?!」
「いつも口が悪くてつっけんどんなのに、セックスのときはすごく甘えてくるし…すげーかわいい」
「なっ…」
ちょっと待って、僕ってピーターにまで口が悪くてつっけんどんだと思われてたの?!…まあいいけどさ。
繋がったままダラダラと喋っていると、いつの間にか二人とも寝てしまっていた。微妙に空いたドアの隙間から、のぞき見されていることにも気付かずに…。
◇◇◇
「はぁっ…はぁっ…!たまらん…たまらんなエドガー…!」
「ああっ…やばいよ僕3回も抜いちゃったよ…!」
「俺もだ…っ!なんだあの空間…!甘々ではないか…!」
「そして初々しい…!僕たちではもうあんなセックスはできない…!」
「あんな母性溢れるケーゴとセックスしたいぞ俺も…!」
「僕もだ…!なんだいあの包容力は…!」
「俺たちもセックスの知識と技術を忘れたらあんな風に抱かせてもらえるのか?!」
「くっ…!前世に戻って本当の初めてをケーゴに奪われたい…!」
「そしてピーター!なんだあの可愛いやつは…!なんだあのセックスは…!まるで子どもではないか…!」
「かわいらしいにもほどがあるよねっ…!ぐっ…かわいすぎるよねえ?!」
「く、ピーターとケーゴのセックス、毎日見たい…!できるなら真横で見たいのに…!俺たちがいたらピーターが萎縮してしまってあんなセックスできない…!なんてもどかしいんだっ・・!」
「明日ピーターの部屋中にカメラを付けよう…!それで我慢するしかない…!」
「ああ、そうだな…!そうしよう…!」
有言実行、翌日ピーターと圭吾がいないうちに、彼らはピーターの部屋のいたるところにカメラを設置した。圭吾とピーターが二人でセックスをするのは、だいたいスルトとエドガーがいないときだった。だが、その行為は全てカメラに録画され、その度に二人はエドガーの部屋で鑑賞しながら自慰をした。
【イベントストーリー:年始 end】
その日、エドガーもスルトも睡眠不足を解消するために丸一日眠りこけた。僕とピーターはそんな二人の部屋を片付けてからリビングで休憩する。
「あー…やっと二人の仕事が終わったよー…」
「長かったなー。起きたらご馳走を振舞ってやろう」
「いいね!二人ともピーターの料理だいすきだからよろこぶよ!」
しばらくぼーっとしてから、入れてなかったシャワーを浴びた。濡れた頭にバスタオルを被せながら桃鉄をしていたら、シャワーを浴びたてのホカホカピーターが浴室から出てくる。
「ふー。すっきりしたー」
「あ、ピーター!桃鉄やろうよ。僕ずっと1人ぼっちでやってるんだよ?」
「え?桃鉄を一人で?それ楽しいのか?」
「全然楽しくない。だから一緒にやってよ」
「いいぞ、やろう」
二人でする桃鉄はすっごく楽しかった。スリの銀次に全財産盗まれた時はまじで萎えたけど、それでもピーターと遊べて大満足だ。数時間遊んだ僕たちは、徹夜明けもあってか目が疲れてきてゲームをおしまいにした。
「あー、楽しかったけど、なんか疲れたぁ…」
「俺も…眠くなってきた」
「僕も…」
そのとき、僕は数日前にピーターと話したことを思い出した。今ちょうどそのときだと思い、もじもじしながら提案する。
「あ、そーだ、ピーター」
「ん?」
「い、今から、ピーターの部屋で、い、一緒にお昼寝しない?」
「…っ」
僕の提案を聞いたピーターは顔を真っ赤にする。僕がピーターのベッドへ上がったことは今の今まで一度もない。それどころか、ピーターの部屋へ入ることもあんまりない。ピーターは急に立ちあがって自分の部屋へ走っていった。
「えっ、ピーター!?」
「ケ、ケイゴ!10分だけ待ってくれ!部屋を片付けるから!!」
「う、うん」
それからの10分間、ピーターの部屋からガサガサ、ガタガタと物音がしていた。掃除が終わり部屋へ招かれると、ベッドの下に雑誌や服が乱雑に押し込まれているのが見えた。なんか突然好きな子が家にくることになった男子高校生みたいな部屋だ。僕はクスクス笑いながらピーターのベッドにもぐりこんだ。スルトともエドガーとも違うにおいがする。
「ん?はやくおいでよ」
「あ、ああ」
緊張でガチガチになりながら、ピーターもベッドへ入ってきた。でもなんか、すっごい距離が空いてる。ベッドから落ちそうなくらい端っこで寝てるし僕に背中向けてるし…。
「ピーター、こっちおいでよ」
「うう…ケイゴ、どうしよう俺…」
「ん?どうしたの?」
「ケイゴと同じベッドで寝てるだけで…勃ってしまった…」
「ブフッ!」
「笑わないでくれよ…俺、ケイゴとこうやって二人っきりでベッドに入るのなんて初めてなんだから…」
「あ、ご、ごめんね。勃っててもいいから、こっちおいでよ」
「お、俺…たぶん我慢できないけど、いい…?」
「いいよ。僕もそのつもりで誘ったんだし」
ピーターはもぞもぞと寝がえりを打ちこちらを向いた。顔を真っ赤にして僕から目を逸らしている。か、かわいい~~~!!!もう一度「こっちにおいで」って言ったらのろのろと僕と距離を詰め、ためらいがちに僕の腰に腕を回した。僕もピーターに腕をまわし、どきどきしながら体をくっつけた。ピーターのかたいものが太ももに当たる。
「……」
「……」
「「キス…あっ、」」
二人の声が被ってしまい、僕たちは照れ笑いした。
「キス、しよっか」
「う、うん」
ピーターが僕を抱き寄せ、そっと唇を近づける。ちゅ、と唇が重なり、ぎこちなく舌が入ってきた。キスを続けていると、ピーターが興奮してきたのか僕をグイと抱き寄せる。息もだんだん荒くなってきた。服の中に手が伸びてきて、背中や腰をさすってる。その手は下におりていき、そっとパンツの下に差し込まれた。お尻をさすられていると無意識に脚を開いてしまう。ピーターの指が割れ目に伸び、つんと入り口をつついた。
「ん…」
「ケイゴ…脱がせていいか…?」
「うん…」
ズボンとパンツを下げられて、僕の少し反応したものがぽろんとあらわれた。ピーターは布団を蹴って床に落とし、僕の体をじっと見る。見慣れた裸だろうに、初めて見たみたいにひどく興奮していた。
「はっ…はっ…」
「ピーター?どうしたの…?」
「や、やばい…。なんかいつもと…全然ちがう、俺…」
「え…?」
「今、ケイゴを独り占めしてる…」
「う、うん、」
「ほ、本当に、最後までしていいのか?」
「うん…」
「し終わったあと、ここで寝てくれる?」
「うん、一緒に寝よ」
「やばい…俺、すっげー幸せかも…」
僕が思ってた以上にピーターは僕のことを大好きでいてくれてたみたいだ。そんなピーターが愛おしくて、そして少しかわいそうで…。だってピーターはこれからもずっと、僕にとっての3番でしかいられないんだから。ピーターはきっとそれで充分だと思ってる。でもやっぱり、1番じゃないのは寂しいところもあるだろう。だから僕はピーターと二人でするとき、めいいっぱいの愛情で、めいいっぱい甘やかしてあげようと決めた。
「ピーター、キスして」
「ん…」
ピーターは僕と舌を絡めながら、僕のかたくなったものに触れた。ゆっくりと上下に動かされるたび、僕の体がぴくぴくと反応する。
「んっ…ん…」
「ケイゴ…気持ちいいか?」
「うん…きもちい…」
「指、入れていいか?」
「うん…」
もう片方の手が僕のお尻に触れる。指がそっと差し込まれ、ゆっくり奥へ押し込まれた。
「んんっ…」
「奥まで入った…動かすぞ」
「あっ…あぁっ…んんっ…」
両方を刺激されて僕の腰が浮いてしまう。クチクチといやらしい音がなってる。その音に欲情を刺激されたピーターは、荒い息をたてながら僕のかたくなったものを咥えこんだ。
「あぁっ…!あっ、ピーターっ…、きもちっ…!」
「ビクビクしてるケイゴ、かわいい」
「んっ…んんっ、あっ、ピーター、出ちゃうっ…!」
「うん」
「あっ、あっ、あっ、あぁっ!」
ピーターの口の中に精液が注ぎ込まれる。それをおいしそうに飲み込み、くったりしている僕に覆いかぶさりキスをした。
「ん…」
「ケイゴ、俺、もう…」
「うん、挿れて…」
「俺ほんと、下手だけどごめんな」
「ううん。上手いとか下手とか関係ないよ」
「ありがとう」
僕の脚を押し広げ、僕の中にぎこちなくピーターのものが入ってきた。耳元でピーターが荒い息を立てて快感に耐えているのが聞こえた。
「んっ…ぐっ…あっ…やばい、ケイゴの中、まじでやばい…っ」
ピーターは小さく腰を振る。すぐにイキそうになるのか、振っては止まり、止まっては少し動きを繰り返している。
「はっ…あっ、ごめんケイゴ、ほんとっ、んっ…気持ち良すぎて…っ、全然っ…スルト様やエドガー様みたいにずっと動けないっ…んっ、ふっ…」
「大丈夫だよピーター。んっ…ふ…、始めはスルトも2ピストンしか持たなかったし、あっ、んんっ、エドガーも5分しか持たなかったから…あ、そこ、きもちいっ…んっ…」
「ははっ、今なら分かるっ、んっ、あっ、これはすぐにイクな…ふっ…ぐ、んんっ、あっ、も、気持ちいい…ケイゴ気持ちいいっ…」
「いっぱい僕で気持ち良くなってっ…んっ、僕もきもちいよっ、あっ、ん…っ」
「もうっ、出そうっ…んっ…、ケイゴっ、出していか?んっ、ふっ…あっ…」
「うん、出してっ…んんっ…」
「あっ、出る…!出るっ…!!」
ピーターの声と動きが激しくなる。その動きに僕の体も揺らされて、ベッドがギシギシ音を立てた。
「あっ!んっ、んんんっ…!!」
熱いものがたっぷり中に注がれる。ピーターは息を切らせて僕の上に倒れこんだ。
「あ、そうだ、キス…」
「ん…」
まるで決まり事であるかのように、ピーターがそう言って僕にキスをした。早々に体を離そうとしたのでピーターの体にがっしりしがみついて離さなかった。
「ピーター、僕この時が一番好きなんだ。しばらくこのままでいてくれる?」
「う、うん」
「ありがと」
「…本当にケイゴは、普段とセックスしてるときで性格が全然違うな」
「え"っ?!」
「いつも口が悪くてつっけんどんなのに、セックスのときはすごく甘えてくるし…すげーかわいい」
「なっ…」
ちょっと待って、僕ってピーターにまで口が悪くてつっけんどんだと思われてたの?!…まあいいけどさ。
繋がったままダラダラと喋っていると、いつの間にか二人とも寝てしまっていた。微妙に空いたドアの隙間から、のぞき見されていることにも気付かずに…。
◇◇◇
「はぁっ…はぁっ…!たまらん…たまらんなエドガー…!」
「ああっ…やばいよ僕3回も抜いちゃったよ…!」
「俺もだ…っ!なんだあの空間…!甘々ではないか…!」
「そして初々しい…!僕たちではもうあんなセックスはできない…!」
「あんな母性溢れるケーゴとセックスしたいぞ俺も…!」
「僕もだ…!なんだいあの包容力は…!」
「俺たちもセックスの知識と技術を忘れたらあんな風に抱かせてもらえるのか?!」
「くっ…!前世に戻って本当の初めてをケーゴに奪われたい…!」
「そしてピーター!なんだあの可愛いやつは…!なんだあのセックスは…!まるで子どもではないか…!」
「かわいらしいにもほどがあるよねっ…!ぐっ…かわいすぎるよねえ?!」
「く、ピーターとケーゴのセックス、毎日見たい…!できるなら真横で見たいのに…!俺たちがいたらピーターが萎縮してしまってあんなセックスできない…!なんてもどかしいんだっ・・!」
「明日ピーターの部屋中にカメラを付けよう…!それで我慢するしかない…!」
「ああ、そうだな…!そうしよう…!」
有言実行、翌日ピーターと圭吾がいないうちに、彼らはピーターの部屋のいたるところにカメラを設置した。圭吾とピーターが二人でセックスをするのは、だいたいスルトとエドガーがいないときだった。だが、その行為は全てカメラに録画され、その度に二人はエドガーの部屋で鑑賞しながら自慰をした。
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