菊の花は闇夜に狂い咲く

柚麟

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星家の事情

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父の兄が言うにはこの国は龍の一族が納めている国でその龍の帝に貴族は一家に1人ずつ娘を差し出さなければならないのだが、星家の一人娘は既に嫁に出してしまっているので次男の娘柃菊に話が回ってきたらしい。
王に選ばれなければ帰って来れるので行くだけ行って欲しいと帰ってきたらこれまでの生活を保証すると言われ、私は二つ返事で承諾した。

だって2年ほど遊んで暮らせるほどのお金をくれると約束してくれたんだもん。

そんな話をしてはや2週間私は、着飾って皇都に旅立つことになった。
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