初恋だったお兄様から好きだと言われ失恋した私の出会いがあるまでの日

クロユキ

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初恋の人

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私には兄のように慕っている人がいる。
ビー、ビー!
「これは、セレナお嬢様いらっしゃいませ」
「こんにちは、セバスチャンさんカミーユお兄様は居ますか?」
「はい、いつもの庭園でお待ちです」
「ありがとう」
私は行きなれた庭園に続く道を歩いていた。
行く道の先には白く丸いテーブルの椅子に座るお兄様がいた。
「……」
テーブルの上に本を広げて読むお兄様の姿はまるで王子様のような姿を見せていた。
「いつ見ても素敵だな…カミーユお兄様の彼女になる人が羨ましいな……」
私は、お兄様の彼女には慣れないと諦めているから…
「セレナ!」
「あっ、お兄様…こんにちは」
笑顔で私を見てくれるだけでも私は嬉しい……
「ぼんやりとしていたから気分が悪いのかと心配したよ」
「お兄様に見とれていたの」
「えっ!?ハハハ…僕の顔で良かったらいつでも見て良いよ」
お兄様は、自分の顔に自信があるから…だっていつも学園にいるお兄様の周りには女子がいるから……
「学園では、いつもお兄様の周りは女子がいるからお兄様の近くに行けないからつまんない……」
「その代わり学園の休みには僕を独り占め出来るじゃないか」
「あ!」
クスッと笑うお兄様に私の顔は真っ赤になっていた。
「今日は、セレナにケーキを買ったんだ」
「ケーキ!?」
メイド達がお皿に乗せた四角い白いケーキの上にフルーツを乗せて、私とお兄様の目の前に置くのを見て満面の笑顔に私はなっていると思う。
「小さなフルーツが乗って可愛い」
「喜んで良かった。この前女子と一緒にケーキの店に行ったんだ…美味しいしセレナに食べて貰おうと思って買ったんだ」
「……」
女子と一緒にケーキのお店に行ったと笑顔で話しをするお兄様を見て、少しチクッと傷むけれど目の前のケーキを見て私だけに買ってくれたのが嬉しくて…お兄様と一緒に話しをするこの時間は私だけの特別な時間……




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