君との恋の物語-Blue Ribbon-

日月香葉

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相思相愛

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『そうなのか…。本当にいいの?』
恒星が私の顔を見つめて言った。
恥ずかしい。
かっこいいな。
「うん、今まで、誰にもあげなくてよかった。」
本音だった。今までずっと大事にとっておいた“初めて”だもん。
きっと、今日のために、恒星のためにとっておいたんだと思った。
『ありがとう。怖かったり、嫌だったりしたら、言ってね。』
優しいな。大好き。
「うん。ねぇ、始める前に、私のこと好きって、もう一回言ってくれる?」
このまま、見つめ合ったまま聞きたい。
『結、愛してるよ。』
素敵。
「私も。愛してる。」

恒星は、まず私のローブの前紐を解いた。
ゆっくりと前をはだけさせ、下着が露わになる。
恥ずかしい。ただひたすらに恥ずかしい。
下着姿の私を、恒星がじっと見つめてる。
ほんと、どうしようもなく恥ずかしい…。
「そんなにジロジロ見ないで。恥ずかしいわ。」
言葉にしたらもっと恥ずかしくなった。
『ごめん、あまりにも綺麗だから。』
「やだ…。」
そのままのしかかるように身体を重ね、キスをする。
舌が入ってくる。私も舌で応じる。
何度も絡め合う。
なんでだろ…さっきまでと違う。
すっごく感じる。
「ん…んん…ふっ…ん」
吐息と一緒声が洩れる…これ、私の声…?
恥ずかしい。
そのまま唇を私の首まで這わせてくる。
「あっ…んんっ」
思わず目をきつく閉じる。身体がびくっと痙攣する。
恒星が私の右手に左手を、左手に右手を重ねてぎゅっと握る。力強くて、暖かくて優しい手。
恥ずかしい…。恥ずかしいけど、もっと見られたい…。
恒星が、私だけを見ている。
そんな状況に、私は酔いしれた。

恒星の顔は、いよいよ私の胸元まで降りていた。
握っていた手を一旦離し、私の身体の下に入れる。
少し身体を浮かせて受け入れる。
下着のホックが外されて、かろうじて隠されているだけになる。
すっごい恥ずかしい。
思わず両腕で胸を隠す。
「やっ…恥ずかしい。」
らしくない。これ、私の声?
『結、俺の顔、見て。』
ゆっくり目を開けると、いつもの優しい恒星がいた。
『大丈夫?』
じゃないけど、ここまで来て後には引けない。
「うん」
ゆっくりと両腕を解いた。
恒星が、下着をゆっくりと外してくれた。
恥ずかしい…
下から押し上げるようにしてゆっくりと触られる。
全身に電力が走ったみたいに身体が反応した。
「ぁ…」
手に少しずつ力を掛けてくる。
「あっ…」
指で乳首を触られる
「あっ…やっ…んん」
そのまま口に含んでゆっくり舐められる。
「あっあっ…やっ」
恥ずかしい…ただひたすら恥ずかしい。
私は、恒星の頭を抱えるようにして、じっと恥ずかしさに耐えていた。
男の子って、皆胸が好きなのかな?
『可愛い。もっと、触っていい?』
頭がぼーっとしてたけど、この言葉がなにを意味するかは、わかった。
「うん…優しくね。」
『大丈夫だよ。』
そう言って、まずローブを完全に脱がされた。
「待って、私ばっかり、恥ずかしい」
一度身体を起こして抱きついた。
『わかった。俺の紐、解いてくれる?』
言われるがままにローブの紐を解いた。
引き締まった筋肉質の身体が露わになる。
すごい…男の人ってこんなに…。
少しだけ驚いた。

ゆっくり元の体制に戻ると、下着も脱がされる。
恥ずかしい…
膝を立てて脚をゆっくりと広げてられ、恥部が露わになる。
「や…すっごい恥ずかしい…。」
そのまま私の濡れた恥部を恒星の指が這う。
「あっ…あっ…やっ…んん」
私にも年相応に性欲はあった。
恥ずかしいけど、1人でしたことはある。
でも、今日のこれは、それとは全然違う…。
『気持ちいい?』
無言で小さく頷く。
恒星の指が、私の入り口をゆっくりさぐる。
「あ…」
そのまま少しずつ、深いところまで入ってくる。
優しい…。
ほとんど痛みを感じることはなかった。
恥ずかしい。身体の内側を刺激される感覚に全神経が奪われる。
「あっあっあっ…んん…だめっ」
奥の敏感なところを刺激されて、声が我慢できなくなる。
死ぬほど恥ずかしい…。
不意に恒星の手が止まり、キスされた。
『可愛い。もっと、可愛いところ見せてよ。』
え?
と思った時にはもう遅かった。
「あぁっ!やっ!やだっ!そこは…っ!」
私の1番敏感な場所を吸われ、舌で刺激される。
やばい…こ、れは…
今まで味わったことのない快感に襲われる。
あ…溢れる…。
快感が電力のように全身を流れ、自分の意志と関係なく身体が跳ね上がり、気絶しそうな程の衝撃だった。


ぐったりとベッドに身体を沈めた。


恥ずかしい…。
ぼーっとしているのに、それだけははっきりと思った。
私…人前で絶頂してしまった…。
今まで、こんなこと一度もなかったのに…。

いつの間にか、上まできていた恒星が、私の顔をじっと見てる…。
「恥ずかしい…」
恒星は、私に覆いかぶさるようにして抱きしめた。
『結は、本当に綺麗だね。俺は、結みたいな人と付き合えて、本当に幸せだよ。』
どうしたの…?急に。
喋ろうとしたけど、ちゃんと声にならなかった。
震えてる?
「どうしたの?」
今度は、ちゃんと喋れた。
『大丈夫。緊張すると、手が震えるんだ。』
そっか。恒星も緊張してるんだ。
「大丈夫だよ。恒星。」
私も抱きしめ返して、恒星の髪を撫でた。
可愛いな。恒星。
『結、ごめん、俺、興奮してる。』
「わかってる。」
身体に硬くて熱いモノが当たってる。
ありがと。私を見て興奮してくれて。
私も、勇気を出さなきゃ。
「私ばっかりしてもらっちゃってごめんね。」
そう言って身体を起こそうとすると、恒星が抱き上げてくれた。
ベッドの上で、向き合って座る。


さすがに、ちょっと怖い。
でも…頑張る。
「触っても、いい?」
すっごい恥ずかしい。
『え?うん、いいよ』
直に見るのはちょっと怖かったので、下着の上から、撫でるようにして触ってみた。
『うっ』
「ごめん、痛い?」
『んん、大丈夫。ごめん』
「いいよ。どう、触ったら気持ちいいの?」
すると、恒星はすごく恥ずかしそうにした。
可愛い。
『今、触ってるとこを、撫でてくれたら…うっ。そう。』
本当に気持ち良さそう。
と思ったら、自然と下着を下ろそうとしていた。
今度は恒星が身体を持ち上げて手伝ってくれた。
露わになったモノは、思っていた以上に大きく、禍々しいほどの存在感だった。
軽く握って、上下させてみる。
『うっ…やばい』
すごい敏感。
可愛い。
「私、初めてだから、あんまり上手じゃないんだけど…」
『え?』
言わせないでよ。
恥ずかしい。
「あの、手だけじゃなくて…してほしい?」
『う、うん。してほしい。』
私は、ゆっくりとうずくまるようにして恒星のモノに顔を近づけた。
したことはないけど、どうすればいいかは、知識として知っていた。
実際しようと思ったら、恥ずかしいし、怖いけど。
恐る恐る顔を近づけていき、先の方を舐めてみた。
ビクッと跳ね上がったことに驚いた。
もう一度、近づけていき、今度は口に咥える。

…おっきい…。

顎が外れるかと思った。
『ううっ。気持ちい…』
可愛い。ちょっと苦しいけど、もっとしてあげる。
ゆっくり顔を前後に動かす。
そのまま裏側を舌で刺激したり、ちょっと吸ってみたり、口を外して手でしたりを繰り返した。
恒星はずっと気持ち良さそうで、それがあまりにも可愛かった。


もっと喜んでほしくていっぱい刺激していると…
『これ以上は、やばい…でそう…』
「ん、ごめん。」
なんて答えたらいいかわからなくて謝っちゃった。
『いや、すっごい気持ち良いよ。だけど…』
そうだよね。
「うん。わかってる。」
私は、もう一度仰向けになった。
恒星は、避妊具を着けていた。
目のやりどころに困ったので、じっとしていた。
『…いい?』
「うん。」
恥ずかしい。それにさっきまで咥えていたモノが身体に入るかと思うと不安になった。
あんなに大きなの、入るかな?
恒星が、私の敏感なところに触る。
「あっ」
充分過ぎるほど濡れていて本当に恥ずかしかった。
『いくよ。』
そう言うと、少しずつ私の身体に体重を掛けてくる。
心ではいくら許していても、身体は正直だった。
あまりにも狭いそこを無理矢理押し拡げてモノが入ろうとする。
激痛に涙が出そうになる。
「いっっったぁぁぁ」
激痛と恥ずかしさで頭がいっぱいになる。
受け入れたい気持ちと逃げ出したい気持ちがぶつかり合って身体を捩る。
恒星のモノは私の入り口付近を行ったり来たりしながら少しずつ私の中に入ってきた。
「いたっいたぃっ」
正直恒星の顔を見る余裕もない。
ただひたすら痛い。そして恥ずかしい…
なのに…幸せ。幸せな痛み。
『結、大丈夫?やめようか?』
激痛の中で必死に答える。
「やめないで…。やめちゃだめ」
恒星、初めての時の私を絶対忘れないでね。
この姿は、他の誰にも見せたくないし、見せられない。恒星だけに見てほしい。
だから…忘れないでね。
激痛と共に私の中が恒星の形に合わせて変わっていく…。
恒星の女にしてもらってる。
本当に痛いけど、こんな幸せはないわ。
入り口付近を行き来していた恒星が、徐々に奥の方まで来ている。
「あぁ…いたぃ…いたぃよ…。あっあぁ…あっ」
『やばい…出る…。イクよ…』
瞬間的に察した。






膣に…出される…。





私の1番奥に到達したところで、恒星のモノが止まる。
痛みで麻痺していた感覚が少しだけ戻ってきた。
私の中で、脈打っているみたい。熱い。
激しく脈打ちながら、小さくなっていく。
痛みは少し引いてきた。
少しずつ湧いてくる幸せの実感。
痛みと幸福の中で疼く快楽。
私は今日、愛する男の女になった。
ありがとう。恒星。
大好きな人に喜んでもらえて嬉しい。
私の横で、こちらを向いて寝転んでいる恒星を見て、もっと幸せな気分になった。
(忘れないでね…今日のこと)
『え?』
聞こえたの?
「んん、なんでもない。」
『忘れないよ。忘れる訳がない。結が1番大切なモノを俺にくれた日だ。だから忘れない。約束するから。最後みたいなこと言うなよ。』
ごめん、そんなつもりはなかった。
「約束してくれてありがとう。そうね。ちょっと悲しい言葉だったかな。ごめんね。」
恒星がぎゅっと私を抱き寄せる。
え?震えてる?
『最後じゃ、ない?』
「うん。ずっと一緒よ。大丈夫。」
『よかった…。結が、いれば、俺はもっと、頑張れる。』
充分頑張ってるわ。
「恒星?」
少しだけ身体を離した。
恒星を仰向けにして跨がる。
真上から顔を覗き込む。
長い髪が私の顔から流れて恒星の顔まで降りる。
左右の視界が髪に遮られて、お互いの顔だけが見える。
この眺め、好きかも…。世界にいるのが私達だけみたい。
私は、恒星の胸の真ん中辺りを指差して言った。
「恒星、あなたはいつもここに理性の檻がある。弱さだったり、欲だったり、そう言うモノを全部この中に閉じ込めて、全部をエネルギーに変えて頑張ってるみたいに見えるの。それは、とってもいいことだと思う。でもね、いつか言ったように、人一人が抱えられる物なんて限りがあると思うの。だから、私といる時だけは、この檻を開けてほしいの。私は、全部受け止めるわ。さすがに痛いのとか、怖いのはやだけど、恒星はそんなことしないってわかってるから。弱さも、男らしさも、欲も、全部恒星だから。隠さなくていいのよ。」
『結、君は、俺のことをそんなに理解してくれていたんだな。ありがとう。』
「んん。お互い様よ。」



そのまま抱き合って眠った。
眠る恒星は、私の事を絶対に離さなかった。
ちょっと暑かったけど(笑)必要とされているのがわかって幸せだった。
私は、起きている間はずっと恒星の髪を撫でていた。
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