死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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一緒にいるのに

「ねえ、何処で食べる?」
「騎士仲間のおすすめの店があるんだそこに行かないか?ここから歩いて行けるんだ」
ロベルトはウェンディに食事が出来る店を教えていた。
「ええ、良いわよ。お姉様もそこで良い?」
「…ええ」
「決まったな」
「早く行きましょう、お腹が空いたわ」
「ハハハ、店は逃げないから」
ウェンディはロベルトの腕に手を組み一緒に歩いていた。
「……」
レイラは、ロベルトとウェンディの後ろ姿を見ながら二人の後ろを歩いていた。
「……」
「あっ、ここだ入ろう」
「おしゃれ~っ」
ロベルトとウェンディは二人で店の中へ入った。
チリンチリン♪
「いらっしゃいませ、お二人ですか?」
「えっ!?二人?」
「お姉様は?」
ロベルトとウェンディはレイラが店に入っていない事に気付き後ろを振り向いた。
「お席へご案内致します」
「あ……連れが…」
チリンチリン♪
「いらっしゃいませ、お一人ですか?」
店員が店に入って来たレイラに声をかけロベルトはレイラが店に入りホッと息を吐いた。
「……いいえ、この二人と一緒です」
「レ…」
ロベルトはレイラが自分とウェンディに店員に『この二人』と言った事に驚いていた。
「申し訳御座いませんが、三人様の席が満席でして二人とお一人様の席になりますが…」
「え~っ、三人の席がないの?」
「困ったな…」
「…私が一人の席へ行きます。旦那様とウェンディは一緒に座ったら良いわ」
「「えっ!?」」
レイラは、二人に話し終えると窓際に空いてる席へ座った。
ウェンディとロベルトはレイラとは離れて座る席へと案内された。
「……」
レイラは、窓から見える外をじっと見ていた。
(はぁ…何を意地をはっているの…私達は家族なのよ…旦那様も妹が出来て嬉しいと話していたじゃない…旦那様…変に思ったかしら……)
レイラは、二人が座った席を見た。
ウェンディと一緒に笑顔で話しをするロベルトを見て苦しさを感じていた…本当は、今日はロベルトと初めて二人で出掛ける日だったのにと…レイラは、自分でも分からない胸の痛みを感じていた。



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