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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
致命的なミス
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勝ち確でニヤニヤが止まらないフグオだが肝心なことを忘れているようなので、ここで補足しよう。このデモンズフロンティアの世界はMMORPGというコマンド選択又は大人数による大規模戦闘という2種類のバトルシステムが適用されているが一対一の場合、コマンドバトルが選択される。コマンドバトルの場合、速の高い数値の順番に行動順が回ってくる。フグオの現在の速は16。対するモンキーボクサーの速は50である。お分かりいただけたであろうか。フグオの致命的なミスに。それを踏まえた上で続きを見ていただこう。
「バトルスタートだ」
「さぁ、始まりました。我らがフグオ選手の今回の相手は、孤高のモンキーボクサーだ。解説のマリンにもコメントを頂きたいと思います」
「ゴホン、マスターがどのようにするのか見守ることにするのだ」
「何も助言せずに信じる。これも信頼の表れなのでしょうか」
勢いよく戦闘に突入する俺。バニーのやつ。前回、実況できなかった分、ノリノリじゃないか。マリンにしては珍しくアドバイスという名の答えは無しか。まぁ分かりきってるもんな。選択する技は餌付けだ。ん?ちょっと待てよ。ダメじゃないかこれ?モンキーボクサーちゃんの方が速いじゃねぇか!危ない危ない普通に餌付けを選択して死んだフリが発動して、詰みになりかねないところだった。まぁ詰むかどうかわかんないけど。せっかく覚えた新しい技が生きそうな戦いなのに致命的なミスをするところだった。でも、どうすんだ。これ。相手より先に動けない以上。最初のターンはアイテムに頼るしかない。アイテムに関しては、行動が最優先されるという仕様があるんだ。そこを突いて、1ターンの猶予を得ないと。いや、ダメなんじゃね?そもそも、1ターン行動を止めても次のターン向こうが先行なんだから俺がやられて死んだフリの発動だ。行動を止めつつ相手の速も下げないといけないわけだ。そんな都合のいいアイテムなんてあったかな。うーん。なら攻撃力を下げて、耐えられるようにするか。いや、攻撃力を下げるアイテムはない。攻撃力を上げるアイテムはあるんだけどな。アハハ。って笑ってる場合じゃない。マジで、ピンチって奴だ。とにかくカバンの中を漁るか。これは、煙幕玉か。効果は相手の視界を奪い自身の回避率を上昇させるか。ワンチャン、回避に賭けるか。いやいや、確率に頼るのはよくない。
「おーっと。どうした我らがフグオ選手。考え込んで動かないぞ~」
「バニーパイセン。マジおもしろすぎなんっすけど~。急にマイク持って、離し出すとかマジウケる~」
チョトミはずっと笑ってるな。でもバニーのいう通り、さっきから手は止まっているんだよな。どうしたらいいのかマジでわかんない。うーん。他には何かあったかな。絡みつく糸か。死の森に生息しているアラクネが低確率で落とすアイテムだ。効果は確か。相手の速を75%ダウンさせるだったかな。こっこれだ!いやいやいや、ダメだ行動を止められないならそのまま攻撃を受けて終わりだ。ちょっと待て、クラフトでなんか作った気がするな。クラフトアイテムで検索。絡みつく粘着玉。これの素材は絡みつく糸と煙幕玉。来たんじゃないか。効果は、えーっと。相手の速を75%ダウンさせその場に縛り付けて、最低1ターン~最大で5ターンまで行動を封じることがあると。来たわ。諦めずに探してよかった~。というか取り敢えず作っといた俺を褒めてやりたい。モンキーボクサーちゃん、残念だったね。デュフフ。
「キィ(ムカつく顔してやがる。その顔を歪ませてやっからな)」
「チャンピオンのモンキーボクサーも我らがフグオ選手の思考の長さにイライラしているようだ」
「マスターがどっちを選ぶのかと思って見守っているのだ」
どっちを選ぶか?マリンは何を言ってるんだ?よくわからないけど。俺の行動は。
『フグオは絡みつく粘着玉を投げた。モンキーボクサーの速を75%ダウンさせ、行動を封じた』
「キィ(クソッ。この糸、振り解けない。舐めやがって)」
『モンキーボクサーは、糸に絡みつかれて動けない』
「おーっと、我らがフグオ選手はアイテムでモンキーボクサーの行動を封じた。これは予想外でしたね~解説のマリンさん」
「・・・・・なのだ」
「マリンさんも驚きを隠せないようです」
マリンの奴、どっちを選ぶかって、どういう意味だったんだよ。まぁいいか。勝った。さてと。どうなるか見ものだな、俺の次の行動は。
『フグオは餌付けを使用した。モンキーボクサーの大好物であるバナテインを差し出す』
「キィ(これはアタイの大好きなバナテインじゃないか!こんなのを貰って逆らえるわけがない。アタイの負けだ。好きにしな)」
バナテインって。バナナ味のプロテインじゃねぇか!これが大好物って、どんだけ脳筋なんだよ!でも、なんか。バナテイン一つでここまで無防備になるなんて、成功したって事でいいんだよな。
ならこの後、俺が取るべき行動は、、、、、、、、、、、
「バトルスタートだ」
「さぁ、始まりました。我らがフグオ選手の今回の相手は、孤高のモンキーボクサーだ。解説のマリンにもコメントを頂きたいと思います」
「ゴホン、マスターがどのようにするのか見守ることにするのだ」
「何も助言せずに信じる。これも信頼の表れなのでしょうか」
勢いよく戦闘に突入する俺。バニーのやつ。前回、実況できなかった分、ノリノリじゃないか。マリンにしては珍しくアドバイスという名の答えは無しか。まぁ分かりきってるもんな。選択する技は餌付けだ。ん?ちょっと待てよ。ダメじゃないかこれ?モンキーボクサーちゃんの方が速いじゃねぇか!危ない危ない普通に餌付けを選択して死んだフリが発動して、詰みになりかねないところだった。まぁ詰むかどうかわかんないけど。せっかく覚えた新しい技が生きそうな戦いなのに致命的なミスをするところだった。でも、どうすんだ。これ。相手より先に動けない以上。最初のターンはアイテムに頼るしかない。アイテムに関しては、行動が最優先されるという仕様があるんだ。そこを突いて、1ターンの猶予を得ないと。いや、ダメなんじゃね?そもそも、1ターン行動を止めても次のターン向こうが先行なんだから俺がやられて死んだフリの発動だ。行動を止めつつ相手の速も下げないといけないわけだ。そんな都合のいいアイテムなんてあったかな。うーん。なら攻撃力を下げて、耐えられるようにするか。いや、攻撃力を下げるアイテムはない。攻撃力を上げるアイテムはあるんだけどな。アハハ。って笑ってる場合じゃない。マジで、ピンチって奴だ。とにかくカバンの中を漁るか。これは、煙幕玉か。効果は相手の視界を奪い自身の回避率を上昇させるか。ワンチャン、回避に賭けるか。いやいや、確率に頼るのはよくない。
「おーっと。どうした我らがフグオ選手。考え込んで動かないぞ~」
「バニーパイセン。マジおもしろすぎなんっすけど~。急にマイク持って、離し出すとかマジウケる~」
チョトミはずっと笑ってるな。でもバニーのいう通り、さっきから手は止まっているんだよな。どうしたらいいのかマジでわかんない。うーん。他には何かあったかな。絡みつく糸か。死の森に生息しているアラクネが低確率で落とすアイテムだ。効果は確か。相手の速を75%ダウンさせるだったかな。こっこれだ!いやいやいや、ダメだ行動を止められないならそのまま攻撃を受けて終わりだ。ちょっと待て、クラフトでなんか作った気がするな。クラフトアイテムで検索。絡みつく粘着玉。これの素材は絡みつく糸と煙幕玉。来たんじゃないか。効果は、えーっと。相手の速を75%ダウンさせその場に縛り付けて、最低1ターン~最大で5ターンまで行動を封じることがあると。来たわ。諦めずに探してよかった~。というか取り敢えず作っといた俺を褒めてやりたい。モンキーボクサーちゃん、残念だったね。デュフフ。
「キィ(ムカつく顔してやがる。その顔を歪ませてやっからな)」
「チャンピオンのモンキーボクサーも我らがフグオ選手の思考の長さにイライラしているようだ」
「マスターがどっちを選ぶのかと思って見守っているのだ」
どっちを選ぶか?マリンは何を言ってるんだ?よくわからないけど。俺の行動は。
『フグオは絡みつく粘着玉を投げた。モンキーボクサーの速を75%ダウンさせ、行動を封じた』
「キィ(クソッ。この糸、振り解けない。舐めやがって)」
『モンキーボクサーは、糸に絡みつかれて動けない』
「おーっと、我らがフグオ選手はアイテムでモンキーボクサーの行動を封じた。これは予想外でしたね~解説のマリンさん」
「・・・・・なのだ」
「マリンさんも驚きを隠せないようです」
マリンの奴、どっちを選ぶかって、どういう意味だったんだよ。まぁいいか。勝った。さてと。どうなるか見ものだな、俺の次の行動は。
『フグオは餌付けを使用した。モンキーボクサーの大好物であるバナテインを差し出す』
「キィ(これはアタイの大好きなバナテインじゃないか!こんなのを貰って逆らえるわけがない。アタイの負けだ。好きにしな)」
バナテインって。バナナ味のプロテインじゃねぇか!これが大好物って、どんだけ脳筋なんだよ!でも、なんか。バナテイン一つでここまで無防備になるなんて、成功したって事でいいんだよな。
ならこの後、俺が取るべき行動は、、、、、、、、、、、
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