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5章 協力関係
利用される側の気持ちを知れ
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ペコラの両親を罠に嵌めて、人生を滅茶苦茶にした挙句、奴隷として売り飛ばしたクズが目の前にいて、俺は怒りを抑えられなかった。
そして、このクズから全て奪い尽くしてやることを決め、家族がいるのか嫌味ったらしく聞いてやったらぺらぺらと話した挙句、これを好機とでも考えたのか命乞いするフリして呼び出す始末。
関係ない人を巻き込むことに罪悪感も抱いていたのだが電話で堂々と子供を拉致するという言葉を聞いて、徹底的に凌辱してやると決めた。
シシオは何も言ってこない。
本来、勝手をしてる俺を咎めるべきだろう。
だが、先に勝手をして、空城の計を無駄にしたことに負い目があるのだろう。
この場は何も言ってこなかった。
そして連れてこられたクズの妻と娘なのだが。
「主人のことを離しなさいよ。卑しい人間」
まぁ、見る限り勝気な女、しかも何の動物なのかと思ったら龍だった。
そう、ダクドラの世界では竜人も獣人に含まれる。
まぁ、蛇に似てるっちゃ似てるか。
いや、違うか。
「自分の立場がわからないと見える。流石、こんなクズを旦那にするだけはある」
俺はクズの喉元にナイフを押し当てる。
「な、何してるのよ。パパを離せ、単細胞」
「そんな態度で良いのか。どちらが生殺与奪の権利を握っていると」
「す、すまない。コイツに脅されてお前たちを巻き込んでしまった。ヒッ」
「誰が喋っていいって言ったんだクズ?」
「わ、わかったから。な、何が望みなの?金ならいくらでもあげるから主人を解放しなさい」
「俺の望みか」
俺は舐め回すような目付きで、目の前の龍の獣人を下から上へと見た。
「きもち悪い目で見ないでくださる?早く言い値を言いなさい」
「お前の身体で償ってもらうか」
「卑しい人間がこのワタクシの身体を求めるですって!正気なの!?」
「俺の妻はコイツに人生を滅茶苦茶にされた。だから俺の望みはコイツの目の前で大事な物を壊し、絶望を与えることだ。コイツにとって大事なお前らをな」
「まさか卑しい人間の分際で娘にまで手を出すつもりなの!?そんなの許さないわよ!」
「ならお前が相手してくれんのか?お前が身体を張るってことなら娘は見逃してやっても良いぞ」
「ママ」
「大丈夫。大丈夫だから。カホのことはワタクシが守ってあげるから」
「交渉成立で良いんだな?」
「卑しい人間に抱かれるなんて、心底吐き気がしますわ」
「その強がりが何処まで続くか見ものだな」
こういう女は、抱かれる気なんてさらさらない。
俺がナイフを離すこの瞬間を待ってる。
だが、残念でした。
「アイリス、選手交代だ」
「かしこまりました主様」
何処からともなくアイリスが現れるとクズの首元にナイフを押し当てる。
「一体、何処に!?ヒィィィィィィィ。言われた通りにしたのだ。殺さないでくれ。頼む」
「それはアナタの愛する人の行動次第です」
俺は、クズの妻の前に行く。
「どうせ、近付いてきたタイミングで殺す気だったんだろう?残念だったな目論見が外れて」
「卑しい人間が」
「子供を持ちながら子供を商売道具にできるクソ女に言われたくないね。完全に抵抗できないようにしておかないとな。ナイア!」
「ここに御主人様」
「放心状態のガキを縛っておけ。いつでも殺せるようにな」
「は、話が違うわ。ワタクシが身体を差し出せば娘には手を出さない約束でしょ!」
「先に約束を破って、俺のことを殺そうと企んでいたのは誰だ?これは身を守るための正当防衛だと思うが」
「このクソ野郎!」
「何とでも言え。これでお前はもう抵抗できない。クズだけでなく娘の生殺与奪の権利も俺が握ったのだからな」
「卑しい人間如きにこのワタクシが」
その言葉は、悪役が死ぬ時の台詞なんよ。
「ママ。ごめんなさい。私がパパを人質に取られて、動揺してすぐに動けなかったから。うぐっ」
「御主人様の許可なく勝手に話すなガキ」
ナイアが軽くクズの奴隷商人の娘の首を締め上げていた。
「わかった。わかったから娘は娘は許して頂戴」
「よその子供のことは道具としか思ってないのに自分の子供となると取り乱すのだな」
「当然でしょう!お腹を痛めて産んだ子と赤の他人の子供が同等だとでもお思いになって?」
自分の子供とよその子供、どちらを助けるかと言われたら迷わず自分の子供と言うのと同じように正論だな。
だが、だからと言って、よその子を攫って売って金儲けするなんてこと到底許されないが。
「その気持ちは、大いに賛成だ。俺も自分の子供とよその子供のどちらを優先するかと言われれば、自分の子供を選ぶ。だがな。それは、全員が思う当然のことだ。お前たちの間違いは、犯罪を犯したということだ。よその子を攫って、金儲けして、人様の人生をぶち壊して良いなんてことは決してない。そのことをお前の身体でわからせてやろう」
「できるものならやってみなさい。卑しい人間如きに獅子族と並び立つ龍族のワタクシが完堕ちするなんてあり得ませんもの」
龍虎相搏なんて言葉があるがファンタジー世界でも同じなんだな。
獣人の世界でも龍と虎は力の差が無い者同士なのだろう。
まぁ、だからと言って、それはまともに戦えばであって、セックスでも上手かどうかは全くわからないけどな。
まぁ、俺に女を殺す趣味はないが。
2度と悪事を働く気が起きないように徹底的に調教してやるから覚悟してろよ龍人さんよぉ。
そして、このクズから全て奪い尽くしてやることを決め、家族がいるのか嫌味ったらしく聞いてやったらぺらぺらと話した挙句、これを好機とでも考えたのか命乞いするフリして呼び出す始末。
関係ない人を巻き込むことに罪悪感も抱いていたのだが電話で堂々と子供を拉致するという言葉を聞いて、徹底的に凌辱してやると決めた。
シシオは何も言ってこない。
本来、勝手をしてる俺を咎めるべきだろう。
だが、先に勝手をして、空城の計を無駄にしたことに負い目があるのだろう。
この場は何も言ってこなかった。
そして連れてこられたクズの妻と娘なのだが。
「主人のことを離しなさいよ。卑しい人間」
まぁ、見る限り勝気な女、しかも何の動物なのかと思ったら龍だった。
そう、ダクドラの世界では竜人も獣人に含まれる。
まぁ、蛇に似てるっちゃ似てるか。
いや、違うか。
「自分の立場がわからないと見える。流石、こんなクズを旦那にするだけはある」
俺はクズの喉元にナイフを押し当てる。
「な、何してるのよ。パパを離せ、単細胞」
「そんな態度で良いのか。どちらが生殺与奪の権利を握っていると」
「す、すまない。コイツに脅されてお前たちを巻き込んでしまった。ヒッ」
「誰が喋っていいって言ったんだクズ?」
「わ、わかったから。な、何が望みなの?金ならいくらでもあげるから主人を解放しなさい」
「俺の望みか」
俺は舐め回すような目付きで、目の前の龍の獣人を下から上へと見た。
「きもち悪い目で見ないでくださる?早く言い値を言いなさい」
「お前の身体で償ってもらうか」
「卑しい人間がこのワタクシの身体を求めるですって!正気なの!?」
「俺の妻はコイツに人生を滅茶苦茶にされた。だから俺の望みはコイツの目の前で大事な物を壊し、絶望を与えることだ。コイツにとって大事なお前らをな」
「まさか卑しい人間の分際で娘にまで手を出すつもりなの!?そんなの許さないわよ!」
「ならお前が相手してくれんのか?お前が身体を張るってことなら娘は見逃してやっても良いぞ」
「ママ」
「大丈夫。大丈夫だから。カホのことはワタクシが守ってあげるから」
「交渉成立で良いんだな?」
「卑しい人間に抱かれるなんて、心底吐き気がしますわ」
「その強がりが何処まで続くか見ものだな」
こういう女は、抱かれる気なんてさらさらない。
俺がナイフを離すこの瞬間を待ってる。
だが、残念でした。
「アイリス、選手交代だ」
「かしこまりました主様」
何処からともなくアイリスが現れるとクズの首元にナイフを押し当てる。
「一体、何処に!?ヒィィィィィィィ。言われた通りにしたのだ。殺さないでくれ。頼む」
「それはアナタの愛する人の行動次第です」
俺は、クズの妻の前に行く。
「どうせ、近付いてきたタイミングで殺す気だったんだろう?残念だったな目論見が外れて」
「卑しい人間が」
「子供を持ちながら子供を商売道具にできるクソ女に言われたくないね。完全に抵抗できないようにしておかないとな。ナイア!」
「ここに御主人様」
「放心状態のガキを縛っておけ。いつでも殺せるようにな」
「は、話が違うわ。ワタクシが身体を差し出せば娘には手を出さない約束でしょ!」
「先に約束を破って、俺のことを殺そうと企んでいたのは誰だ?これは身を守るための正当防衛だと思うが」
「このクソ野郎!」
「何とでも言え。これでお前はもう抵抗できない。クズだけでなく娘の生殺与奪の権利も俺が握ったのだからな」
「卑しい人間如きにこのワタクシが」
その言葉は、悪役が死ぬ時の台詞なんよ。
「ママ。ごめんなさい。私がパパを人質に取られて、動揺してすぐに動けなかったから。うぐっ」
「御主人様の許可なく勝手に話すなガキ」
ナイアが軽くクズの奴隷商人の娘の首を締め上げていた。
「わかった。わかったから娘は娘は許して頂戴」
「よその子供のことは道具としか思ってないのに自分の子供となると取り乱すのだな」
「当然でしょう!お腹を痛めて産んだ子と赤の他人の子供が同等だとでもお思いになって?」
自分の子供とよその子供、どちらを助けるかと言われたら迷わず自分の子供と言うのと同じように正論だな。
だが、だからと言って、よその子を攫って売って金儲けするなんてこと到底許されないが。
「その気持ちは、大いに賛成だ。俺も自分の子供とよその子供のどちらを優先するかと言われれば、自分の子供を選ぶ。だがな。それは、全員が思う当然のことだ。お前たちの間違いは、犯罪を犯したということだ。よその子を攫って、金儲けして、人様の人生をぶち壊して良いなんてことは決してない。そのことをお前の身体でわからせてやろう」
「できるものならやってみなさい。卑しい人間如きに獅子族と並び立つ龍族のワタクシが完堕ちするなんてあり得ませんもの」
龍虎相搏なんて言葉があるがファンタジー世界でも同じなんだな。
獣人の世界でも龍と虎は力の差が無い者同士なのだろう。
まぁ、だからと言って、それはまともに戦えばであって、セックスでも上手かどうかは全くわからないけどな。
まぁ、俺に女を殺す趣味はないが。
2度と悪事を働く気が起きないように徹底的に調教してやるから覚悟してろよ龍人さんよぉ。
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