【完結】【R18BL】清らかになるために司祭様に犯されています

ちゃっぷす

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35話

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 朝起きると真横にヴァルア様がいた。ヴァルア様は先に起きていたようで、立てた片肘にあごを乗せ、僕を眺めていた。

「おはよう。よく眠れたかな」
「おはようございます、ヴァルア様。はい、夢も見ずにぐっすりと」

 ヴァルア様の視線がしつこい。僕の顔を見つめ続けて何が面白いんだか。
 僕は早々にヴァルア様の顔を見ることに飽きた。尿意を覚えたので、上体を起こしてあたりを見回す。

「あの。アリスはどこですか?」
「アリス? 応接間じゃないかな。キルティアに話を聞かせているはずだよ」
「えっと、呼んでもらうことは……」
「できなくはないけれど……。来てもらうのに少し時間がかかるかも」

 困ったな。そんなに長時間我慢できそうにない。

「仕方ないですね……。でしたらヴァルア様、お願いします」
「なにをだい?」
「用を足す手伝いをしてもらいたいんです」
「……ん? 何を?」
「用を足す手伝いです。トイレはどこでしょうか」

 僕はヴァルア様を連れてトイレに向かった。便器の前に立った僕が目で合図しても、ヴァルア様は何をすればいいのかさっぱり分からない様子だ。

「えっと……?」
「僕の服をまくり、ペニスを固定してください」
「はい?」
「僕は自分の体に触れられないんです。誰かにしてもらわないと、望まない方向に放尿してしまうので」

 やっと何を求められているのか悟ったヴァルア様は顔を真っ赤にした。僕の顔と股間を交互に見ながら、唾を飛び散らせて叫ぶ。

「だっ、だからそういった教えは全て嘘なんだっ! 君は自分の体に触れていいんだよっ!?」
「分かっているのですが、どうも抵抗が……」

 まずい。膀胱が限界を迎えそうだ。このままでは昨日と同じような醜態を……
 僕はヴァルア様の服を掴み、必死の形相で懇願した。

「お願いします! ゆくゆくは自分一人でできるよう励むので、今日は手伝ってもらえませんか! もっ……漏れそうなんです!!」
「~~……っ。全く、世話の焼ける子だなあ! 分かったよ!」

 ヴァルア様が僕の服をめくり、ペニスに手を添えた。これでやっと用を足せる。

「ふぅ……」

 尿意から解放される瞬間が一番ホッとするひと時かもしれない。
 溜め込んでいた尿を排泄し終えた僕は、ヴァルア様が手を離すのを待っていた。だが、ヴァルア様が一向に動かない。
 見上げると、放尿が放物線を描いていたところあたりを凝視している。

「……あの、ヴァルア様?」
「……」

 返事がない。微かに息が上がっている? それに――

「どうして勃起しているんですか?」
「っ!」

 やっと我に返ったヴァルア様は、怯えるように手を離し、僕に背中を向けた。

「あのぉ、ヴァルア様?」
「ちょっ、ちょっと待ってくれるかな」
「どうして勃起しているんですか?」
「俺にそういった性癖はないよ! 本当だ! 安心して! 俺は司祭と違って変態じゃないから!」

 僕はなにもそんなことを心配しているのではない。ただなぜ勃起しているのかを尋ねただけだ。

「あの。すみません。残尿の処理をお願いできますか?」
「は!? 今なんと!?」
「ペニスに少量の尿が付着しているので、それをきれいにしていただきたいのですが」
「どどど、どうやってかな!?」
「舐めてですけど」
「きっ……君は毎回っ……それをアリスにしてもらっていたのか!?」
「はい。アリスと司祭様に」

 どんな教育をしているんだ、司祭は頭がおかしいんじゃないか、ああおかしいことなど始めから分かっていたさ、などと大声で喚き散らしたあと、ヴァルア様は僕の前に跪いた。ペニスの先に滴る尿の雫を凝視して、ヴァルア様が生唾を呑み込んだ。

「~~っ、どうして俺は、こんなことで興奮しているんだ……っ」
「興奮しているのですか? なぜ」
「俺が聞きたいくらいだ! ……くそっ、舐めるよ、ナスト」
「早くしてくださいませんか」

 ヴァルア様がペニスの先端を舌で撫でる。さらに亀頭を口に含み、念入りに舐めとった。

「ありがとうございます」

 僕がペニスを口から引き抜こうとすると、逆に根元まで咥え込まれた。

「ふあっ!?」

 ヴァルア様は僕の尻を両手で掴み、荒っぽく頭を動かしてペニスを口から出し入れした。それに合わせて僕の体が激しく揺れ動く。思わぬタイミングで快感を与えられ、頭が真っ白になった。

「あっ!? あっ、ヴァルア様っ!? 違います、そうじゃありませんっ、あっ、あぁっ……あぁ!?」

 ヴァルア様の指が肛門をこじ開けた。指の根元まで差し込まれ、揺れに応じて指も出し入れされる。それだけでもおかしくなりそうなのに、敏感なところを押さえられて精液が飛び出てしまった。

「んんっ……!!」
「ふう」

 ヴァルア様は、こくりと精液を呑み込み立ち上がった。そして、力が抜けて壁に手をついている僕の背後に立ち、肛門にペニスを押し付ける。

「っ、ヴァルア様……!?」
「すまないね。夜まで我慢できそうにない」
「あぁぁぁ……っ」

 立ったまま挿入されるのなんて初めてで、どうしていいのか分からない。かなり深く膝を曲げてくれているものの、長身のヴァルア様のペニスの位置に合わせて尻を持ち上げられるのでつま先立ちになる。体勢を保つので精いっぱいだ。

「んっ……、君の中は本当に……っ」
「あぁっ……あっ、あぁっ、はっ、んっ」

 とても激しい。激しいのに、優しさを感じる。うん。やっぱり僕にとってのセックスはヴァルア様とのものだけだ。好き勝手に腰を振られても、それすら愛おしい。
 僕は顔だけ振り向き、目を閉じたまま体を動かしているヴァルア様に尋ねた。

「きもちいいっ……?」

 ヴァルア様はハッと目を開け、乱暴に僕の唇を奪った。

「頭がおかしくなるくらいに」

 余裕のない顔でそう答え、さらに激しく腰を振り、ヴァルア様は絶頂を迎えた。
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