死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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疑問

店内の椅子に座っていたレイラの側にロベルトが歩いて側に来た。
「レイラ、ここにいたのか捜したよ」
「……」
(……あなた達を見てから一時間は経っているわ……)
「ふふっ…」
「レイラ?」
「…いえ、なんでもありません…旦那様は何処にいたのですか?」
「えっ!?……あ…ウェンディさんが服を一緒に選んで欲しいと言われて……もしかして俺を捜していたのか?」
「……」
広くない店内を捜さなくても二人一緒にいる姿は見えていた。
「…いいえ、ウェンディは服を選ぶ時間が長いので待っていたら自分から来ます」
「そ、そうか…」
ホッと安堵を見せるロベルトにレイラは顔を逸らした。
「でも服を選ぶだけであんなに時間がかかるのか?」
「…そうですね…」
「君が待っているとウェンディさんの所へ行ってみるよ」
「……」
ロベルトは、苦笑いを見せレイラの側を離れてウェンディの所へ行った。
レイラは、ロベルトの後ろ姿を目で追い膝に置いていた重ねた手を握り締めた。
「……服を買ったのかと聞いてはくれないのね…一緒に妹が来るのを待とうと言ってもくれなかった…」
ロベルトがレイラの側を離れて三十分過ぎた頃大きな手提げ袋をロベルトが持ちウェンディは笑顔でレイラの元へ来た。
「お姉様ごめんなさい、待った?」
「……そうね、お店に入って二時間は待ったかしら……」
「ええっ!?そんなに~っ!!」
「しかし、たった二着買って二時間も有り得ないが……」
「女の買い物は時間がかかるの!」
「そうなのか?」
「……」
二人で会話をするのをレイラは見て息を吐いた。
「お姉様はどんな服を買ったの?」
「……良いのがなかったから今日は止めたの…」
「ええっ、勿体無いな~っお兄様が買ってくれたのに」
「えっ!?旦那様がウェンディの服を?」
レイラは、ロベルトの方を見てロベルトは苦笑いを見せていた。
「いや…店員から彼氏さんの会計ですか?と言われたら払わない訳にはいかないだろう?戸惑ったよ」
「ふふっ、ありがとうございます。お兄様」
「……」
店員からウェンディの彼氏だと言われてロベルトは否定しなかったのだろうかと…レイラは少しずつロベルトに疑問を抱くようになっていた。



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