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続編2 黒地でも新たな動き
突然のアラート
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向井達がそんな話をしてるとバングルが光った。
アラートだ。
ディッセは大きく息を吐くと、
「牧野君は喫茶店だからバングル切ってるかもね」
と向井を見た。
「そうですね」
「大丈夫よ。私がいるから、あと新田君達ももう戻ってるでしょ? 」
弥生が両手を伸ばして体をほぐすと、
「さぁてと、悪霊をバッタバッタとやっつけるぞ~」
と楽しそうに部屋を出て行った。
呆気に取られて見ていた作家達も笑うと、
「僕達も作品作りを頑張ろう~」
と十朱が言い、みんなも作業に戻っていった。
「冥王はちびちゃんの面倒をお願いしますね」
「そうよ。暇なのはじいじだけなんだからね」
フンフも部屋を出て行った。
ムッとつまらなそうな顔の冥王に、
「お茶にしましょうか」
真紀子が声をかけ、一緒に歩き出した。
「あんなんで、よく冥界が潰れないよな」
オクトの言葉に向井も笑うと、
皆で部屋を出た。
死神課へ向かう途中で向井が一旦休憩室をのぞく。
チビ達はまだ寝ているようで、
こんも下界の悪霊に発作も起きていないようだ。
向井は笑顔になると、
「行ってきます」
と真紀子たちに声をかけ出掛けて行った。
アラートは中央の端で鳴っていた。
見ると珍しく民間のTVクルーが撮影をしている。
「何を騒いでるんでしょう」
向井が近づくと、
未来の共生連合会と共生賛成派著名人たちが騒ぎの元だった。
「彼らはお友達じゃなかった? 」
「だよね」
ディッセと新田が不思議そうに見た。
向井達は姿を消したまま、膨れる悪霊を見上げ、
「元凶はここの揉め事ですから、
片付けてもキリがないかな? 」
とオクトが霊銃で軽く片付けた。
その端から小さな負が塊になるのを見て、
「結界張る? 」
ディッセが向井を見る。
「………ん………揉め事が気になるので、
少し放っておきましょうか。
大きくなったら結界張って片付けるとして………
地震の方が心配だな」
向井は土地に触れるとプレートの状態を確かめ、
霊玉を土に埋めた。
土が光り浄化されていくが、
揉めてる人間には感じられないのか、
二つの団体は周りも気にせず声をあげて騒いでいた。
「ここは………リトルカントリーだったけど、
この前の結界騒ぎで上区特別区に飛ばされてたんだよね。
戻されたことで怒ってるのかな? 」
ティンも喚く集団に近づいた。
向井達がじっと観察してると、
「これでは日本から差別はなくならない。
なんで彼らをこの場所に戻したんだ! 」
「だから中央の上区は住めないんだよ。
それはあんたも知ってるだろう?
この前の地震で下区にバリアが出来て、
端だけど中区の土地に住む権利が貰えた。
この区域は元々移民に向けて開発された場所だし、
今回はそこを彼らの為にリトルカントリーにしたんだから、
何も問題ないでしょう」
共生賛成派の弁護士が説明をした。
「そういう問題じゃない。
あの時、飛ばされて恐怖の中やっと落ち着いてきたんだ。
まだ慣れない異国の地で助け合うのが思いやりでおもてなしだろう。
ここには小さな子供もいるんだぞ。
この土地には災害国で慣れている君らが住むべきじゃないのか? 」
未来の共生連合会代表と共生賛成派の男性が言い合いをしていた。
「そういうなら代表の住む家は上区の一等地でしょう。
その庭にでも住んでもらえばいいだろう?
勝手に入り込んできて、俺達に出て行けはおかしくないのか? 」
「俺の家には家族もいて突然外国人が飛んできて、
みんな恐怖を感じたんだ。
俺達の気持ちはどうでもいいという事か? 」
共生賛成をずっと叫んでいた者達が怒鳴りはじめた。
それを遮るように、
「俺達は中央上区から動かないぞ! 」
と叫ぶ外国人の姿で溢れて収拾のつかない有様だ。
アラートだ。
ディッセは大きく息を吐くと、
「牧野君は喫茶店だからバングル切ってるかもね」
と向井を見た。
「そうですね」
「大丈夫よ。私がいるから、あと新田君達ももう戻ってるでしょ? 」
弥生が両手を伸ばして体をほぐすと、
「さぁてと、悪霊をバッタバッタとやっつけるぞ~」
と楽しそうに部屋を出て行った。
呆気に取られて見ていた作家達も笑うと、
「僕達も作品作りを頑張ろう~」
と十朱が言い、みんなも作業に戻っていった。
「冥王はちびちゃんの面倒をお願いしますね」
「そうよ。暇なのはじいじだけなんだからね」
フンフも部屋を出て行った。
ムッとつまらなそうな顔の冥王に、
「お茶にしましょうか」
真紀子が声をかけ、一緒に歩き出した。
「あんなんで、よく冥界が潰れないよな」
オクトの言葉に向井も笑うと、
皆で部屋を出た。
死神課へ向かう途中で向井が一旦休憩室をのぞく。
チビ達はまだ寝ているようで、
こんも下界の悪霊に発作も起きていないようだ。
向井は笑顔になると、
「行ってきます」
と真紀子たちに声をかけ出掛けて行った。
アラートは中央の端で鳴っていた。
見ると珍しく民間のTVクルーが撮影をしている。
「何を騒いでるんでしょう」
向井が近づくと、
未来の共生連合会と共生賛成派著名人たちが騒ぎの元だった。
「彼らはお友達じゃなかった? 」
「だよね」
ディッセと新田が不思議そうに見た。
向井達は姿を消したまま、膨れる悪霊を見上げ、
「元凶はここの揉め事ですから、
片付けてもキリがないかな? 」
とオクトが霊銃で軽く片付けた。
その端から小さな負が塊になるのを見て、
「結界張る? 」
ディッセが向井を見る。
「………ん………揉め事が気になるので、
少し放っておきましょうか。
大きくなったら結界張って片付けるとして………
地震の方が心配だな」
向井は土地に触れるとプレートの状態を確かめ、
霊玉を土に埋めた。
土が光り浄化されていくが、
揉めてる人間には感じられないのか、
二つの団体は周りも気にせず声をあげて騒いでいた。
「ここは………リトルカントリーだったけど、
この前の結界騒ぎで上区特別区に飛ばされてたんだよね。
戻されたことで怒ってるのかな? 」
ティンも喚く集団に近づいた。
向井達がじっと観察してると、
「これでは日本から差別はなくならない。
なんで彼らをこの場所に戻したんだ! 」
「だから中央の上区は住めないんだよ。
それはあんたも知ってるだろう?
この前の地震で下区にバリアが出来て、
端だけど中区の土地に住む権利が貰えた。
この区域は元々移民に向けて開発された場所だし、
今回はそこを彼らの為にリトルカントリーにしたんだから、
何も問題ないでしょう」
共生賛成派の弁護士が説明をした。
「そういう問題じゃない。
あの時、飛ばされて恐怖の中やっと落ち着いてきたんだ。
まだ慣れない異国の地で助け合うのが思いやりでおもてなしだろう。
ここには小さな子供もいるんだぞ。
この土地には災害国で慣れている君らが住むべきじゃないのか? 」
未来の共生連合会代表と共生賛成派の男性が言い合いをしていた。
「そういうなら代表の住む家は上区の一等地でしょう。
その庭にでも住んでもらえばいいだろう?
勝手に入り込んできて、俺達に出て行けはおかしくないのか? 」
「俺の家には家族もいて突然外国人が飛んできて、
みんな恐怖を感じたんだ。
俺達の気持ちはどうでもいいという事か? 」
共生賛成をずっと叫んでいた者達が怒鳴りはじめた。
それを遮るように、
「俺達は中央上区から動かないぞ! 」
と叫ぶ外国人の姿で溢れて収拾のつかない有様だ。
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