いじめられっ子の僕が可愛い人外娘と行く冒険旅〜但し人外娘へと変える方法が独特で〜

揚惇命

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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう

槍田一という男

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【槍マスターside】
 なんでこんな昔の夢見ちまったんだろうな。フグオに向こうの世界とはいえ、再会できたからか?まぁ、向こうは俺に気付いてなかったけどな。まぁ、今は俺も正体を明かすつもりはないけどな。それにしても厄介な奴らに目をつけられたもんだなフグオも。さて、もう一眠りするかと思ったら同棲してる彼女の声が聞こえてきた。
「せんぱぁ~い、まだ怒ってます~?」
「怒ってねぇよ。にしてもお前、キャラ変わりすぎだろ!」
「だってぇ~向こうの世界では男だし~せんぱぁ~いの頼れるパートナーのケンゴだし~」
「そうだったな」
 俺の彼女はデモンズフロンティアの世界では、2人一組で動くウェポンズマスターの1人で、剣マスターのケンゴだ。そして、実生活では、実に可愛らしい俺の彼女で、剣持咲希ケンモチサキと言う。
「流さないでってば~。それより、ねぇ。ハジメちゃん、その。あの。やりたくなっちゃったんだけど。ダメ?」
 ほんと、可愛い女だ。
「咲希におねだりされたら断れないな」
「流石、ハジメちゃん」
 スルスルと脱いで、産まれたままの姿になった咲希が俺の下半身を唇と舌を使って優しく刺激する。
「お前、最初から飛ばすなよ」
「ひゃって、ひゃひめひゃんの。ほおきいから。にゃめがいが。ひょれに、きほちひょく、にゃってほひいから」
「十分、気持ちいいよ。咲希に優しく包まれてると安心するからさ」
「ひょんと!ひょれなら、うれひい。いふでもだひて、ひひからね」
 俺は遅漏気味だ。昔から自分でやっても中々出ない。これだけはよくわからないものだ。さらに無愛想なところも相まって。そのせいで、付き合ってもよくフラれる。理由は、いつもこうだ。ハジメ君ってさ。アタシのこと好きじゃないよね?別れよ。女とは本当によくわからない。俺はちゃんと好きだったんだけどな。それ以上によくわからないのは目の前の咲希だ。こんな俺とずっと居る。行き場が無いから俺に嫌われまいと尽くしているのか?まるで忠犬を飼ってるみたいだ。
「はむはむ」
「もう良いよ咲希」
「むぅ。今日も行かせられなかった。アタシのテクを待ってしてもせんぱぁ~いのこと行かせられないなんて、超ショックだよ~」
「気持ち良くしてくれたお礼に、俺が気持ち良くしてやるよ」
「ピチャピチャペロペロ」
「せんぱぁ~い、そこはダメ。くふぅ。汚いからぁ」
「咲希に汚いところなんてないさ」
「も~う。せんぱぁ~い、そういうところだぞ。ひゃっ。続けてはだめだってばぁ。ダメダメ、いっちゃういっちゃうからぁ」
「ここをこうして、ここだよな」
「ひゃぁん」
 盛大に汁を吹き出し痙攣する咲希。
「これでもいろんな男と経験してるのに、せんぱぁ~いは、その誰よりも圧倒的すぎるよ~」
「父親を探すために身一つで、飛行機に乗るから身体を売る羽目になったんだ」
「エヘヘ。全くその通りです。せんぱぁ~いに拾われてなかったらアタシ、のたれ死んでたかもだね」
「笑いながらいうことじゃないけどな。ほら、今度はこっちでな」
「えっ?嘘嘘、ダメダメ。もういったからこれ以上は、また失神しちゃう~」
「咲希の失神してる姿が見たいんだよ」
「ダメだってば。せんぱぁ~い、ホントやめて~。せんぱぁ~いのドS~」
 咲希は俺の攻撃を受けて失神した。そして俺はこれだけやってもいけないのだ。気持ち良くないわけではない。凄く気持ちいい、咲希の中は、今までのどの彼女よりも圧倒的に気持ちいい。でも、いけないのだ。
【剣マスターside】
 私の名前は剣持咲希です。槍マスターを務めている彼氏と同棲してます。そんな私の話をしたいと思います。母が病気で無くなる直前、病室で衝撃の事実を聞きました。
「サキ、良く聞きなさい。貴方のお父さんは死んでなんか居ない。アンタの父さんはね。自由の国から来た男でね。私を強姦して捨てたのさ」
「そんな。だったらお母さんはなんでアタシのことを産んだの」
「罪が無い子を降ろすなんてできるわけないじゃない。それに、サキは私に幸せをくれた。そして、こうして看取ってくれる良い娘だよ」
「じゃあ、なんで今更、会ったこともないお父さんの話をするの?」
「私の代わりに復讐して欲しいのかもしれないね。いや、違う。サキにも知る権利があると思ったからさ。ゴホゴホ」
「お母さん!もう良いから。ゆっくり休んでよ」
「サキ、1人残してごめんね。愛してるわ」
「お母さん、アタシも愛してる」
「あ、り、が、と、う」
 そう呟き最愛の母は亡くなりました。自分をレイプした奴との間の子なんかを産み。その子を1人で育てるために無理をして働いて身体を壊してしまったのです。アタシは父のことが許せませんでした。引き取り手の親戚のところには行かず。アタシは全財産を持って、自由の国行きの飛行機に飛び乗ったのです。でもそんなアタシの考えは愚かでした。言語もわからないアタシに生きていける土地ではありませんでした。いつしかアタシは、覚えた英語で、本番は別で300ドルと書きました。そう身体を売ったのです。最初の頃は、良かったんです。でも父を探すために金を使っていたアタシは、身なりに気を遣っていませんでした。客が取れなくなり、食うものに困ったアタシはその場で倒れました。ハジメちゃんと会えなかったらアタシも母と同じように行きずりの男との子を宿していたかも知れません。むしろ死んでいたでしょう。
「おい、どうした?大丈夫か?言葉、わかるか?」
 久しぶりに聞く。アタシの国の言語でした。でも、反応することはできませんでした。飢えと疲労で、倒れてしまったからです。アタシの話はまだ続きます。
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