【完結】【R18BL】学年二位は、学年一位の命令を聞く

ちゃっぷす

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二年:中間考査~

第五十四話

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 夜、凪が俺の家に顔を出した。
 ずっと凪が持ったままだった合鍵でドアを開け、おずおずと部屋に入ってくる。
 俺と目が合った凪は、照れながら小さい声で言った。

「ただいま」

 おかえり、と言う前に、俺は凪を抱きしめていた。
 気付けば俺は泣きながら、凪に恨みつらみを垂れ流していた。

「バカ。バカ。バカ野郎。勝手に離れていきやがって。バカ。クソ」
「……ごめん」
「俺のためにやったんだろうが、そんなの誰も望んでなかったわボケ」
「ごめん」
「もう二度と離れんなクソが。俺をこんな気持ちにさせるな今後一生」
「……うん。約束する」

 凪が俺のあごに手を添える。俺の顔を上向かせ、そっとキスをした。
 心地の良い時間を与えられ、不本意ながら俺の恨みが吹き飛んでしまった。

「……なに」
「ん?」
「なに急に」

 どうせ「ふとキスしたくなった」んだろ。聞かなくても分かるわ。

 凪はゆったり目じりを下げ、俺を抱きしめた。

「ずっとキスしたかったから」
「~~……」

 クソ。こいつ卑怯だ。ズルい。今の一言でつらみまで吹き飛んでしまった。

「理玖」
「なんだよ」
「ずっとしたかったこと、いっぱいあるんだ」
「……」
「してもいい?」

 聞くなそんなこと。良いに決まってんだろ。さっさとしやがれクソが。

 俺たちは晩メシも食わずにシャワーを浴びて、二人してベッドになだれこんだ。

「っ……、凪っ、しつこいっ……」

 ベッドに押し倒した俺に、凪が吸い付いて離れない。体中いたるところに舌を這わせ、ときどき吐息を漏らしている。
 しゃぶり回している方は楽しいだろうが、やられている側はじれったくてしょうがない。

「……理玖。すごい敏感になってない? どこ触ってもビクビクして……」
「うっ、うるさいなあっ……、そりゃっ……何カ月も焦らされたら……っ、こうもなるっ……」
「はあ……可愛すぎるんだけど……」

 全身を舐め回している間、今度は凪が恨みつらみを垂れ流していた。

「理玖……。高梨先生とはあれからなんもないよね?」
「ないっ……あるわけないだろっ……」
「Cに告られたときどんな気持ちだった? ちょっとは迷ったりした?」
「さあなっ……知らねえよ……っ」
「理玖にもちんこ付いてるもんね。突っ込みたいとか思うの?」
「思うわそりゃ……っ」
「え」
「お前にな……」
「……今のは聞かなかったことにする。うん。ごめん」

 我慢できなくなって、凪の手を俺のちんこに触れさせた。
 凪は目を見開いたのち、はにかんだ。

「何その顔」
「……」
「物欲しそうな顔してる」
「いいから、早く触れぇ……」

 凪は指先で軽くちんこを撫でたあと、クスッと笑った。

「触るより……舐めてもいい?」
「えっ……」

 俺の返事を聞かずして、凪がちんこに舌を這わせる。

「あっ……!」
「はは。すげー声」
「んんっ……! んっ、んん……っ」

 久しぶりのセックスでフェラは刺激が強すぎる。しかもこんなに愛おしげに舐められたら、興奮せざるをえないだろうが。

「あー……理玖のちんこの味だぁ……」
「おいぃ……キモいこと言うんじゃねえ……」
「ずっとしゃぶってたい、これ」
「きっしょぉ……」

 とか口では言いながら、ずっとしゃぶらせておきたいと思った俺も俺だ。

「っ……、あっ、凪、出そ――」
「あっ、危ない」
「えっ……」

 射精寸前で、凪に口を離された。

「な、なんで……?」
「だって久しぶりだしさ、一緒にイキたいじゃん」
「えぇ……。一回イキたい……。ジンジンする……」
「だーめ。一緒にイキたい」

 なんてワガママなヤツなんだ。

 それから凪はキスしながら、指で俺のケツをほぐした。
 やっと得られたケツの快感に、俺は我も忘れて体をくねらせ、嬌声をあげまくった。

「はは……。今日の理玖やっば……」
「凪ぃっ……!! もっと奥……っ、……っ、あっ、そこっ、そこ!!」
「そんなおしり気持ちよくなりたかったの?」
「うんっ……うんっ……!」
「やっば……なにこれ……エロ……」

 興奮した凪が激しく中を掻き回したので、俺は簡単に中イキしてしまった。
 ひくひくと痙攣している俺の両脚を、凪が開かせる。

「理玖……挿れていい?」
「うん。はやく……」

 ぴと、と凪のちんこがケツに触れ、ゆっくりと中に押し込まれる。

「うわ、キツ……ッ」
「うぅ……っ」
「理玖、痛い……?」
「痛い……けど……やめないで……」
「……やめれるわけないじゃん」

 痛かったけど、気持ちよかった。数カ月間挿れていなくても、俺の中は凪の形を覚えていた。

「っ……、入った……っ」
「ん……」
「痛くない?」
「うん、痛くない……」

 胸に雫が数滴落ちる。それが何かは分かっていたが、俺は何も言わずにいた。
 長い間、凪は動かなかった。ただ繋がったまま、俺を抱きしめていた。
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