246 / 821
4章 三国鼎立
曹操からの理不尽な要求
しおりを挟む
話は少し戻り、曹操が袁紹を討った頃、南より伝令が届く。
伝令「ほっ報告、劉備軍が荊州北部へと侵攻。とんでもない速さで、江夏郡・章陵郡・南陽郡・南郡の4郡が落ち、劉表が劉備に降りました。そして、謎の軍により南陽郡にある宛城が劉備に寝返りました」
曹操「なんだと!明確な条約違反だ!許せんぞ劉備」
郭嘉「まさか、劉備軍が攻めるそぶりは全くなかった。荀彧、君は劉備に同族を攻めさせることを選ばせる程本気なんだね。これは私のミスだね。でも、宛城を攻めてくれたのは朗報かもしれない。1つ策を思いついたよ。我が軍と袁紹軍の残党との戦いに劉備軍を巻き込む良い手をね」
曹操「ほぅ。そのような策が。郭嘉よ。話してみよ」
郭嘉「でも、その策のためにはまだ情報が少し足りないかな」
???「では、こんな話をすればどうでしょう?」
曹操「子文、子文なのか?久しいな。無事で良かった」
王儁「劉表が劉備に攻められたのでなんとか迎撃を試みたのですが力及ばず申し訳ありませぬ。宛城の件ですが謎の軍などではありません。攻めたのは張繍。そして、頭目の顔は女性で、姫様と呼ばれておりました」
賈詡「張繍が姫様と呼ぶのは1人だけです。董卓の孫娘であり、現在劉備の弟、劉丁の妻を務めている董白」
郭嘉「これで、確定したね。この条約違反を突いて、劉備軍をしっかり巻き込んであげようじゃないか」
曹操「劉備よ。そちらのミスが我々の好機となった。これで、より確実に袁紹の息子どもを滅ぼしてくれよう」
郭嘉「じゃあ、劉備の元に行く使者は私に任せてもらおうかな」
曹操「うむ。賈詡よ。郭嘉のおらぬ間はお前が軍師代理だ。引き続き袁紹軍の残党どもを追い詰める策を頼むぞ」
賈詡「かしこまりました」
こうして、現在劉備のいる襄陽に郭嘉がやってきたのだった。
劉備「郭嘉殿、此度はどうされましたか?」
郭嘉「劉備殿、先ずは袁紹の同盟相手として我が領地を狙おうとしていた劉表を抑えてくださり感謝致します」
荀彧が耳打ちする。
荀彧「殿、まさかこの段階で気付かれるとは、未だ南の反乱を抑えられておりません。この場に劉丁殿も居られない。郭嘉の出方次第では、我が軍は危機に瀕するかと」
劉備「うむ。だが荀彧がそばにいてくれて助かった。私だけでは、恐らく流されていたかもしれない。大賢人と称される臥竜を早く我が軍に迎え入れねばな」
荀彧「そのためにも何としても切り抜けるしかありません」
郭嘉「相談は済みましたか?」
劉備「すまない郭嘉殿。わざわざありがとう」
郭嘉「ここから本題に入りますが、宜しいですか?」
劉備「あぁ、どうぞ」
郭嘉「このような噂をお聞きしたのです。我が領地である宛城が劉備殿に降ったと真か?」
劉備「あぁ、何やら怪しげな軍に襲われたとかで曹操殿に被害が出ては申し訳ないと思い勝手ながら討伐に張繍を送り込んだのだが、どうやら宛城には張繍の馴染みが多く。そのまま我が軍に降ったとの報告を受けたところだ」
郭嘉「そうでしたか。これは、北の方でこちらも手が回らず劉備殿のお手を煩わせてしまい申し訳ありません。だとしたらこの噂は虚偽ですね。何やら怪しげな軍を率いていた者と張繍が親しげにしていたと聞いたのです。姫様と呼んでいたとか」
劉備「うぐっ」
荀彧「郭嘉殿、そうなのです。どうやら怪しげな軍を率いていた者は、董卓殿に仕えていた頃からの知り合いのものだったらしく。それで、こちらに降る結果に勝手をしたことは謝りましょう。ですが条約違反ではないことは重ねてお伝えしておきます」
郭嘉「では、この話も嘘ですな。どうやらその姫様と呼ばれていたものは董白というらしく。劉丁殿の妻と言うではありませんか」
劉備「ぐぐぐ」
荀彧「それは何かの間違いかと!確かに董白殿は、劉丁殿の妻となられています。それに仮面と布で隠していたにも関わらず。素性までわかるはずがない!」
郭嘉「荀彧殿、ボロを出しましたね。どうして、謎の軍が仮面と布で隠していたことを知っているのですか?それこそが劉備軍が裏に居たという紛れもない証拠」
荀彧「殿、私としたことがやってしまいました」
劉備「やってしまったものは仕方がない。ここは向こうの要求を飲むしか」
この言葉を聞いて郭嘉の顔が明るくなる。
郭嘉「ようやく本題に入れそうです。宛城の件、こちらは問題にするつもりはないと断言します。ですが、こちらは大事な荊州の要地を失いました。劉備殿にも身を削っていただきたい」
劉備「身を削る?」
荀彧「まさか郭嘉殿。我らに袁紹軍と戦えなどと言うつもりですか?」
郭嘉「えぇ、流石は荀彧殿。話が早くて助かります。何、優秀な将軍を3人ほど。数にして5万ほど援軍を頂ければ良いのです。それで宛城のことは、水に流しましょう」
荀彧「待ってください郭嘉殿。こちらは荊州北部を抑えたばかり、南には反乱している者たちも。領地が安定していない段階で3人の将帥を貸すのは」
郭嘉「荊州の南のことなどこちらにはなんの関係もありません。条約を破り攻撃をしたのは劉備殿。このままでは劉備殿に対する世間の見方も変わるでしょうねぇ」
劉備「わかった。そう突かないでくれ。我が義弟の雲長を派遣しよう」
郭嘉「関羽殿なら申し分ありません。それで手を打ちましょう。あと2人は関羽殿が選んで構いませんよ」
荀彧「殿!いえ、それが良いでしょう」
劉備「雲長に伝えておく。此度の来訪に感謝する」
郭嘉「それでは、よろしくお願いしますね劉備殿」
郭嘉が戻って行った。
劉備「なんということだ!我が軍が華北の争いに巻き込まれようとは」
荀彧「申し訳ありません。私の失策です」
劉備「そう、自分を責めるな荀彧。悪いのは、断固として宛城攻めに反対しなかった私の落ち度であろう。劉丁になんというべきか」
劉備は曹操への援軍として、関羽・張遼・徐晃の3人を送ることとなる。呂布とは違った関羽の武を間近で見たいと立候補した徐晃。関羽の義侠の心に臣服し、華北へと向かう関羽の補佐をしたいと言った張遼。これから仲良くなっていく仲良し3人組でのこれが初めての共同戦線だった。
伝令「ほっ報告、劉備軍が荊州北部へと侵攻。とんでもない速さで、江夏郡・章陵郡・南陽郡・南郡の4郡が落ち、劉表が劉備に降りました。そして、謎の軍により南陽郡にある宛城が劉備に寝返りました」
曹操「なんだと!明確な条約違反だ!許せんぞ劉備」
郭嘉「まさか、劉備軍が攻めるそぶりは全くなかった。荀彧、君は劉備に同族を攻めさせることを選ばせる程本気なんだね。これは私のミスだね。でも、宛城を攻めてくれたのは朗報かもしれない。1つ策を思いついたよ。我が軍と袁紹軍の残党との戦いに劉備軍を巻き込む良い手をね」
曹操「ほぅ。そのような策が。郭嘉よ。話してみよ」
郭嘉「でも、その策のためにはまだ情報が少し足りないかな」
???「では、こんな話をすればどうでしょう?」
曹操「子文、子文なのか?久しいな。無事で良かった」
王儁「劉表が劉備に攻められたのでなんとか迎撃を試みたのですが力及ばず申し訳ありませぬ。宛城の件ですが謎の軍などではありません。攻めたのは張繍。そして、頭目の顔は女性で、姫様と呼ばれておりました」
賈詡「張繍が姫様と呼ぶのは1人だけです。董卓の孫娘であり、現在劉備の弟、劉丁の妻を務めている董白」
郭嘉「これで、確定したね。この条約違反を突いて、劉備軍をしっかり巻き込んであげようじゃないか」
曹操「劉備よ。そちらのミスが我々の好機となった。これで、より確実に袁紹の息子どもを滅ぼしてくれよう」
郭嘉「じゃあ、劉備の元に行く使者は私に任せてもらおうかな」
曹操「うむ。賈詡よ。郭嘉のおらぬ間はお前が軍師代理だ。引き続き袁紹軍の残党どもを追い詰める策を頼むぞ」
賈詡「かしこまりました」
こうして、現在劉備のいる襄陽に郭嘉がやってきたのだった。
劉備「郭嘉殿、此度はどうされましたか?」
郭嘉「劉備殿、先ずは袁紹の同盟相手として我が領地を狙おうとしていた劉表を抑えてくださり感謝致します」
荀彧が耳打ちする。
荀彧「殿、まさかこの段階で気付かれるとは、未だ南の反乱を抑えられておりません。この場に劉丁殿も居られない。郭嘉の出方次第では、我が軍は危機に瀕するかと」
劉備「うむ。だが荀彧がそばにいてくれて助かった。私だけでは、恐らく流されていたかもしれない。大賢人と称される臥竜を早く我が軍に迎え入れねばな」
荀彧「そのためにも何としても切り抜けるしかありません」
郭嘉「相談は済みましたか?」
劉備「すまない郭嘉殿。わざわざありがとう」
郭嘉「ここから本題に入りますが、宜しいですか?」
劉備「あぁ、どうぞ」
郭嘉「このような噂をお聞きしたのです。我が領地である宛城が劉備殿に降ったと真か?」
劉備「あぁ、何やら怪しげな軍に襲われたとかで曹操殿に被害が出ては申し訳ないと思い勝手ながら討伐に張繍を送り込んだのだが、どうやら宛城には張繍の馴染みが多く。そのまま我が軍に降ったとの報告を受けたところだ」
郭嘉「そうでしたか。これは、北の方でこちらも手が回らず劉備殿のお手を煩わせてしまい申し訳ありません。だとしたらこの噂は虚偽ですね。何やら怪しげな軍を率いていた者と張繍が親しげにしていたと聞いたのです。姫様と呼んでいたとか」
劉備「うぐっ」
荀彧「郭嘉殿、そうなのです。どうやら怪しげな軍を率いていた者は、董卓殿に仕えていた頃からの知り合いのものだったらしく。それで、こちらに降る結果に勝手をしたことは謝りましょう。ですが条約違反ではないことは重ねてお伝えしておきます」
郭嘉「では、この話も嘘ですな。どうやらその姫様と呼ばれていたものは董白というらしく。劉丁殿の妻と言うではありませんか」
劉備「ぐぐぐ」
荀彧「それは何かの間違いかと!確かに董白殿は、劉丁殿の妻となられています。それに仮面と布で隠していたにも関わらず。素性までわかるはずがない!」
郭嘉「荀彧殿、ボロを出しましたね。どうして、謎の軍が仮面と布で隠していたことを知っているのですか?それこそが劉備軍が裏に居たという紛れもない証拠」
荀彧「殿、私としたことがやってしまいました」
劉備「やってしまったものは仕方がない。ここは向こうの要求を飲むしか」
この言葉を聞いて郭嘉の顔が明るくなる。
郭嘉「ようやく本題に入れそうです。宛城の件、こちらは問題にするつもりはないと断言します。ですが、こちらは大事な荊州の要地を失いました。劉備殿にも身を削っていただきたい」
劉備「身を削る?」
荀彧「まさか郭嘉殿。我らに袁紹軍と戦えなどと言うつもりですか?」
郭嘉「えぇ、流石は荀彧殿。話が早くて助かります。何、優秀な将軍を3人ほど。数にして5万ほど援軍を頂ければ良いのです。それで宛城のことは、水に流しましょう」
荀彧「待ってください郭嘉殿。こちらは荊州北部を抑えたばかり、南には反乱している者たちも。領地が安定していない段階で3人の将帥を貸すのは」
郭嘉「荊州の南のことなどこちらにはなんの関係もありません。条約を破り攻撃をしたのは劉備殿。このままでは劉備殿に対する世間の見方も変わるでしょうねぇ」
劉備「わかった。そう突かないでくれ。我が義弟の雲長を派遣しよう」
郭嘉「関羽殿なら申し分ありません。それで手を打ちましょう。あと2人は関羽殿が選んで構いませんよ」
荀彧「殿!いえ、それが良いでしょう」
劉備「雲長に伝えておく。此度の来訪に感謝する」
郭嘉「それでは、よろしくお願いしますね劉備殿」
郭嘉が戻って行った。
劉備「なんということだ!我が軍が華北の争いに巻き込まれようとは」
荀彧「申し訳ありません。私の失策です」
劉備「そう、自分を責めるな荀彧。悪いのは、断固として宛城攻めに反対しなかった私の落ち度であろう。劉丁になんというべきか」
劉備は曹操への援軍として、関羽・張遼・徐晃の3人を送ることとなる。呂布とは違った関羽の武を間近で見たいと立候補した徐晃。関羽の義侠の心に臣服し、華北へと向かう関羽の補佐をしたいと言った張遼。これから仲良くなっていく仲良し3人組でのこれが初めての共同戦線だった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる