私の事は忘れてどうかあなたが好きになった人と幸せになってください

クロユキ

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離婚の手続きが始まる②

「おはようございます。弁護士のワトソンと申します…今日は宜しくお願いします」
「おはようございます。今日は宜しくお願いします」
弁護士のワトソン様と言う方が、今日私の離婚の手続きをしてくれる方で旦那様とキャサリンさんの家族はまだ姿は無かった。
「セルビア様ですか?」
「は、はい…宜しくお願いします…」
「気を楽にしてください…離婚の内容を読ませて頂きました。セルビア様のお気持ちは変わりませんか?」
「…はい…」
「わかりました。夫のアラン様、そしてアラン様の幼馴染みのキャサリン様で間違い御座いませんか?」
「…はい、間違いありません…」
私は、緊張と戸惑いでワトソン様に返事をした。
「お二家族が来られますまで座りましてお待ち下さい」
「はい…」
ガタガタとソファーとテーブルを別の部屋から持って来た使用人達の仕事を見ていた。
今日の客室では人が増えるのもあった。
「…セルビア、大丈夫か?」
「…ええ、大丈夫よ…お父様」
「気分が悪くなったら遠慮しないで言いなさい」
「はい、お母様…」
私は、旦那様とキャサリンさんが来るのを待っていた。
コンコン!
「…旦那様、アラン様とご家族がおみえになりました」
「…通してくれ」
「はい」
私は、旦那様とお義父様とお義母様が屋敷へ着いたと聞いただけで手が熱く感じていた。
「どうぞお入り下さい」
「…失礼します…」
旦那様の両親が先へ部屋の中へ入り旦那様が入るのを私はじっと見ていた。
「……息子が……なんとお詫びをすれば……」
お義父様が私の両親に謝罪をする姿が暗く沈んだ顔をしているのを見て夜も眠れなかったんだと思った。
お義母様も元気がなくて…お会いした時一緒にお茶会へ行く約束をしていたけれど…それも行けなくなってしまった。
「……セ…セルビア…」
旦那様が私の側に来て声をかけ私は旦那様の唇が切れている事に気が付いた。
「……怪我をしたのですか?」
「えっ、あ…たいした事はないんだ……」
「そうですか」
「…それだけ?」
「他に何か?キャサリンさんに慰めて貰って下さい」
「セ…」
「冷たい妻だと思っているでしょう…そうさせたのは旦那様ですから…」
「っ…」
コンコン!
「…失礼します…お客様がおみえです」
キャサリンさんと両親が来た知らせがありもうすぐ私達は離婚の手続きが始まろうとしていた。






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