70 / 87
4月
おまけ:エドガーさんのマッサージ店
しおりを挟む
「ケーゴ。うつぶせになって」
「はあい」
言われた通りうつぶせになると、エドガーがオイルをたらっと僕の背中に垂らした。冷たくてビクってしたらエドガーが「ごめん。つめたかったね」と謝った。手に息を吹きかけて暖かくしてから、エドガーは僕の背中に手を当てる。
「んっ」
「ん?まだ冷たかったかな?」
「…ううん。大丈夫」
「よかった。じゃあまずは首と肩をマッサージするね」
「おねがいします」
両手で肩を掴み、肩の筋肉を親指で押し当てほぐしてくれてる。ちょっと痛いけど…気持ちいいかも。てかエドガーマッサージうま。力加減完璧だし、資格持ってるだけあってプロみたいに手慣れた手つきだ。
(そりゃこんなゴッドハンドに毎晩下半身いじられてたら体バカにもなっちゃうよね…)
エドガーが首や肩、背中をマッサージしてくれてる間、僕はうっかりそんなことを考えてしまった。ぼんやりした脳みそで夜の時のエドガーの手や顔、体を思い出してしまい、むずむずと股間が痛くなってくる。うわぁぁ…僕なにやってんのぉ?!珍しくエドガーが変態じゃないことしてくれてるのに、それで半勃ちしちゃうなんてまるで僕の方が変態みたいじゃないか…。恥ずかしいしもうしわけないよぉ…。
「ケーゴ。次は足の裏をマッサージするから、仰向けになってくれる?」
「あ…えっと…もうちょっと背中マッサージしてほしいなあ」
「ふふ。そんなに気持ち良かった?」
「うん…」
半勃ちなんてバレたらマッサージなんてほっぽって絶対セックスの流れになっちゃうと思って、僕は股間がおさまるまで意地でもうつ伏せのままでいた。やっとおさまったから仰向けになると、エドガーが足の裏をマッサージし始める。
「いだだだだだっ!!!」
「うわぁー。ケーゴ凝ってるね。すごいよここ」
「いだぁぁああぁあっ!!!」
「あははは!!マッサージが終わったらきっと楽になってるよ」
「いだいいだいいだいいだい!!!」
「うーん。これは毎日マッサージしてあげなくちゃいけないなあ」
痛いって言ってるのにそこを執拗にグリグリされる。痛みでちんこも一瞬で縮んだ。結果オーライ。
足の裏のマッサージが終わった頃には、僕はぜぇぜぇと息を荒げて脱力してた。めっちゃくちゃ痛かったけど、ちょっと楽になった気がしなくもない…のかな?
「はいケーゴ。じゃあもう一回うつぶせになってね。次は脚のマッサージをするから」
「はあい」
くたぁとしたまま僕はノロノロとうつぶせになった。太ももとふくらはぎあたりにオイルを落とされ、エドガーの手が右足をスーッと撫でる。すごいなエドガー。ほんとにプロみたい。すごくきもちいい。
「きもちいいだろう?」
「うん…すごくきもちいい」
「軽擦法っていうんだよ。ゆったりした気持ちでいてくれたら効果的なんだ」
「そうなんだ…」
「リラックスできるアロマも焚いてるからきっと疲れもやわらぐと思うな」
「うん…ねちゃいそうかも」
「寝ても良いよ」
「ううん。せっかくエドガーがマッサージしてくれてるんだから、寝たくない」
「かわいいことを言うねケーゴ」
それからもエドガーは、やさしくさすったりパン生地をこねるみたいにふくらはぎをもみほぐしたりしてくれる。旅行でたくさん歩いたから、筋肉がほぐれて足が軽くなった気がする。寝ないって言ったけど、気持ち良くてほわほわしてきた。
「ケーゴ。仰向けになって」
「ん…」
また仰向けになり、エドガーが太ももをもみほぐしてくれる。すーっと膝から足の付け根まで手を滑らせ、親指で付け根を押されて僕はビクってなった。
「んっ!」
「ここくすぐったいでしょ。リンパが流れてるんだよ」
「くすぐったい…」
「リンパはしっかりほぐさないといけないから、がまんしてね」
「ん…っ」
エドガーは足の付け根に何度も指をすべらせる。くすぐったくて、指が動くたびにぞわぞわする。
「ふっ…んん…っ」
「くすぐったいのはほぐれてる証拠だよケーゴ」
「なんかこれ恥ずかしい…んん…」
くすぐったいしなんか変な感じするしで、だんだんまた僕のちんこが元気になってきてしまう。僕はさりげなく股間に手を伸ばして半勃ちになったちんこちゃんを隠した。それに気付いたエドガーはチラッとだけ股間に視線を送り、クスっと笑ったあとすぐに目を逸らしてマッサージに戻る。
「ここはみんなそうなっちゃうから。恥ずかしがらなくてもいいよ」
「ううう…」
「それに声も抑えなくていいよ。ケーゴのそういう声は聞き慣れてるから」
「こんな…マッサージでえろい声あげてたら僕が変態みたいじん…」
「みんなそうだから気にしないで。ケーゴは変態じゃないよ」
「ありがと…でもやっぱり恥ずかしい…」
「ふふ。かわいいなあケーゴは」
僕はぞわぞわに耐えることと声をおさえることに必死で、僕の頭元に立ってるピーターが菩薩のような顔で僕たちを眺めてることに気付かなかった。
(俺がテストマッサージしてもらったとき…そんなにリンパ揉んでなかったですよね…)
「はあい」
言われた通りうつぶせになると、エドガーがオイルをたらっと僕の背中に垂らした。冷たくてビクってしたらエドガーが「ごめん。つめたかったね」と謝った。手に息を吹きかけて暖かくしてから、エドガーは僕の背中に手を当てる。
「んっ」
「ん?まだ冷たかったかな?」
「…ううん。大丈夫」
「よかった。じゃあまずは首と肩をマッサージするね」
「おねがいします」
両手で肩を掴み、肩の筋肉を親指で押し当てほぐしてくれてる。ちょっと痛いけど…気持ちいいかも。てかエドガーマッサージうま。力加減完璧だし、資格持ってるだけあってプロみたいに手慣れた手つきだ。
(そりゃこんなゴッドハンドに毎晩下半身いじられてたら体バカにもなっちゃうよね…)
エドガーが首や肩、背中をマッサージしてくれてる間、僕はうっかりそんなことを考えてしまった。ぼんやりした脳みそで夜の時のエドガーの手や顔、体を思い出してしまい、むずむずと股間が痛くなってくる。うわぁぁ…僕なにやってんのぉ?!珍しくエドガーが変態じゃないことしてくれてるのに、それで半勃ちしちゃうなんてまるで僕の方が変態みたいじゃないか…。恥ずかしいしもうしわけないよぉ…。
「ケーゴ。次は足の裏をマッサージするから、仰向けになってくれる?」
「あ…えっと…もうちょっと背中マッサージしてほしいなあ」
「ふふ。そんなに気持ち良かった?」
「うん…」
半勃ちなんてバレたらマッサージなんてほっぽって絶対セックスの流れになっちゃうと思って、僕は股間がおさまるまで意地でもうつ伏せのままでいた。やっとおさまったから仰向けになると、エドガーが足の裏をマッサージし始める。
「いだだだだだっ!!!」
「うわぁー。ケーゴ凝ってるね。すごいよここ」
「いだぁぁああぁあっ!!!」
「あははは!!マッサージが終わったらきっと楽になってるよ」
「いだいいだいいだいいだい!!!」
「うーん。これは毎日マッサージしてあげなくちゃいけないなあ」
痛いって言ってるのにそこを執拗にグリグリされる。痛みでちんこも一瞬で縮んだ。結果オーライ。
足の裏のマッサージが終わった頃には、僕はぜぇぜぇと息を荒げて脱力してた。めっちゃくちゃ痛かったけど、ちょっと楽になった気がしなくもない…のかな?
「はいケーゴ。じゃあもう一回うつぶせになってね。次は脚のマッサージをするから」
「はあい」
くたぁとしたまま僕はノロノロとうつぶせになった。太ももとふくらはぎあたりにオイルを落とされ、エドガーの手が右足をスーッと撫でる。すごいなエドガー。ほんとにプロみたい。すごくきもちいい。
「きもちいいだろう?」
「うん…すごくきもちいい」
「軽擦法っていうんだよ。ゆったりした気持ちでいてくれたら効果的なんだ」
「そうなんだ…」
「リラックスできるアロマも焚いてるからきっと疲れもやわらぐと思うな」
「うん…ねちゃいそうかも」
「寝ても良いよ」
「ううん。せっかくエドガーがマッサージしてくれてるんだから、寝たくない」
「かわいいことを言うねケーゴ」
それからもエドガーは、やさしくさすったりパン生地をこねるみたいにふくらはぎをもみほぐしたりしてくれる。旅行でたくさん歩いたから、筋肉がほぐれて足が軽くなった気がする。寝ないって言ったけど、気持ち良くてほわほわしてきた。
「ケーゴ。仰向けになって」
「ん…」
また仰向けになり、エドガーが太ももをもみほぐしてくれる。すーっと膝から足の付け根まで手を滑らせ、親指で付け根を押されて僕はビクってなった。
「んっ!」
「ここくすぐったいでしょ。リンパが流れてるんだよ」
「くすぐったい…」
「リンパはしっかりほぐさないといけないから、がまんしてね」
「ん…っ」
エドガーは足の付け根に何度も指をすべらせる。くすぐったくて、指が動くたびにぞわぞわする。
「ふっ…んん…っ」
「くすぐったいのはほぐれてる証拠だよケーゴ」
「なんかこれ恥ずかしい…んん…」
くすぐったいしなんか変な感じするしで、だんだんまた僕のちんこが元気になってきてしまう。僕はさりげなく股間に手を伸ばして半勃ちになったちんこちゃんを隠した。それに気付いたエドガーはチラッとだけ股間に視線を送り、クスっと笑ったあとすぐに目を逸らしてマッサージに戻る。
「ここはみんなそうなっちゃうから。恥ずかしがらなくてもいいよ」
「ううう…」
「それに声も抑えなくていいよ。ケーゴのそういう声は聞き慣れてるから」
「こんな…マッサージでえろい声あげてたら僕が変態みたいじん…」
「みんなそうだから気にしないで。ケーゴは変態じゃないよ」
「ありがと…でもやっぱり恥ずかしい…」
「ふふ。かわいいなあケーゴは」
僕はぞわぞわに耐えることと声をおさえることに必死で、僕の頭元に立ってるピーターが菩薩のような顔で僕たちを眺めてることに気付かなかった。
(俺がテストマッサージしてもらったとき…そんなにリンパ揉んでなかったですよね…)
10
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる