私の事は忘れてどうかあなたが好きになった人と幸せになってください

クロユキ

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二人で話しをするために⑥

「あ……あっ……」
「返す言葉が無いですね旦那様…私、旦那様とキャサリンさんの後を追って公園に行きました…楽しい会話に笑い声それだけでもベンチに一緒に座って寄り添う姿は私は戸惑い見ていました。この後は楽しい会話が終わり帰るようにと心の中で言っていました……」
「……」
「…旦那様は、私を裏切ってしまいました…触れるのを何度も見て涙が止まらなかったのを思い出します…」
「セルビア…あ、あれは…キャサリンが…た、誕生日だからと言って……」
「誕生日だからキスをするのですか?」
「!」
「この場で彼女が居ないからとそんな嘘を言われても私は信じません…旦那様も自分から彼女に触れていたでしょう?」
「あ!……」
「私はその後帰りました…帰って荷物を纏めてジェニーの屋敷へ行ったのです」
「……」
旦那様の手が震えるのが見え私に色々話しをしても無駄なんだと分かったでしょう。
「……お帰りはいつですか?」
「か、帰り?」
「私は公園から帰ったのです。旦那様はあの後どうしました?」
「あ…」
「嘘は言わないで下さい、執事の彼に旦那様の帰宅を知っているのでしょうから…いつお帰りでしたか?」
「……よ…夜が深まる頃……」
「そうですか…」
旦那様は、ソファーから立ち床に膝を着いて私に土下座をして謝っていた。
「俺が悪かった!誕生日だから一緒にいて欲しいと…」
「旦那様は、「誕生日だから」「一緒にいてほしいから」彼女から言われたら妻がいても悪いとは思わなかったのですね…結婚をしていましたら断るのではありませんか?違いますか?キャサリンさんから誘われたら私の事は忘れる…貴方はそう言う人だから…」
「っ…セ……」
「……旦那様、私達終わりにしましょう…」
「!!」
「今夜この屋敷へ帰って来たのは旦那様と終わりにする為に来ました」
私は、土下座をしたまま顔を上げて茫然とした顔をする旦那様を見下ろしていた。







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