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5章 天下統一
立ちはだかる大きな壁
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ピクピクと痙攣して気絶する関索を見て、鮑三娘が鮑凱に回し蹴りを繰り出す。
しかし、鮑三娘の攻撃は空を切るどころか逆に足を掴まれて、投げ飛ばされた。
鮑凱「俺は絶対に認めん!ひょっこの馬鹿弟子に娘をやることなど断じて許さん!」
鮑三娘「フゥ。パパ、私の人生にまで口を出さないで!」
鮑凱「ならば、俺を超えてみよ!うおおおおおおおお!!!!」
王桃「何という気迫。小娘、悦。3人で事に当たるのが良かろう」
鮑三娘「賊の助けなんか要らないわよ!」
王悦「ですが、この人を納得させませんとお嬢さんは、関索様と結婚できませんわよ」
鮑三娘「煩いなぁ。そんなことは、わかってるっての!って、パパ。本気!」
鮑三娘が驚くその先では、鮑凱が大岩を引き抜いて、関索のいる場所に投げ飛ばした。
鮑凱「娘に手を出す不埒な馬鹿弟子は潰す!」
鮑三娘「あぁ。もう。賊、名前は。名前よ」
王桃「人に名前を尋ねるのなら己が先に名乗るのが」
鮑三娘「あぁ。もう。鮑三娘、鮑三娘よ」
王桃「三娘か。良き名前だ。王桃だ。あの大岩を砕けば良いのだな?」
鮑三娘「えぇ、悔しいけど今は王桃と協力するしかなさそう。あんなのあの状態の関索に当たったら死んじゃうでしょ流石に!」
王桃「うむ。協力する事に異論はない。ならば、一点集中だな」
鮑三娘「えぇ、岩の中心部分に渾身の一撃を当てて、四散させる。で、貴方は?」
王悦「姉様の妹の王悦と申します。三娘様」
鮑三娘「王悦ね。万が一の時のことを考えて、関索をあの場所から動かしてくれる?」
王悦「承知しました」
こうして、位置取りを決め、鮑三娘と王桃が飛んできた岩に向かって、飛び込むと渾身のダブル掌底を叩き込み、岩が爆裂四散した。
鮑三娘「何とか無事に。パパは何処?」
王桃「どうやら、三娘の親父殿の方が一枚上手のようだ。あそこを見ろ」
2人が見つめる先では、王悦が関索を抱えていたのだが、その側には鮑凱が立っていた。
鮑凱「小娘よ。馬鹿なことは言わん。その馬鹿弟子を置くのなら、この場は見逃してやろう」
王悦「できません。この御方は、私たちの大事な旦那様です。旦那様を見捨てて、逃げることなどできません!」
鮑凱「残念だ。賊にしては、中々に骨のある女だと。殺すには惜しいと思っておったというに」
王悦に当たるはずだった掌底が何者かに打ち消されていた。
???「迷い込んだ先に関索がいて、これが運命なのね~って、ウキウキな気持ちだったのに~!」
鮑凱「その身なり、南蛮の者か。何故、ここに来た?そうか、この隙に益州を」
???「違うもん!おっとぉもおっかぁも益州の人たちを助けに来たんだもん!オジサンの方が悪い人だもん!関索のことを守ろうとしてくれるこんな可愛いお姉ちゃんに拳を奮おうなんて、絶対に許さないもん!」
王悦「私が可愛いだなんて、そんな」
鮑凱「だとしてもだ。俺の邪魔をするのなら容赦はせん!」
???「花鬘ちゃんは、怒ったかんね~。関索もお姉ちゃんもまとめて守るもん!」
鮑凱と掌底の打ち合いを始める花鬘。
鮑凱「良く鍛錬された打ち筋。南蛮にこれ程の手練れが居ようとは。(しかし、この打ち筋、昔何処かで)」
花鬘「うっ。こんなに強いなんて~。花鬘ちゃんも本気出すかんね~」
鮑凱「良かろう。こちらも本気を出して」
そこに鮑凱に盛大にタックルを喰らわせようと突っ込む大柄の大男と付き従う褐色肌の小柄な女性が居た。
???「アンタ、やめな!」
???「かぁちゃん、でも俺たちの娘が」
???「良いからアタシに任せな。師匠は、相変わらずさね」
鮑凱「その声は、やはりお前であったか。颷」
???「その名で呼ばれるのは、久々さね。アタシの名は、祝融さ師匠」
鮑凱「その名は、確か南蛮大王孟獲の妻の名。成程、此奴は、お前の娘ということか。通りで良く鍛錬された打ち筋だ」
祝融「師匠に褒められるのは、光栄さね。子供の成長は早いものさ。でもね。アタシは、人生は一度。好いた相手と一緒になって貰いたいと思うさね」
鮑凱「何が言いたい?」
祝融「その男が頼りないって言うなら師匠が鍛えてやれば良いさ。あの頃、偽名を使い師匠のところに来たアタシみたいにね」
鮑凱「お前が、南蛮大王の妻だと知っていれば、弟子になどしなかった」
祝融「それは違うさね。師匠は優しい。あの時だって、アタシに何か裏があるのは感じ取っていたはずさね。師匠に隙は無かったからね」
鮑凱「買い被りすぎだ」
???「コイツは関索じゃねぇか!娘を俺から奪うなんて許さねぇぞ!」
鮑凱「とお前の旦那は申しているが?」
祝融「ハァ。男親ってどうして、こうも娘が嫁ぐことに反発するのかねぇ」
鮑凱「それは娘の幸せを想うがゆえよ」
祝融「その幸せってのは、花鬘や師匠の娘が決めることさね」
鮑凱「だとしてもだ。頼りない男に任せようと思う男親などおるまいよ」
関索「花鬘、花鬘じゃないか!まさか僕に会いに来てくれたのかい?また、可愛くなっちゃって、僕の妻に」
花鬘「うん。関索の奥さんになりに来たの~。でも、パパやオジサンがね。怖い顔して、私たちを攻撃してくるのよ~」
関索「ゲッ!」
孟獲「おぅおぅ関索さんよぉ。何がゲッだ。ゲッはこっちの台詞だ。お前に娘を取られる男の気持ちがわかるのか!アァ?」
関索「嫌だなぁ。孟獲お義父さん、僕はこんなに花鬘のことを愛してるっていうのに」
孟獲「じゃあ、そこにいる奴らは何なんだ?アァ?」
鮑凱「ほぉ。娘よりももっと前に別の女に手を出していたと?こんな馬鹿弟子を野放しにはできんな」
関索「ちょっと、ちょっと(僕が気絶してる間に一体何がどうなってんの?)ホゲェェェェェェ」
孟獲と鮑凱の一撃を受け、再び意識の闇に沈む関索であった。
しかし、鮑三娘の攻撃は空を切るどころか逆に足を掴まれて、投げ飛ばされた。
鮑凱「俺は絶対に認めん!ひょっこの馬鹿弟子に娘をやることなど断じて許さん!」
鮑三娘「フゥ。パパ、私の人生にまで口を出さないで!」
鮑凱「ならば、俺を超えてみよ!うおおおおおおおお!!!!」
王桃「何という気迫。小娘、悦。3人で事に当たるのが良かろう」
鮑三娘「賊の助けなんか要らないわよ!」
王悦「ですが、この人を納得させませんとお嬢さんは、関索様と結婚できませんわよ」
鮑三娘「煩いなぁ。そんなことは、わかってるっての!って、パパ。本気!」
鮑三娘が驚くその先では、鮑凱が大岩を引き抜いて、関索のいる場所に投げ飛ばした。
鮑凱「娘に手を出す不埒な馬鹿弟子は潰す!」
鮑三娘「あぁ。もう。賊、名前は。名前よ」
王桃「人に名前を尋ねるのなら己が先に名乗るのが」
鮑三娘「あぁ。もう。鮑三娘、鮑三娘よ」
王桃「三娘か。良き名前だ。王桃だ。あの大岩を砕けば良いのだな?」
鮑三娘「えぇ、悔しいけど今は王桃と協力するしかなさそう。あんなのあの状態の関索に当たったら死んじゃうでしょ流石に!」
王桃「うむ。協力する事に異論はない。ならば、一点集中だな」
鮑三娘「えぇ、岩の中心部分に渾身の一撃を当てて、四散させる。で、貴方は?」
王悦「姉様の妹の王悦と申します。三娘様」
鮑三娘「王悦ね。万が一の時のことを考えて、関索をあの場所から動かしてくれる?」
王悦「承知しました」
こうして、位置取りを決め、鮑三娘と王桃が飛んできた岩に向かって、飛び込むと渾身のダブル掌底を叩き込み、岩が爆裂四散した。
鮑三娘「何とか無事に。パパは何処?」
王桃「どうやら、三娘の親父殿の方が一枚上手のようだ。あそこを見ろ」
2人が見つめる先では、王悦が関索を抱えていたのだが、その側には鮑凱が立っていた。
鮑凱「小娘よ。馬鹿なことは言わん。その馬鹿弟子を置くのなら、この場は見逃してやろう」
王悦「できません。この御方は、私たちの大事な旦那様です。旦那様を見捨てて、逃げることなどできません!」
鮑凱「残念だ。賊にしては、中々に骨のある女だと。殺すには惜しいと思っておったというに」
王悦に当たるはずだった掌底が何者かに打ち消されていた。
???「迷い込んだ先に関索がいて、これが運命なのね~って、ウキウキな気持ちだったのに~!」
鮑凱「その身なり、南蛮の者か。何故、ここに来た?そうか、この隙に益州を」
???「違うもん!おっとぉもおっかぁも益州の人たちを助けに来たんだもん!オジサンの方が悪い人だもん!関索のことを守ろうとしてくれるこんな可愛いお姉ちゃんに拳を奮おうなんて、絶対に許さないもん!」
王悦「私が可愛いだなんて、そんな」
鮑凱「だとしてもだ。俺の邪魔をするのなら容赦はせん!」
???「花鬘ちゃんは、怒ったかんね~。関索もお姉ちゃんもまとめて守るもん!」
鮑凱と掌底の打ち合いを始める花鬘。
鮑凱「良く鍛錬された打ち筋。南蛮にこれ程の手練れが居ようとは。(しかし、この打ち筋、昔何処かで)」
花鬘「うっ。こんなに強いなんて~。花鬘ちゃんも本気出すかんね~」
鮑凱「良かろう。こちらも本気を出して」
そこに鮑凱に盛大にタックルを喰らわせようと突っ込む大柄の大男と付き従う褐色肌の小柄な女性が居た。
???「アンタ、やめな!」
???「かぁちゃん、でも俺たちの娘が」
???「良いからアタシに任せな。師匠は、相変わらずさね」
鮑凱「その声は、やはりお前であったか。颷」
???「その名で呼ばれるのは、久々さね。アタシの名は、祝融さ師匠」
鮑凱「その名は、確か南蛮大王孟獲の妻の名。成程、此奴は、お前の娘ということか。通りで良く鍛錬された打ち筋だ」
祝融「師匠に褒められるのは、光栄さね。子供の成長は早いものさ。でもね。アタシは、人生は一度。好いた相手と一緒になって貰いたいと思うさね」
鮑凱「何が言いたい?」
祝融「その男が頼りないって言うなら師匠が鍛えてやれば良いさ。あの頃、偽名を使い師匠のところに来たアタシみたいにね」
鮑凱「お前が、南蛮大王の妻だと知っていれば、弟子になどしなかった」
祝融「それは違うさね。師匠は優しい。あの時だって、アタシに何か裏があるのは感じ取っていたはずさね。師匠に隙は無かったからね」
鮑凱「買い被りすぎだ」
???「コイツは関索じゃねぇか!娘を俺から奪うなんて許さねぇぞ!」
鮑凱「とお前の旦那は申しているが?」
祝融「ハァ。男親ってどうして、こうも娘が嫁ぐことに反発するのかねぇ」
鮑凱「それは娘の幸せを想うがゆえよ」
祝融「その幸せってのは、花鬘や師匠の娘が決めることさね」
鮑凱「だとしてもだ。頼りない男に任せようと思う男親などおるまいよ」
関索「花鬘、花鬘じゃないか!まさか僕に会いに来てくれたのかい?また、可愛くなっちゃって、僕の妻に」
花鬘「うん。関索の奥さんになりに来たの~。でも、パパやオジサンがね。怖い顔して、私たちを攻撃してくるのよ~」
関索「ゲッ!」
孟獲「おぅおぅ関索さんよぉ。何がゲッだ。ゲッはこっちの台詞だ。お前に娘を取られる男の気持ちがわかるのか!アァ?」
関索「嫌だなぁ。孟獲お義父さん、僕はこんなに花鬘のことを愛してるっていうのに」
孟獲「じゃあ、そこにいる奴らは何なんだ?アァ?」
鮑凱「ほぉ。娘よりももっと前に別の女に手を出していたと?こんな馬鹿弟子を野放しにはできんな」
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