いじめられっ子の僕が可愛い人外娘と行く冒険旅〜但し人外娘へと変える方法が独特で〜

揚惇命

文字の大きさ
102 / 210
1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう

専用の娼婦館

しおりを挟む
 子供たちの母親を丸ごと買ったのは、富豪で子供を産んだ女にしか興奮できない変態男だ。彼は自ら専用の娼婦館にて、毎日毎日女たちと情事に及んでいた。
「イヒヒヒヒ、さすがメジトモだ。こんなに良い女を仕入れてくれるとは」
「返してください。息子の元に」
「イヒヒヒヒ、お前はまだ自分の立場がわからんようだな。お前は俺の子を産むのだ。前の旦那の子など知らん」
「私はあなたの妻になった覚えはない」
「イヒヒヒヒ、残念だが俺がお前を買った時点で、お前は既に俺のモノ。どう扱おうが俺次第。死にたければ死ねばいい。そうすれば一生息子に会えんだけだ」
「ぐっ」
「イヒヒヒヒ、理解できたようだな。何、簡単であろう。ただ俺を受け入れれば良い」
 女は服を脱ぎ男を迎え入れる体勢になる。
「そう、それで良いのだ。どうせ、お前らは誰1人として、この館から逃げられんのだからな。俺の子を産み続ける孕み袋として、ずっと使い続けてやる」
「嫌、やっぱり嫌。こんなの、こんなの嫌ーーーー」
「嫌がる女に無理やりってのも興奮する」
「そんな、中には出さないでーーーー」
「俺の子を産むのだ。中以外などありえんわ」
「うっうぅ。許して、貴方。許して」
「旦那に貞操を立てるのも良いが、聞くところによるとお前らは滅んだパピルスの出であろう。王都が滅んで、メジトモも喜んでおったわ。人を次々と騙して、お金に困らなくなったってな。ハッハッハ」
「あの人は死んでない」
「死んださ。オークどもの襲撃を受けて、男は皆掘られたらしいぞ。オークのアレでな。ゲハハハハハ」
「そんな。そんなの嘘よ」
「生きている者のいないパピルス王都を見ればわかるだろ。あれで、お前の旦那だけ無事で生きていると。ギャハハ。ないないありえねぇ。お前はもう俺の女として生きていくしかねぇのさ。わかったら次はその口で奉仕しろ」
 富豪の変態男は無理やり口に入れる。だが、旦那が死んだなどと言われ、相当ムカついていた女は、無理やり口に入れられたそれを思いっきり噛んだ。
「がぁァァァァァァァァ。なんてな、こんなこともあろうかと先端以外は鋼鉄で覆わせておいてよかった。テメェ、俺のアレを再起不能にしようとは、覚悟できてんだろうな」
 女は歯が全部折れたようで、うまく喋れていない。
「ひゃひよ。ひようつての(何をしようってのよ?)」
「こうすんだよ。あーあ、可愛い顔が俺の汁でべちゃべちゃだな」
「ひひょい。どうひて、わたひが(酷い、どうして私が?)」
「恨むんなら、パピルス王都を守れなかった、騎士団を恨むんだなぁ。あっ、お前の旦那もそのひとりだったか?ゲハハハハハ」
「みょう、しにゃへて(もう死なせて)」
「無理無理、お前は一生俺の孕み袋だ」
 そんな館の扉を豪快に開けて入るフグオ御一行。
「娼館だって聞いてきたんだが?誰もいなかったから勝手に入らせてもらったぞ」
「不法侵入する馬鹿がいるか。俺がこの館の主人だが何の用だ?いえ、何のようでございましょうか?」
 俺の後ろにいるマリンたちを見て、態度を変える男。なるほど、俺が女を売りにきたって思ったようだな。
「単刀直入に要件を伝えても構わないか?」
「えぇ、それは勿論でございますよ」
「メジトモって奴から買った女を全て買い直したいのだが」
「なんだと俺から女を奪うだと。同業者かよ。ふざけんな。コイツらは、もう俺の女だ。俺だけのな。誰にもわたさねぇ」
 周りを見ると何人かのお腹は大きくなっていた。そりゃそうだよな。子供たちが連れ去られてすぐここに売られたとしたら結構年月経ってるよな。
「あっ違う違う。そう言う意味じゃない。俺の連れてる女と交換しようって事だ。お互い、危ない仕事をしている者同士、足をつきたくないだろう?」
「成程、そう言う事だったか?お気遣い痛みいるがその必要はない。足をつくヘマなどしていないのでな」
「そうかい。それは失礼した。だが、つい先ほどのことなのだがイラサトヒの街が廃墟となったらしい。そして、ギルドの人間が調査に入って、数々の証拠とやらが発見されたとか。あくまで噂程度だ。気にする必要はないってことだな。すまなかった。では」
「待て、その話は本当か?」
「嘘だと疑うのなら自分で見てきたらどうだ?」
「そんな、イラサトヒの街の子供たちはどうなったのですか?」
「なんでも、ギルドが全員盗賊として捕まえたと。まぁ、生きているだけ良かったのでは、中からはたくさんの骨が見つかったらしくて、お互いに殺し合ったようみたいなことを調査に来たギルドの人が言ってましたね」
「そう。生きているのね。良かった」
「ゴホン、先ほどの話はまだ有効か?」
「えぇ、では契約書を交わしますか?」
「いや、証拠となるものを残したくはない」
「では、口頭だけで?」
「あぁ」
「良かった。皆、もう良いぞ。話は纏まった。お前たちの母親は皆、無事だ」
 隠れていた子供達が出てきて、喜んでいる。それを見て、久々の再会に涙を流す母親。
「貴様、どう言うことだ?」
「ん?さっき行った話だが全部嘘だ。ギルドが調査に来てたら滅ぼした俺が捕まってるはずだろ。俺は、子供たちの母親を取り返しに来た正義のヒーローさ」
「お前自身がイラサトヒの街を滅ぼしたと」
「あぁ、で、さっき言った中にも本当のことがあって、実はイラサトヒの街が取引してた奴らの情報は全部手に入れた。これをギルドで高く売るつもりだ」
「!?メジトモの奴めそんな物は残さぬと約束したのに、それを渡せーーーーーーーー」
「マスター殿に触れるな下郎」
 ザシュッと斬られる男。あーあ、またやっちったよ。街の消滅に殺人、本当にお尋ね者みたいなことになってきてないこれ?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…

美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。 ※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。 ※イラストはAI生成です

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~

ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。 玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。 「きゅう、痩せたか?それに元気もない」 ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。 だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。 「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」 この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった

仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。

巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった

ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。 学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。 だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。 暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。 よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!? ……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい! そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。 赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。 「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」 そう、他人事のように見送った俺だったが……。 直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。 「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」 ――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。

処理中です...