私の事は忘れてどうかあなたが好きになった人と幸せになってください

クロユキ

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闘技場へ②

ガヤガヤと観戦の座る場所は女性達が多かった。
「今日は、凄い人ね…親と子供までも観に来ているわ」
「本当…今日はこの前の時よりも多いわ…」
私達は後ろの席に座る事になった。
「後ろだから余り見えないと思ったけれど案外見えるのね」
「うん…」
私は観戦をする女性達を捜すように見ていた。
「…来てないわね…あの人、私から言われて観に来る事が出来ないのかもしれないし…今日、試合がある事を知らないのか…もう来ないのか……もし、この闘技場へ来ていたら私とセルビアを見て慌てて帰るかもね」
ジェニーは、クスクスと笑い私は闘技場に集まる騎士を見ていた。
「あっ、兄さんがいたわ」
「あ…」
ジョエルさんが私達がいる観戦の場を見てジェニーが声を出して手を振っていた。
「兄さ~~ん!頑張って~~っ!!」
何人かの観戦の場にいる女性達が、後ろをチラチラと見て私は少し気まずくなってしまった。
「あれ?兄さん、私達を無視したわよ?」
「えっ」
「緊張してるかもね…今日は特別な日にするとか言っていたから…」
「特別な日?上位が上がる大事な日って事?」
「う…ん、それもあるかも…」
ジェニーは笑みを私に向け、今日の剣技試合いはジョエルさんには特別な日なんだと私は、真剣な顔を見せるジョエルさんを見ていた。
「あ…」
私は、騎士の中から視線を感じアランが見ているのが分かった…私を見ていたのか…キャサリンさんの姿を捜していたのか……あの人の騎士服を見るのは久しぶりだった。





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