死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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グレッドと稽古②

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「レイラに良い所を見せないとグレッド手加減してくれないか?」
「ハハハ、それは無理なお願いだ。行くぞ!」
「えっ!?」
ガン!と木刀同士がぶつかる音にレイラは驚いて見ていた。
「…木刀は木で出来ているのにあんな重い音が出るのね…」
ギリギリと重ねた木刀の音が鳴り、笑みを見せるグレッドと余裕の無いロベルトがお互い顔を見ていた。
「どうしたロベルト、レイラ様に良い所を見せるはずではなかったのか?」
「っ!グ…グレッド…」
ガン!カンカンカン…木刀のかさなる音が別邸の庭に響き、練習なのに真剣な顔を見せるグレッドとロベルトにレイラは胸の奥が熱くなるのが分かった。
レイラは、練習なのにと両手を重ねて二人の騎士を見ていた。
「お姉様!」
「えっ!?ウェンディ!?」
レイラは、メイドと一緒に来たウェンディに驚いていた。
「…中でお待ち下さいと言いましたが…ロベルト様の練習を見たいと……」
メイドは、戸惑う顔でレイラに話しをした。
「……そう、ありがとう…」
レイラは、笑顔で木刀の練習を見るウェンディを見ていた。
何故夫が任務が休みの日に来るのかレイラは不思議に思った。
「……ウェンディ、貴女学園には行かなくて良いの?」
「今日から一週間お休みなの、来年は卒業だから授業も余り無いからって先生が言っていたわ」
「そう……一週間…」
レイラは、ウェンディが一週間ここで泊まると言わないか心配をしていた。
「ロベルトさん!頑張って!!」
「ウェンディ!」
レイラは、声を上げて応援するウェンディに驚いた。
「な!?ウェン…」
余所見をするロベルトにグレッドは、ドン!とロベルトを押しバランスを崩したロベルトはそのまま後ろから倒れ込んだ。
「きゃっ!ロベルト!!」
「えっ…」
夫を呼び捨てに声を出したウェンディにレイラは驚いてしまった。





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