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続編2 黒地でも新たな動き
国の新たな犯罪
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向井とキャトルが大浴場にいくと、
妖鬼、究鬼達が気持ちよさそうに湯船に浸かっていた。
「向井さん達戻ってきたんだ。
チビがうるさかったでしょう」
妖鬼が笑いながら話した。
「疲れてたんだろうな」
「向井さんの顔見たら寝ちゃったよ」
ディッセとミデンも入ってくると言った。
「ミデンはさっきチビと一緒に入っただろう? 」
「そうなんだけどさ。話するのにちょうどいいかなと思ってさ」
ミデンは妖鬼に言うと、体にお湯をかけてから浴槽に入った。
「今日は王子様とお風呂だったんですね。
それではチビは大喜びでしたね」
向井が頭を洗いながら笑った。
「オクトもエルフも一緒だったけど、
まぁじっとしてないから、
これが毎日って想像したら俺には無理だと思いました」
笑うミデンに、
「慣れだよ慣れ」
妖鬼が気持ちよさそうに湯につかりながら言った。
向井は洗い終わると湯船に歩いてきた。
「究鬼さんと宗鬼さんもいてよかった。
ちょっと話があるんです」
「話し? 」
二人が湯に入る向井を見た。
「そうそう。今日さ~」
ディッセも話しながらやってくると湯船に体を入れた。
皆がディッセに近づき黙って話を聞いていた。
途中何度か顔を顰めながら頷き、話が終わると長い沈黙が続いた。
それを破ったのはミデンだった。
「で、どうするの」
「だからさ。その見張りを究鬼にお願いしたいんだよ。
ディオと話し合って上から見張れて、
眷属と連携取れるような状況にしてもらいたいんだ」
「出来ますか? 」
向井が聞くと、
「それくらいはできるけど、
今の話を聞くと安田という人物は面白いね。
黒い魂でも質が違う。
結界に跳ね返されてるから捨て地には不可な人間てことだからね。
ただその安田クラスの魂が黒地に多ければ、
少しは変わるかもしれないな」
究鬼が考え込んだ。
「安田と話してそこまで問題ある人間には思えなかったんだけど、
確かに魂には真っ黒い負が覆ってたんだよね」
キャトルが究鬼を見た。
「俺が魂を見て感じたのは、
彼は負に対抗できる強さがあると思うんです。
なので侵食されずにいるんじゃないかな」
向井の言葉に、
「あ~なるほどね」
妖鬼が上を向いて湯に頭を浮かばせた。
「安田の魂は過去の歴史から見ても、
白にはなれないんだよ」
「どういうこと? 」
皆が宗鬼を振り返った。
「魂というのは歴史が刻まれてるからね。
消去して新たな体に生まれ変わっても、
本質は最初に生まれた人物の性格を多く受け継いでいる。
だからサイコパスなどの問題霊が出てくると、
うちでは焼却処分にしてるんだよ」
「あ………そういう事か…………」
向井が納得したように頷いた。
「おかしいと思ってたんですよね。
要は罪の軽いものは消去されても、
本質の魂を受け継いでいるので、
来世でも罪を背負ってしまう訳ですね」
「そう。ただ、来世で普通に人生を全うする者もいる。
そういう魂は生まれ変わった後に、
自ら軌道修正してる。
それが上手くいけば普通に死んで冥界に上がってくる。
反対に修正が出来ないまま罪を重ねると、
サイコパスなどの異常者が生まれる事につながるから、
焼却処分としてるんだ」
「でもさ。魂の黒歴史は変わらないんだろう。
だったら軌道修正したって黒は黒だよな」
「まぁ、そうだね」
考え込むキャトルに宗鬼は笑った。
妖鬼、究鬼達が気持ちよさそうに湯船に浸かっていた。
「向井さん達戻ってきたんだ。
チビがうるさかったでしょう」
妖鬼が笑いながら話した。
「疲れてたんだろうな」
「向井さんの顔見たら寝ちゃったよ」
ディッセとミデンも入ってくると言った。
「ミデンはさっきチビと一緒に入っただろう? 」
「そうなんだけどさ。話するのにちょうどいいかなと思ってさ」
ミデンは妖鬼に言うと、体にお湯をかけてから浴槽に入った。
「今日は王子様とお風呂だったんですね。
それではチビは大喜びでしたね」
向井が頭を洗いながら笑った。
「オクトもエルフも一緒だったけど、
まぁじっとしてないから、
これが毎日って想像したら俺には無理だと思いました」
笑うミデンに、
「慣れだよ慣れ」
妖鬼が気持ちよさそうに湯につかりながら言った。
向井は洗い終わると湯船に歩いてきた。
「究鬼さんと宗鬼さんもいてよかった。
ちょっと話があるんです」
「話し? 」
二人が湯に入る向井を見た。
「そうそう。今日さ~」
ディッセも話しながらやってくると湯船に体を入れた。
皆がディッセに近づき黙って話を聞いていた。
途中何度か顔を顰めながら頷き、話が終わると長い沈黙が続いた。
それを破ったのはミデンだった。
「で、どうするの」
「だからさ。その見張りを究鬼にお願いしたいんだよ。
ディオと話し合って上から見張れて、
眷属と連携取れるような状況にしてもらいたいんだ」
「出来ますか? 」
向井が聞くと、
「それくらいはできるけど、
今の話を聞くと安田という人物は面白いね。
黒い魂でも質が違う。
結界に跳ね返されてるから捨て地には不可な人間てことだからね。
ただその安田クラスの魂が黒地に多ければ、
少しは変わるかもしれないな」
究鬼が考え込んだ。
「安田と話してそこまで問題ある人間には思えなかったんだけど、
確かに魂には真っ黒い負が覆ってたんだよね」
キャトルが究鬼を見た。
「俺が魂を見て感じたのは、
彼は負に対抗できる強さがあると思うんです。
なので侵食されずにいるんじゃないかな」
向井の言葉に、
「あ~なるほどね」
妖鬼が上を向いて湯に頭を浮かばせた。
「安田の魂は過去の歴史から見ても、
白にはなれないんだよ」
「どういうこと? 」
皆が宗鬼を振り返った。
「魂というのは歴史が刻まれてるからね。
消去して新たな体に生まれ変わっても、
本質は最初に生まれた人物の性格を多く受け継いでいる。
だからサイコパスなどの問題霊が出てくると、
うちでは焼却処分にしてるんだよ」
「あ………そういう事か…………」
向井が納得したように頷いた。
「おかしいと思ってたんですよね。
要は罪の軽いものは消去されても、
本質の魂を受け継いでいるので、
来世でも罪を背負ってしまう訳ですね」
「そう。ただ、来世で普通に人生を全うする者もいる。
そういう魂は生まれ変わった後に、
自ら軌道修正してる。
それが上手くいけば普通に死んで冥界に上がってくる。
反対に修正が出来ないまま罪を重ねると、
サイコパスなどの異常者が生まれる事につながるから、
焼却処分としてるんだ」
「でもさ。魂の黒歴史は変わらないんだろう。
だったら軌道修正したって黒は黒だよな」
「まぁ、そうだね」
考え込むキャトルに宗鬼は笑った。
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