いじめられっ子の僕が可愛い人外娘と行く冒険旅〜但し人外娘へと変える方法が独特で〜

揚惇命

文字の大きさ
131 / 210
1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう

こんなことってある!?

しおりを挟む
 早速光っている人外娘召喚に驚きつつもこの選択肢しか無い。相手の速さは100だ。75%下げられたとしても俺の速さでは勝ち目がない。だからアイテムの使用は、ナッシングだ。さて、何がきてくれるやら。わかってるよ。わかってるけどさ。ワクワクしたいんだよ一応。
「まだ我らがフグオ選手は考え込んでいる。この展開は、観客からのブーイングの嵐を呼んでいる」
 観客って、みんなやり過ぎてダウンしてるし、元気なのはマヤとハルぐらいだ。寧ろバニーだってヘロヘロでよく実況やるよな。こんな状態で召喚される人外娘が可哀想だな。
「この戦い、マスターには勝ち目が無いのだ。さっさと死んだフリするのだ」
 そんな大きな声で死んだフリとか言うんじゃねぇよ!お前ら魔物の言葉は相手も理解できるって言ってたじゃねぇか!作戦が台無しになるだろうが!まぁ、使わないけどさ!
「ピーイ(死んだフリ?そんなのに騙されるわちきじゃないでありんす。すぐにあの世に送ってやるでありんす)」
 ピィピィ。ウルセェな。勝ち目がねぇのはお前なんだよ!
『フグオは人外娘召喚を使用した。バナンキーが召喚された』
「ピーイ(まさかファルコンライダーちゃんを盾に取ろうというのでありんすか?どこまで、非道な人間でありんす)」
「うぅ。マスター?あれっ私戦闘にって、なら止めないとな」
「ピーイ(止めるでありんすか?何を言ってるのでありんすか?わちきは一生懸命モンキーボクサーちゃんを助けようとしているのでありんすのに)」
「それが間違いなんだよファルコンライダー。アタイは好きでマスターと一緒にいるんだ」
「ピーイ(そんなの嘘でありんす!言わされてるだけでありんす!)」
「アタイが言わされてるだって?好き勝手言ってくれんじゃん。じゃあ、覚悟しなよマスターの凄さに」
「ピーイ(やめておくんなんし。そこはダメでありんす。卑怯でありんす。モンキーボクサーちゃんを洗脳するなんて、許さないでありんす)」
「言ってもわかんないなら。マスターの凄さをその身で受けな。ほら、マスター今のうちにバナテインをコイツに飲ませるんだ。何、縮こまってんの?仕方ないな。ほら、アタイの口を使え」
「ピーイ(離すでありんす。それにバナテインって、モンキーボクサーちゃんの大好物でありんしたな。まさか、物で釣ったのでありんすか?人間の男は残酷でありんす)」
「酷いこと言うんじゃないよ。アタイが物で釣られただって?アタイは、マスターラブだっての。すぐにアンタもそうなるからその時跪いて謝らせてやるからな」
「ピーイ(あんなに優しかったモンキーボクサーちゃんがこんなに耄碌するなんて、残酷でありんす)」
「誰が耄碌したって!アンタもすぐに虜になっから。刺したらそんな口聞いてたこと謝ることになるからな!覚悟してろよ!ほら、マスターさっさとやる。まだ縮こまってんの?そうよねアタイと違って魅力なさすぎだもんね~わかるわかる。でも、それでも我慢してよね」
「ピーイ(あちきに魅力が無いと言うでありんすか?そのペッタンコの胸と小さいお尻の方が魅力的だと言うでありんすか?それは少し聞き捨てならないでありんす。さっさと大きくするでありんす)」
 なんかめちゃくちゃバナンキーが怒ってるんだけど、本当に縁のある人なの?なんか、お互いが喧嘩してるようにしか見えないんだけど。いやいや、魅力なさ過ぎって、そもそも魔物の状態だと魅力云々なんてわかるわけない。その姿はどこからどう見ても鷹に鞍が付いてるような姿なんだから。それにこの状況でおったてろや口使えとか女の子が言って良いセリフじゃない気がする。うん。無理。見た目の魅力で言うならバナンキーも無いに等しい。まぁ可愛いけど男受けする身体かといえば違う気がする。いつだって男はボンキュッボンに憧れるものだろう。違うか。
「これはどうしたことでしょう。戦闘に突如乱入した竿姉妹のバナンキーがファルコンライダーと会話している~」
 竿姉妹って、なんちゅう言葉使ってんだ馬鹿!意味わかってんのか?クスクスってそこ笑うとかじゃねぇからマヤとハルも竿姉妹ってことだから!笑うな!そこ!
「何かおかしいのだ。マスターはレベル15以降は暫く技を覚えないはずなのだ。それが毎回、覚えているのだ。しかも訳のわからない技ばかりなのだ。人外娘の相手が女性の場合の魔物との戦闘行為は禁止されているのだ。でも、マスターはそれをしているわけで、でも爆発はしなくて、よくわからなくてマリンも頭混乱してきたのだ」
 というかマリンって、俺のことを知り過ぎている気がするんだけど。最初に出会って、いきなり襲われたけど洞窟に運んで膝枕して泣いてくれたりとか。なんやかんや、俺の好きな体型に変化したりとか。挙げ句の果てには、アイテム保管庫の役割まで果たしてくれている。特に食べ物系は時間経過とともに腐る仕様なんだけどマリンが保管してくれたらいつでも新鮮。スライム超万能。マリン、マリン、あぁ可愛いよマリン。あっマリンのこと考えてたら勃っちった。アハハ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった

仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。

【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~

永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。 転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。 こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり 授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。 ◇ ◇ ◇ 本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。 序盤は1話あたりの文字数が少なめですが 全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~

於田縫紀
ファンタジー
 図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。  その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。

転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚

熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。 しかし職業は最強!? 自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!? ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。

処理中です...