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5章 協力関係
建国、アニマルパーク
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ライガーとかいう奴とライオウが政治勝負をすることになって、新しく街を建設することになったんだが。
「ビーストタウンからめちゃ近いやんけ!」
「兄上と俺の治世を比べて、逃げてくるものもいよう。彼らが来やすいように近過ぎず離れ過ぎずを選んだつもりなのだが、ダメかトモ殿?」
「そもそも、アイツがペコラから両親だけでなく純潔も奪った獅子の獣人ってことだよな。正直、約束を守るかすら怪しいんだが?」
「兄上は、腕っぷしはへなちょこだがプライドが物凄く高い。あのように言っておけば、先ず政治手腕で俺を叩き潰そうと考える。暫くは安全だ」
「まぁ、ライオウの方が付き合いが長いもんな。その言葉を信じるか。それはともかく、空城の計が無駄になったのがなぁ」
「トモ殿の親父殿が授けてくれた計略だ。無駄にはせん。使い所はこちらで、選ばせてもらうが。それにライオウはもうやめてもらいたい。そもそも世襲制のあの呼び名は好きではない。シシオと呼んでもらいたい」
「そうなのか。そういうならシシオ」
「おぉ。一気に距離が無くなった感じで嬉しいぞ」
こうして改めてみるとシシオがあのゲームに登場したライオウではないとよくわかる。
卓越した政治手腕を持ち、まぁ空回りしてたけど。
武力だけでなく知謀もあり、皆を守る前線で指揮を取るタイプの王だ。
「主様、敵に目立った動きなし。どうやら、向こうはライオウ様。ゴホン。シシオ様との約束を守るかと」
「アイリス、報告ありがとう」
「主様の安全を確保するため至極当然のことをしたまで」
何というか、任務中のアイリスはしっかりしてるんだよなぁ。
あっちの時は、SもMも使いこなす性達者だけど。
「クンクン。確かに付けられてる気配もありませんわね」
「マーキングも消されてないニャンよ。アイツラ来てないニャンね」
「空から様子を伺いましたが敵影はございません」
犬獣人のチサトは、匂いを嗅いで、気配が無いと言い、猫獣人のミアは、どうやらここに来るまでの複数箇所にマーキングして、縄張りに侵入してくるか見定めていたようだが、反応が無いと、鳥獣人のアスカは、空から監視してくれていたみたいだが、動きはないそうだ。
「3人とも御苦労様」
「ほわ~もっと撫でてくださいまし」
「もっと撫でるニャン」
「もっと、撫でてください」
順番に軽く頭をポンポンしたつもりだったのだがしっかり撫でるように催促されてしまい。
すっかり、モフモフを堪能してしまった。
まぁ、こんな感じでシシオの言う通り、敵の動きは全くなく、目的地である街の中心地に着いた。
「良し、ここが中心地で良いだろう」
「にしても中心に館を作り、役所を併設するなんてな」
「真ん中にあれば、皆来やすかろうと思ってな」
「まぁな」
確かに現実世界でも駅近とか駅からアクセスしやすい場所にある方が好まれるもんな。
家も警察署や消防署の近くとか役所が近いとかスーパーが近いとかそういうので選んだらするし。
理に適ってるよな。
「それに、もう街の名前は決めているのだ」
「へぇ。どんなのだ?」
「聞いて驚け、その名もアニマルパークだ!」
動物園かーい!
いや、自然王国だからサファリパークか。
まぁ、獣人は放し飼いみたいなもんだしサファリパークに近いか。
「トモ殿、その反応は驚いていないな」
「まぁ、予想を超えるって感じでは無かったからな」
「むむむ。結構悩んで、付けたのだが」
その時、俺の頭の中で女神様の声が聞こえた。
『転移先をビーストタウンからアニマルパークへ変更しました。防衛の準備を整えてください』
はいはい。
期限がないってことは、すぐに攻めてくることはないってことか。
まぁ、普通一から街を作るのは時間がかかるしな。
まぁ、幸いにも転移門が変更されたならチート級の能力を持つ親父がやってくるだろうからすぐに家や防衛設備やらできてしまうとは思うが。
ほら、噂をすれば何とやらだ。
「何じゃ何じゃ。休む暇すらくれんとは。ワシの秘策はどうしたんじゃ?」
「親父、まぁなんというかどっちが良い国を作れるかみたいな勝負になったというか」
「ほぉ。まぁ、内部に敵がいるよりは信頼できるものしかいない今の方が何倍も良かろうて。で、ライオウじゃったか。ここに街を作るということで良いのかの?」
「トモ殿の親父殿、ライオウはやめてもらいたい。あの名は世襲制で気に入っていないのだ。シシオと呼んでもらいたい」
「成程。通り名であったか。知らぬこととはいえ失礼したシシオ殿」
「こちらも伝え忘れ失礼した。街を建設するのは大変だトモ殿の親父殿の手を煩わせるわけには。もう家が建った!?」
「何じゃ。この程度で驚きよって、誰が来てると思ってるんじゃ。さっさと要望を言うがよい。要望通り、作ってくれようぞ」
ハハハ。
乾いた笑みしか浮かばない。
本当に一瞬で、俺たちの家を作っちゃったんだから。
その後、シシオの要望を聞いて、館兼役所に病院、兵士詰め所や噴水広場、畑に商店、シシオに付いてきた獣人たちの家と数時間もかからないうちにそこは立派な街となった。
「トモ殿、貴殿の親父殿は化け物か?」
「ある意味、その認識は間違ってないと言えるかな」
「誰が化け物じゃ。物を作るのが大好きなだけじゃ」
まぁ、元の世界なら何年も何年もかけて作るものがこの世界じゃ親父にかかれば一瞬なんだもんな。
それこそ資材さえあれば無限に建築してしまうだろう。
まぁ、取り敢えず衣食住を整えるとこから始めないといけないよな。
次はどうするんだシシオ?
「ビーストタウンからめちゃ近いやんけ!」
「兄上と俺の治世を比べて、逃げてくるものもいよう。彼らが来やすいように近過ぎず離れ過ぎずを選んだつもりなのだが、ダメかトモ殿?」
「そもそも、アイツがペコラから両親だけでなく純潔も奪った獅子の獣人ってことだよな。正直、約束を守るかすら怪しいんだが?」
「兄上は、腕っぷしはへなちょこだがプライドが物凄く高い。あのように言っておけば、先ず政治手腕で俺を叩き潰そうと考える。暫くは安全だ」
「まぁ、ライオウの方が付き合いが長いもんな。その言葉を信じるか。それはともかく、空城の計が無駄になったのがなぁ」
「トモ殿の親父殿が授けてくれた計略だ。無駄にはせん。使い所はこちらで、選ばせてもらうが。それにライオウはもうやめてもらいたい。そもそも世襲制のあの呼び名は好きではない。シシオと呼んでもらいたい」
「そうなのか。そういうならシシオ」
「おぉ。一気に距離が無くなった感じで嬉しいぞ」
こうして改めてみるとシシオがあのゲームに登場したライオウではないとよくわかる。
卓越した政治手腕を持ち、まぁ空回りしてたけど。
武力だけでなく知謀もあり、皆を守る前線で指揮を取るタイプの王だ。
「主様、敵に目立った動きなし。どうやら、向こうはライオウ様。ゴホン。シシオ様との約束を守るかと」
「アイリス、報告ありがとう」
「主様の安全を確保するため至極当然のことをしたまで」
何というか、任務中のアイリスはしっかりしてるんだよなぁ。
あっちの時は、SもMも使いこなす性達者だけど。
「クンクン。確かに付けられてる気配もありませんわね」
「マーキングも消されてないニャンよ。アイツラ来てないニャンね」
「空から様子を伺いましたが敵影はございません」
犬獣人のチサトは、匂いを嗅いで、気配が無いと言い、猫獣人のミアは、どうやらここに来るまでの複数箇所にマーキングして、縄張りに侵入してくるか見定めていたようだが、反応が無いと、鳥獣人のアスカは、空から監視してくれていたみたいだが、動きはないそうだ。
「3人とも御苦労様」
「ほわ~もっと撫でてくださいまし」
「もっと撫でるニャン」
「もっと、撫でてください」
順番に軽く頭をポンポンしたつもりだったのだがしっかり撫でるように催促されてしまい。
すっかり、モフモフを堪能してしまった。
まぁ、こんな感じでシシオの言う通り、敵の動きは全くなく、目的地である街の中心地に着いた。
「良し、ここが中心地で良いだろう」
「にしても中心に館を作り、役所を併設するなんてな」
「真ん中にあれば、皆来やすかろうと思ってな」
「まぁな」
確かに現実世界でも駅近とか駅からアクセスしやすい場所にある方が好まれるもんな。
家も警察署や消防署の近くとか役所が近いとかスーパーが近いとかそういうので選んだらするし。
理に適ってるよな。
「それに、もう街の名前は決めているのだ」
「へぇ。どんなのだ?」
「聞いて驚け、その名もアニマルパークだ!」
動物園かーい!
いや、自然王国だからサファリパークか。
まぁ、獣人は放し飼いみたいなもんだしサファリパークに近いか。
「トモ殿、その反応は驚いていないな」
「まぁ、予想を超えるって感じでは無かったからな」
「むむむ。結構悩んで、付けたのだが」
その時、俺の頭の中で女神様の声が聞こえた。
『転移先をビーストタウンからアニマルパークへ変更しました。防衛の準備を整えてください』
はいはい。
期限がないってことは、すぐに攻めてくることはないってことか。
まぁ、普通一から街を作るのは時間がかかるしな。
まぁ、幸いにも転移門が変更されたならチート級の能力を持つ親父がやってくるだろうからすぐに家や防衛設備やらできてしまうとは思うが。
ほら、噂をすれば何とやらだ。
「何じゃ何じゃ。休む暇すらくれんとは。ワシの秘策はどうしたんじゃ?」
「親父、まぁなんというかどっちが良い国を作れるかみたいな勝負になったというか」
「ほぉ。まぁ、内部に敵がいるよりは信頼できるものしかいない今の方が何倍も良かろうて。で、ライオウじゃったか。ここに街を作るということで良いのかの?」
「トモ殿の親父殿、ライオウはやめてもらいたい。あの名は世襲制で気に入っていないのだ。シシオと呼んでもらいたい」
「成程。通り名であったか。知らぬこととはいえ失礼したシシオ殿」
「こちらも伝え忘れ失礼した。街を建設するのは大変だトモ殿の親父殿の手を煩わせるわけには。もう家が建った!?」
「何じゃ。この程度で驚きよって、誰が来てると思ってるんじゃ。さっさと要望を言うがよい。要望通り、作ってくれようぞ」
ハハハ。
乾いた笑みしか浮かばない。
本当に一瞬で、俺たちの家を作っちゃったんだから。
その後、シシオの要望を聞いて、館兼役所に病院、兵士詰め所や噴水広場、畑に商店、シシオに付いてきた獣人たちの家と数時間もかからないうちにそこは立派な街となった。
「トモ殿、貴殿の親父殿は化け物か?」
「ある意味、その認識は間違ってないと言えるかな」
「誰が化け物じゃ。物を作るのが大好きなだけじゃ」
まぁ、元の世界なら何年も何年もかけて作るものがこの世界じゃ親父にかかれば一瞬なんだもんな。
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まぁ、取り敢えず衣食住を整えるとこから始めないといけないよな。
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