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4話
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◇◇◇
献金が入った籠を司祭様に見せると、司祭様は目を見開いた。
「ナスト。なんだねこれは」
「献金です」
「そんなことは分かっているよ。どうしてこんなにたくさんのお金が入っているんだと聞いている」
「お金持ちの礼拝者がいまして、その方が」
「ほう? なるほど」
司祭様はその籠を食い入るように見つめたあと、中に入っていた札束を拾い上げた。
「さすがにこれはいかんな。教会は営利目的の団体ではない。こんなに多額のお金は必要ない」
「僕もそう思います」
「ああ。これはわしから返しておこう」
司祭様はそう言って、札束をポケットにしまった。
返してもらえるのはありがたい。教会をヒマつぶしだと思っているような人から、お金なんてもらいたくない。
「ナスト。その人に何もされなかったかい?」
「は、はい。少し頭に触れられましたが……」
「なに?」
司祭様の声が低くなった。僕は身を縮め、おそるおそる説明した。
「祈りを捧げているときに、少し。で、でも、すぐにやめてもらいました」
「体には触れられなかったかい?」
「はい。触れられていません」
「そうか」
そして司祭様は僕に背を向け、ため息を吐いた。
「穢れが増したのはそのせいだな」
「え……」
「ナスト。君は穢れに弱いんだと言っておるだろう。わし以外の、わしが許した者以外に触れさせるとは……なんと愚かなことを」
その言葉を最後に、司祭様は去っていった。
僕はその場にへたり込んだ。少しずつではあるけれど、司祭様のおかげで清められていたのに。あの男の人に少し触れられただけで穢れが増してしまうなんて、最悪だ。
「でも、大丈夫。きっと司祭様が清めてくれる」
そう言い聞かせ、僕は立ち上がった。今の僕には司祭様がいてくれる。だから大丈夫。大丈夫だ。
その夜、僕はいつもより早く司祭様の部屋を訪れた。いてもたってもいられなくて、司祭様の都合なんてお構いなしに足が向いてしまったのだ。
それなのに、司祭様は温かく迎えてくれた。
「どうしたんだい、ナスト。いつもより早いが」
「すみません。早く清めていただきたくて……」
「ああ、そういうことか。良い心がけだね」
司祭様に指示され、ベッドの上に横になる。司祭様はベッドに腰掛け、僕を見下ろした。
「頭のどこを触れられたんだい?」
「えっと、ここです」
僕が示した場所に、司祭様が手を置いた。僕の髪を手で梳きながら優しくさする。
「本当に、ここしか触れられていないかい?」
「はい」
「そうか」
司祭様の顔が近づいてくる。僕は無意識に口を少し開け、司祭様を受け入れた。いつもより激しく、司祭様の舌が僕の口内を掻き回す。それほどまでに僕が穢れてしまったのだろう。
唇だけではなく、首筋や耳にも、司祭様の舌が這った。夜になると、司祭様はこうして丁寧に穢れた僕を清めてくれる。
司祭様の手が胸元に伸びた。そしてボタンを外していく。僕の肌が、だんだんとあらわになる。
上半身までのボタンを外し終えると、司祭様は両手を僕の胸に当てた。そっとさすってから、指で乳首をつまむ。
「んっ……」
僕が声を上げると、司祭様は指先でさらに乳首を刺激した。くりくりと激しくいじられて、全身が疼きはじめる。
「かわいらしい、わしのナスト」
「っ~~……」
司祭様の舌先が乳首をつついた。吸い付いたり、甘噛みされたりもして、それだけで頭が真っ白になりそうだ。
「気持ちいいだろう?」
そう言われ、僕は小さく頷いた。すると司祭様はクスッと笑う。
「すっかり清められることに快感を覚えるようになったな」
清めの儀式を初めてしたとき、僕はくすぐったさと痛さでまともに儀式を受けられなかった。それは僕に沁み込んでいる穢れと悪による拒否反応なのだと、司祭様は教えてくれた。僕の心と体が綺麗になればなるほど、痛みは快感に変わるんだということも。
それから司祭様は毎日丁寧に僕の体を清めてくれた。おかげで今では、司祭様にどこを触れられても快感を得ることができるようになった。それは、僕の体から穢れが払われつつあり、聖なる力と共鳴できている証拠だ。
献金が入った籠を司祭様に見せると、司祭様は目を見開いた。
「ナスト。なんだねこれは」
「献金です」
「そんなことは分かっているよ。どうしてこんなにたくさんのお金が入っているんだと聞いている」
「お金持ちの礼拝者がいまして、その方が」
「ほう? なるほど」
司祭様はその籠を食い入るように見つめたあと、中に入っていた札束を拾い上げた。
「さすがにこれはいかんな。教会は営利目的の団体ではない。こんなに多額のお金は必要ない」
「僕もそう思います」
「ああ。これはわしから返しておこう」
司祭様はそう言って、札束をポケットにしまった。
返してもらえるのはありがたい。教会をヒマつぶしだと思っているような人から、お金なんてもらいたくない。
「ナスト。その人に何もされなかったかい?」
「は、はい。少し頭に触れられましたが……」
「なに?」
司祭様の声が低くなった。僕は身を縮め、おそるおそる説明した。
「祈りを捧げているときに、少し。で、でも、すぐにやめてもらいました」
「体には触れられなかったかい?」
「はい。触れられていません」
「そうか」
そして司祭様は僕に背を向け、ため息を吐いた。
「穢れが増したのはそのせいだな」
「え……」
「ナスト。君は穢れに弱いんだと言っておるだろう。わし以外の、わしが許した者以外に触れさせるとは……なんと愚かなことを」
その言葉を最後に、司祭様は去っていった。
僕はその場にへたり込んだ。少しずつではあるけれど、司祭様のおかげで清められていたのに。あの男の人に少し触れられただけで穢れが増してしまうなんて、最悪だ。
「でも、大丈夫。きっと司祭様が清めてくれる」
そう言い聞かせ、僕は立ち上がった。今の僕には司祭様がいてくれる。だから大丈夫。大丈夫だ。
その夜、僕はいつもより早く司祭様の部屋を訪れた。いてもたってもいられなくて、司祭様の都合なんてお構いなしに足が向いてしまったのだ。
それなのに、司祭様は温かく迎えてくれた。
「どうしたんだい、ナスト。いつもより早いが」
「すみません。早く清めていただきたくて……」
「ああ、そういうことか。良い心がけだね」
司祭様に指示され、ベッドの上に横になる。司祭様はベッドに腰掛け、僕を見下ろした。
「頭のどこを触れられたんだい?」
「えっと、ここです」
僕が示した場所に、司祭様が手を置いた。僕の髪を手で梳きながら優しくさする。
「本当に、ここしか触れられていないかい?」
「はい」
「そうか」
司祭様の顔が近づいてくる。僕は無意識に口を少し開け、司祭様を受け入れた。いつもより激しく、司祭様の舌が僕の口内を掻き回す。それほどまでに僕が穢れてしまったのだろう。
唇だけではなく、首筋や耳にも、司祭様の舌が這った。夜になると、司祭様はこうして丁寧に穢れた僕を清めてくれる。
司祭様の手が胸元に伸びた。そしてボタンを外していく。僕の肌が、だんだんとあらわになる。
上半身までのボタンを外し終えると、司祭様は両手を僕の胸に当てた。そっとさすってから、指で乳首をつまむ。
「んっ……」
僕が声を上げると、司祭様は指先でさらに乳首を刺激した。くりくりと激しくいじられて、全身が疼きはじめる。
「かわいらしい、わしのナスト」
「っ~~……」
司祭様の舌先が乳首をつついた。吸い付いたり、甘噛みされたりもして、それだけで頭が真っ白になりそうだ。
「気持ちいいだろう?」
そう言われ、僕は小さく頷いた。すると司祭様はクスッと笑う。
「すっかり清められることに快感を覚えるようになったな」
清めの儀式を初めてしたとき、僕はくすぐったさと痛さでまともに儀式を受けられなかった。それは僕に沁み込んでいる穢れと悪による拒否反応なのだと、司祭様は教えてくれた。僕の心と体が綺麗になればなるほど、痛みは快感に変わるんだということも。
それから司祭様は毎日丁寧に僕の体を清めてくれた。おかげで今では、司祭様にどこを触れられても快感を得ることができるようになった。それは、僕の体から穢れが払われつつあり、聖なる力と共鳴できている証拠だ。
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