初恋だったお兄様から好きだと言われ失恋した私の出会いがあるまでの日

クロユキ

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王宮の披露宴⑧《姿は変わっても》

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♪~~♪♪~~♪♪♪
「セレナさん、踊ろう」
「えっ!?えっ!?おど…」
私は、まだ頭の中がパニックになっていると思う…
王様から生徒全員に私とアンドレ君の婚約発表が言われ突然決まった婚約に戸惑っていた。
「ま、まま、」
「ママ?」
「違う~っ!……あっ」
「ハハハ…学園でも踊ったようにいつもの授業だと思ったら良い」
「もう…」
私は、顔が真っ赤になってアンドレ君の手を掴みダンスを踊り始めた。
皆が見ている前で踊るのは初めてでとても変な気分だった。
「……でも、驚いた…第二王子様がアンドレ君だったなんて…」
「ごめん…この姿で行けば騒ぎになるかもと思って身分を隠していたんだ…」
「…うん…なんとなく分かる……アンドレ君その姿で学園に通っていたら女子が離さないと思う…」
髪の毛の色も変わってメガネを掛けていないアンドレ君でも青く澄んだ瞳は変わらないと思った。
「…学園では何処から登校していたの?歩いていたから……」
「ああ、途中まで馬車に乗ってその後は歩いて学園まで行っていたんだ」
「そうなんだ…だから、お父様がアンドレ君は何処の家系の息子だろうって話しをしていたの」
「ハハハ」
ダンスが終わると私達に皆からの拍手を貰った。
「おめでとう、セレナ」
「おめでとう!」
「あ、ありがとう…」
「おい、アンドレ今まで俺達を騙してくれたな~っ」
「ハハハ、ごめん」
「おま…はぁ…なんか調子狂う……お前が王子だったなんて今も信じらんねえよ」
「学園を卒業するまで宜しく」
「じゃあ、いつものお前の黒髪と黒メガネで登校しろよ」
「ハハハハ」
クラスの男子といつも一緒にいるアンドレ君だと思った。




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