『アンダーワールド・続編』冥王VS人間~魑魅魍魎の戦が今始まる~

八雲翔

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続編2 新たな幕開け

「悪魔の集団」

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「それで汚染ですか」

「そういうこと。土だからね。

こっちの捨て地にも被害が来るのかなって、

さっき配達した住宅地ではみんな心配してたよ」

「それに違法で死体を埋められている土地もあるらしくて、

犯罪の温床にもなっているらしい」

男性二人が向井を見て言った。

「バリアで守られている以上、問題はないと思いますけど」

「そうだよね。俺達もそう思うんだけど、やはり怖いからね」

彼らはそう言うと食事を続けた。

暫くして彼らが席を離れると、

向井がケーキを食べながら、

「これ以上騒ぎが大きくなると、

中央も西も結界を張るのが難しくなりますね」

と考え込んだ。

「捨て地には土葬墓地はなかったのかな? 」

坂下が皆の顔を見ながら言った。

「ありますよ。当時の大臣達が強引に進めた墓地計画で、

過疎地化された場所に土葬墓地を作ったので、

国土の多くが墓地になってます」

「そうなの? 」

新田がビックリした顔をした。

「今から数十年前に国民の数が逆転したでしょう。

俺達が暮らしていた頃は大沢がトップだったので、

移民政策が少し和らいでストップしていたので、

なりすましを除いても日本人の方が多かったんです。

それがこの二年で定住移民が倍増してます」

「日本が沈み始めた理由はそこなんですね」

向井の話に坂下も顔を顰めた。

「日本人がいなくなれば海外資本のやりたい放題ですから、

それに知事や天下り団体が、

地方創生、住民の為という名目で進めてきたので、

もう止められなくなっているんです。

国土も取られて、リトルカントリーも増えて、

こんな状態なのにまだ定住支援を続けてるでしょう? 」

向井は珈琲を飲むと小さくため息をついた。

「とりあえず捨て地があるので、

これ以上国土を荒らされることはないと思います。

あるとすれば小さくなった黒地の土地だけです」

向井の話に毘沙門天は何も言わずに目を閉じた。

「捨て地にもそれだけ墓地があったなら、

汚染されてないの? 」

早紀が聞いた。

「一応、墓地の周りに結界を張って、

人が入れないようにしています」

「あの穴ぼこのように見える土地は墓地って事? 」

新田が驚く。

「全部ではないですが、墓地も含まれてます。

危険な土地には入れないようにしているんです。

結界を深く張っているので、

衛生上の問題は大丈夫だと思います」

「だったらさ~なんで、問題のある土地も消さなかったの? 」

牧野がフォークを銜えたまま向井を見た。

「どんな理由であろうと、国が認めた墓地です。

死者を冒涜するようなことはできないでしょう? 

土に還って安らかな眠りを妨げる行為を、

冥王も許可はしませんでした」
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