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53.受side
何であんなに強請ってしまったのだろう。
きっと頭がおかしくなっているんだ。
そうだ。きっとそうに違いない。
そして、何で怜央は怜央であんな優しくなってんの?
かと言って怜央の事で相談出来る相手は居ないし相談しようとしても怜央が常にチェックしてるからそれも無理。
「悩みあんなら聞くけど?」
お前の事だよ!!
つか、わざとこれ言ってるパターンだろ?
何か顔すげぇニヤついてるし。
もう、ふて寝することにした。
-----------
相変わらず学校では腫れ物扱いは受けている。
ただ、一部の女子からは何故か見る目が変わっているような気がした。
筆箱を落とした時、拾ってくれた女子に礼を言ったら·····
「············」
何とも言えない眼差しで見てきた。
なんなんだろうか····。
昼飯時に屋上で怜央と高梨と飯食ってた時にその事を話したら。
「母性本能くすぐられたんじゃね?」
なぜ故?
「ほら、庵の喋り方が舌っ足らずで赤ちゃん見たいだから」
そこまで高梨が言ったら怜央に殴られていた。
喋り方が舌っ足らずで赤ちゃんみたい······?
超がつくほどショックを受けた。
その後、怜央と教室で話す時、気を付けて話そうとすれば余計不自然な話し方になって怜央が笑う。
「わ··笑、うにゃ···笑うに···な」
「ネコ····っ!ネコが人間様の言葉話しだしだ!」
ゲラゲラ笑う怜央に口つぐんで怒れば更に笑われた。
本当に此奴とは話したくない。
「庵ー。怜央って言ってみ?」
練習。と、圧力をかけてきた。
「·······りぇぉ」
「何でちゅか~?庵たんは何ちゃい?2しゃいかなぁ~?3しゃいかなぁ~??」
こうやって弄って来るの本当にウザい。
ウザすぎて死ねって思う。
遠目で見ているクラスメイトがクスクス笑ってるしもう泣きたい。
「福山ー」
ゴッと怜央の頭に数学の教科書が縦に落ちて来た。
目線を上に上げれば自分達の担任教師だった。
「あんまり相川に意地悪すんなー」
本人も好きでそんな話し方になったわけじゃないんだからと、先生がまともにフォローしてくれた。
「好きな子に意地悪してしまう気持ちは先生もよーっく分かってるつもりだぞ」
何かちがくね?
好きな子って言う部分は誰を指しているのだろうか。
何で一部の女子は嬉しそうにこちらを見ているのだろうか。
ここのクラスってこんなにカオスだったのだろうか。
「好きとかんなもんじゃねぇから!!」
怜央がちゃんと否定だけはしてくれていた。
その夜。
「好きとかそんなちいせぇもんじゃねぇのになァ」
怜央から何かとんでもない言葉が聞こえた気がした。
きっと頭がおかしくなっているんだ。
そうだ。きっとそうに違いない。
そして、何で怜央は怜央であんな優しくなってんの?
かと言って怜央の事で相談出来る相手は居ないし相談しようとしても怜央が常にチェックしてるからそれも無理。
「悩みあんなら聞くけど?」
お前の事だよ!!
つか、わざとこれ言ってるパターンだろ?
何か顔すげぇニヤついてるし。
もう、ふて寝することにした。
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相変わらず学校では腫れ物扱いは受けている。
ただ、一部の女子からは何故か見る目が変わっているような気がした。
筆箱を落とした時、拾ってくれた女子に礼を言ったら·····
「············」
何とも言えない眼差しで見てきた。
なんなんだろうか····。
昼飯時に屋上で怜央と高梨と飯食ってた時にその事を話したら。
「母性本能くすぐられたんじゃね?」
なぜ故?
「ほら、庵の喋り方が舌っ足らずで赤ちゃん見たいだから」
そこまで高梨が言ったら怜央に殴られていた。
喋り方が舌っ足らずで赤ちゃんみたい······?
超がつくほどショックを受けた。
その後、怜央と教室で話す時、気を付けて話そうとすれば余計不自然な話し方になって怜央が笑う。
「わ··笑、うにゃ···笑うに···な」
「ネコ····っ!ネコが人間様の言葉話しだしだ!」
ゲラゲラ笑う怜央に口つぐんで怒れば更に笑われた。
本当に此奴とは話したくない。
「庵ー。怜央って言ってみ?」
練習。と、圧力をかけてきた。
「·······りぇぉ」
「何でちゅか~?庵たんは何ちゃい?2しゃいかなぁ~?3しゃいかなぁ~??」
こうやって弄って来るの本当にウザい。
ウザすぎて死ねって思う。
遠目で見ているクラスメイトがクスクス笑ってるしもう泣きたい。
「福山ー」
ゴッと怜央の頭に数学の教科書が縦に落ちて来た。
目線を上に上げれば自分達の担任教師だった。
「あんまり相川に意地悪すんなー」
本人も好きでそんな話し方になったわけじゃないんだからと、先生がまともにフォローしてくれた。
「好きな子に意地悪してしまう気持ちは先生もよーっく分かってるつもりだぞ」
何かちがくね?
好きな子って言う部分は誰を指しているのだろうか。
何で一部の女子は嬉しそうにこちらを見ているのだろうか。
ここのクラスってこんなにカオスだったのだろうか。
「好きとかんなもんじゃねぇから!!」
怜央がちゃんと否定だけはしてくれていた。
その夜。
「好きとかそんなちいせぇもんじゃねぇのになァ」
怜央から何かとんでもない言葉が聞こえた気がした。
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