死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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何もなかったように

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(旦那様は任務を暫く休むようにと言われてグレッド様に会わなくてすむからそんな顔をするのね…グレッド様は、旦那様に何故こんな事を…昨日は、いつものグレッド様だったわ…)
レイラはロベルトに怪我を負わせたグレッドが気になっていた。
「レイラ…お義父さんとお義母さんは会えたのか?」
「…はい、久しぶりに会話が出来て良かったです…」
「そうか、それは良かった…それでウェンディさんの縁談の話しは…」
「……学園を卒業後暫くは妹の自由にしていいと言っていました…でも、勝手な行動が目に着くときは分かりませんけど…」
「そうか…試験で良い点を取らないとダメかな…」
「え~~っ、もう頭の中がパンパンなのに~っ」
「ハハハ…イタタタ……」
笑顔で会話を楽しむロベルトとウェンディをレイラは目を逸らした。
「私は、部屋に戻りますから」
「ああ、心配かけて悪かった」
「……怪我には気を付けて下さい…お父様も心配していましたから……」
「お義父さんが?」
「…旦那様が実家へ泊まりました時に怪我をしていましたと言っていましたでしょう?」
「えっ!?……あ、ああ……」
戸惑うロベルトをレイラはじっと見てウェンディはレイラの顔を見る事が出来なかった。
「騎士の仕事は何があるのか分かりませんから…気を付けて下さい」
「…ああ…わかった……」
レイラは、ロベルトの部屋を出て自分の部屋へ入った。
「……うっ……ううっ……」
何もなかったような顔をするロベルトにレイラは悲しかった…自分に嘘を言い何も気にせず話しをするロベルトに涙を流した。





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