52 / 71
最終章 真実をその手に掴み悪を討て
ゴブリンとコボルトを処理する
しおりを挟む
オックスは無事に魔王であるマリアナの元に辿り着いた。
「お前たち、すまぬ」
オックスとアレクシアを守ったオークたちは殲滅されていた。
「全く、手こずらせてくれたがこれで終いだ」
「それはこちらの台詞じゃな。マリィ・ミリィ、追いかけてきて間延びしたコボルト共を殲滅してやるのじゃ」
「さてと料理してあげるとしますか。久々ね犬の肉は」
「コボルトのお肉は美味しいのです」
「この、鬼どもが、上等だ。そっちは2人。こっちは複数だぞ。そして、俺はこの姿で戦ってやる」
コルトはそう言うと巨大で大きな山ぐらいの大きさになる。
「圧倒的、巨体から繰り出されるパンチで押し潰されてしまえ」
「私たち双子鬼に対して、犬畜生が勝てるとでも思ってんのかしらねマリィ」
「そうなのですミリィ」
コルトが巨体からパンチを繰り出すがマリィとミリィはそれを軽々と受け止めた。
「なんだと~~~~~」
「あらあらその程度なのです?」
「次はこちらの番よ」
マリィとミリィは受け止めたその腕を持ち上げて振り回す。
「これはいかん。解除だ」
「腕が消えたのですミリィ」
「厄介ね。あの水晶玉」
コルトは術を解除するとコボルトに戻って、マリィとミリィの攻撃を交わした。
「ふぅ。あの巨体を軽々持ち上げるお前らのが厄介だ」
「ほぅ。これがその水晶玉か」
「雪女!?それは俺のだ返せ」
「そうはいかん。ふむ。確かに父の力を感じるな。では、破壊してやるとしよう」
マリアナは水晶玉を握り潰し、中の魔力を自身に取り込んだ。
「うむ。これは良い。少し若返った気分じゃ。こんな感じかの」
マリアナはケルベロスに変化した。
「ガルルルルルル。この姿になると無性に肉が喰らいたくなる。コボルトの肉はさぞ美味かろう」
「まさか、水晶玉を壊して力を吸収したって言うのか!この魔王の出来損ないがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「酷い言われようじゃな。だが、お前たちの言う魔王が人を滅ぼすためだけに存在すると言うのなら妾は出来損ないで構わん」
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
コルトはケルベロスとなったマリアナに骨まで食べ尽くされた。
「やはりコボルトの肉は美味い。では、次はお前たちじゃ。妾に反抗したのじゃ。根絶やしにされても文句はなかろうな」
コボルトたちは、シュンと項垂れ、マリアナにお腹を見せて、尻尾を丸めた。貴方に降参しますという意思表示だ。
「この役立たずの犬どもが。こうなれば私自らが相手をしてやらねばなりませんな」
「ほぅ。軍師が戦って良いのか?いや、使い捨ての軍師であったな」
マリアナの挑発にピキピキと音を立てて怒り狂うゴーブ。
「言わせておけば、出来損ないの雪女風情が、この俺に指図すんじゃねぇ」
「では、相手をしてやろう」
「あんな小鬼、鬼の本当の怖さを思い知らせてやるのです」
「そうですわ。魔王様は、少しお休みください」
「お前たちがそう言うのなら妾に仕えてくれることになったコボルトたちと遊んでおくとしよう」
魔王のマリアナが下がりマリィとミリィがゴーブの前に立つ。しかし、ゴーブは不敵な笑みを浮かべるとマリィとミリィに指先を向ける。
「ククク。この俺の能力の前にひれ伏せ。リジューヴァネイション」
「何なのです。身体がどんどん小さくなっていくのです。ミリィ」
「まさか、年齢を操れる魔法だと言うの?」
「ククク。確かに俺は小鬼だ。双子鬼であるアンタたちよりも小さいがお前たちを子供の姿にしたらどうだ。ククク、お前たち、そこの雪女の側近どもを押し潰してしまえ」
「この姿だと力が上手く入らないのですミリィ」
「わかってるわよマリィ」
「やれやれ、敵の魔法に簡単にしてやられて、何をやっとるんじゃお前たちは」
コボルトたちがゴブリンどもを喰らっていた。
「キキー。ギャァ」
「この犬畜生がコルトの野郎がやられて簡単に寝返りやがって、鬱陶しいんだよ。全員赤ちゃんの姿にでも戻っていやがれ」
コボルトたちとマリィ・ミリィ、そして魔王のマリアナまで赤ちゃんの姿に。
「なんかやったか」
「何故!?俺の術が効かない」
「実に有用じゃな。この、変化の術は」
「まさか、姿形を固定したっていうのか!?」
「フフフ。厄介な能力じゃが若返りには興味がある。その力も吸収させてもらうとしよう」
「あっ、いつの間に!?」
「お前がドヤ顔をしてあった時にこっそりと奪ってやったのじゃ」
魔王のマリアナはゴーブの持っていた水晶玉を握り潰すとマリィ・ミリィ・コボルトたちの姿が元に戻る。
「バブバブ、ミリィ」
「バブーバブー、マリィ」
2人は恥ずかしくて目を伏せていた。
「さて、これで後は知恵の冠をつけたお前だけだなゴーブよ」
「気安く名前を呼ぶんじゃねぇ。俺の主人はデイモン様、唯1人。貴様を仕留めて、デイモン様と新たな魔物の時代を作るんじゃ。じゃ?なんじゃ、ワシのしゅがたがきゃわって」
「どうですか?己の術だったものを自身に使われる気分は、ヨボヨボのゴーブ爺さん。この通り、全盛期まで若返った私に勝てるのかしら?」
「にゃ、にゃめやぎゃって、ワシは、みゃだ、みゃけるわけには、いかんのじゃ」
「これって、もーっと歳を取らせたらどうなるのかしら?今でもヨボヨボのゴーブ爺さん」
「やっやめにゅか。しょしょのようにゃ、ことをす れ ば う し ん ぞ う が ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ」
「あらあら死んじゃった。ごめんね~。これが知恵の冠ね。はーい、装着っと。これは知識が溢れてくる感じがするわね」
「あの魔王様?」
「いつまでそのお姿で?」
「何々、マリィもミリィも羨ましいの?後で、若返らせてあげるね~」
2人は「お願いします」と声が揃っていた。
こうして、オックスの降伏。コルトを失ったことによるコボルトの降伏。ゴーブとゴブリンの根絶やしで、オズマリア軍の第一陣は、脆くも崩壊するのだった。
「お前たち、すまぬ」
オックスとアレクシアを守ったオークたちは殲滅されていた。
「全く、手こずらせてくれたがこれで終いだ」
「それはこちらの台詞じゃな。マリィ・ミリィ、追いかけてきて間延びしたコボルト共を殲滅してやるのじゃ」
「さてと料理してあげるとしますか。久々ね犬の肉は」
「コボルトのお肉は美味しいのです」
「この、鬼どもが、上等だ。そっちは2人。こっちは複数だぞ。そして、俺はこの姿で戦ってやる」
コルトはそう言うと巨大で大きな山ぐらいの大きさになる。
「圧倒的、巨体から繰り出されるパンチで押し潰されてしまえ」
「私たち双子鬼に対して、犬畜生が勝てるとでも思ってんのかしらねマリィ」
「そうなのですミリィ」
コルトが巨体からパンチを繰り出すがマリィとミリィはそれを軽々と受け止めた。
「なんだと~~~~~」
「あらあらその程度なのです?」
「次はこちらの番よ」
マリィとミリィは受け止めたその腕を持ち上げて振り回す。
「これはいかん。解除だ」
「腕が消えたのですミリィ」
「厄介ね。あの水晶玉」
コルトは術を解除するとコボルトに戻って、マリィとミリィの攻撃を交わした。
「ふぅ。あの巨体を軽々持ち上げるお前らのが厄介だ」
「ほぅ。これがその水晶玉か」
「雪女!?それは俺のだ返せ」
「そうはいかん。ふむ。確かに父の力を感じるな。では、破壊してやるとしよう」
マリアナは水晶玉を握り潰し、中の魔力を自身に取り込んだ。
「うむ。これは良い。少し若返った気分じゃ。こんな感じかの」
マリアナはケルベロスに変化した。
「ガルルルルルル。この姿になると無性に肉が喰らいたくなる。コボルトの肉はさぞ美味かろう」
「まさか、水晶玉を壊して力を吸収したって言うのか!この魔王の出来損ないがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「酷い言われようじゃな。だが、お前たちの言う魔王が人を滅ぼすためだけに存在すると言うのなら妾は出来損ないで構わん」
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
コルトはケルベロスとなったマリアナに骨まで食べ尽くされた。
「やはりコボルトの肉は美味い。では、次はお前たちじゃ。妾に反抗したのじゃ。根絶やしにされても文句はなかろうな」
コボルトたちは、シュンと項垂れ、マリアナにお腹を見せて、尻尾を丸めた。貴方に降参しますという意思表示だ。
「この役立たずの犬どもが。こうなれば私自らが相手をしてやらねばなりませんな」
「ほぅ。軍師が戦って良いのか?いや、使い捨ての軍師であったな」
マリアナの挑発にピキピキと音を立てて怒り狂うゴーブ。
「言わせておけば、出来損ないの雪女風情が、この俺に指図すんじゃねぇ」
「では、相手をしてやろう」
「あんな小鬼、鬼の本当の怖さを思い知らせてやるのです」
「そうですわ。魔王様は、少しお休みください」
「お前たちがそう言うのなら妾に仕えてくれることになったコボルトたちと遊んでおくとしよう」
魔王のマリアナが下がりマリィとミリィがゴーブの前に立つ。しかし、ゴーブは不敵な笑みを浮かべるとマリィとミリィに指先を向ける。
「ククク。この俺の能力の前にひれ伏せ。リジューヴァネイション」
「何なのです。身体がどんどん小さくなっていくのです。ミリィ」
「まさか、年齢を操れる魔法だと言うの?」
「ククク。確かに俺は小鬼だ。双子鬼であるアンタたちよりも小さいがお前たちを子供の姿にしたらどうだ。ククク、お前たち、そこの雪女の側近どもを押し潰してしまえ」
「この姿だと力が上手く入らないのですミリィ」
「わかってるわよマリィ」
「やれやれ、敵の魔法に簡単にしてやられて、何をやっとるんじゃお前たちは」
コボルトたちがゴブリンどもを喰らっていた。
「キキー。ギャァ」
「この犬畜生がコルトの野郎がやられて簡単に寝返りやがって、鬱陶しいんだよ。全員赤ちゃんの姿にでも戻っていやがれ」
コボルトたちとマリィ・ミリィ、そして魔王のマリアナまで赤ちゃんの姿に。
「なんかやったか」
「何故!?俺の術が効かない」
「実に有用じゃな。この、変化の術は」
「まさか、姿形を固定したっていうのか!?」
「フフフ。厄介な能力じゃが若返りには興味がある。その力も吸収させてもらうとしよう」
「あっ、いつの間に!?」
「お前がドヤ顔をしてあった時にこっそりと奪ってやったのじゃ」
魔王のマリアナはゴーブの持っていた水晶玉を握り潰すとマリィ・ミリィ・コボルトたちの姿が元に戻る。
「バブバブ、ミリィ」
「バブーバブー、マリィ」
2人は恥ずかしくて目を伏せていた。
「さて、これで後は知恵の冠をつけたお前だけだなゴーブよ」
「気安く名前を呼ぶんじゃねぇ。俺の主人はデイモン様、唯1人。貴様を仕留めて、デイモン様と新たな魔物の時代を作るんじゃ。じゃ?なんじゃ、ワシのしゅがたがきゃわって」
「どうですか?己の術だったものを自身に使われる気分は、ヨボヨボのゴーブ爺さん。この通り、全盛期まで若返った私に勝てるのかしら?」
「にゃ、にゃめやぎゃって、ワシは、みゃだ、みゃけるわけには、いかんのじゃ」
「これって、もーっと歳を取らせたらどうなるのかしら?今でもヨボヨボのゴーブ爺さん」
「やっやめにゅか。しょしょのようにゃ、ことをす れ ば う し ん ぞ う が ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ」
「あらあら死んじゃった。ごめんね~。これが知恵の冠ね。はーい、装着っと。これは知識が溢れてくる感じがするわね」
「あの魔王様?」
「いつまでそのお姿で?」
「何々、マリィもミリィも羨ましいの?後で、若返らせてあげるね~」
2人は「お願いします」と声が揃っていた。
こうして、オックスの降伏。コルトを失ったことによるコボルトの降伏。ゴーブとゴブリンの根絶やしで、オズマリア軍の第一陣は、脆くも崩壊するのだった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜
遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった!
木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
汚部屋女神に無茶振りされたアラサー清掃員、チートな浄化スキルで魔境ダンジョンを快適ソロライフ聖域に変えます!
虹湖🌈
ファンタジー
女神様、さては…汚部屋の住人ですね? もう足の踏み場がありませーん><
面倒な人間関係はゼロ! 掃除で稼いで推し活に生きる! そんな快適ソロライフを夢見るオタク清掃員が、ダメ女神に振り回されながらも、世界一汚いダンジョンを自分だけの楽園に作り変えていく、異世界お掃除ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる