死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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最後まで…

「ウェンディが明日帰るのは本当なの?」
「はい…屋敷からお帰りになりました時、ウェンディ様が泣いてお戻りになったのです…」
「……泣いて…何があったの?」
「理由は分かりませんが…ロベルト様とご一緒でしたのでロベルト様が知っていると思います…」
「…旦那様と……」
レイラは、ロベルトの父親がウェンディに帰るようにと話しをしたのだろうとレイラは口元が緩んでいた。
「……私もウェンディに言わなくてはと思っていたの、学園に行かなくてはならなかったから…明日からウェンディが居なくなっていつもの別邸へ戻るわ…ごめんなさい、妹が泊まる事になって迷惑を掛けてしまったわね…」
レイラは、ウェンディがこの別邸へ来る事もないだろうと三人のメイド達に話しをした。
「レ、レイラ様…」
「わ、私達……」
「うっ……」
レイラは、三人のメイド達に笑みを見せた。
「……まだ、明日があるの…旦那様とウェンディには分からないように……明日の午後、弁護士が来るようになっているの…」
「べ、弁護士ですか?」
メイド達は驚きレイラの離婚の話しは本当なんだと…不安と戸惑いを見せるメイドにレイラは三人のメイドに礼を言った。
「……ありがとう、そして、ごめんなさい…最後まで私の演技に付き合ってね……」
「レイラ様……」
ロベルトとウェンディは、二人一緒にウェンディの部屋に居るとメイドから聞いたレイラは、ロベルトの部屋に入っていた。
「……」
部屋の中の周りを見渡したレイラは、棚の上に置かれた鞘の中に入っている剣を見付けた。
「……大事な騎士の剣を棚の上に置くなんて……」
レイラは、剣を触りそのままロベルトの部屋を出た。
レイラが帰っているとは知らないロベルトとウェンディはソファーの上で一緒に楽しんでいた。
「ぐうう~~っ」
「もう、雰囲気を壊さないでよ」
「ハハハ、悪いお腹が空いたな夕食の時間じゃないのか?」
「メイドは来なかったわよ」
「君が泣いていたから気を使ったんだ。食事の部屋へ行こう」
ロベルトとウェンディは部屋を出てレイラの部屋の前に足を止めた。
「静かだな、まだ帰っていないのか?」
「帰って先に食事をしているかもよ」
「そうだな」
ロベルトは、レイラの部屋を開けずウェンディと一緒に食事の部屋へと向かった。
「ねえ、お姉様に私が明日帰る話しをするでしょう?」
「ああ」
「夜に帰えりたいの…明日、ロベルトお休みなんでしょう?」
「そうだな…レイラと二人になるのは今は避けたい気分なんだ…」
「何かあったの?」
「もうすぐ食事の部屋だ…夜に話すよ」
ロベルトとウェンディは食事の部屋に入り食卓にはレイラが夕食を食べていた。






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