死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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特別な日

「……」
朝になり目を覚ましたレイラは、いつもの寝顔を見せて隣で眠るロベルトの姿を見ていた。
騎士の仕事が休みの日には隣にはロベルトの寝顔を見るのがレイラの幸せだった。
「……おはようございます…旦那様…昨日は妹と過ごし良い思い出が出来たかしら……今日は、旦那様もウェンディも特別な日に成るでしょう……」
レイラは、安堵の顔で眠るロベルトを見てベッドの側を離れ寝室の部屋を出た。
自分の部屋に戻ったレイラは、身支度をしていた。
グレッドと初めて会った日の服でレイラは身支度を終えた。
部屋を出たレイラは三人のメイドと使用人の一人と会っていた。
「おはよう、今日は最後の日…もう少しだけ付き合って」
「レイラ様…」
メイド達の悲しむ顔を見るのはレイラも辛かった。
レイラは、手に持っていた手紙を使用人の男に手渡した。
「この手紙をお父様に渡して、必ず今日お父様に直接渡して欲しいの…」
「…分かりました…レイラ様、本当にロベルト様と…」
「……まだ、旦那様のお義父様とお義母様には話さないで」
「……分かりました…」
レイラは、ウェンディを屋敷まで送る使用人に父親への手紙を渡した。
朝、目を覚ましたロベルトは隣で寝ていたはずのレイラが居ない事に気が付いた。
「……朝か…先に起きたのか?いつもなら俺が目を覚ますのを待っているんだが…」
深く考えないロベルトは、ベッドの側を離れ自分の部屋へと入った。
コンコン!
「ロベルト、起きたの?」
ウェンディがロベルトを食事の部屋へ誘いに来た。
「ああ、今から行く所だった」
「お姉様は?」
「先に行っているようだ」
ウェンディはロベルトに朝のキスをした。
「お、おい、見られたらどうするんだ」
「だって、暫くお預けでしょう?ねえ、食事が終わった後散歩がしたいわ」
「レイラに聞いてみるよ」
「お姉様にわざわざ言わなくて良いじゃないの?」
ロベルトとウェンディは、一緒に食事の部屋へと歩いていた。
「お姉様、おはよう」
「おはよう、レイラ…君が隣に居ないから焦ったよ」
「おはようございます。お疲れのようでしたので起こさなかったのです」
「えっ?」
ロベルトは、一瞬ドキッと戸惑いレイラの食事をする姿を見ていた。
「お兄様?座らないの?」
「えっ、あ…いや…」
ロベルトはレイラが何故疲れていると自分に言った事が気になっていた。
「ウェンディ、帰る用意はしたの?」
「まだだけど、後からと思っているの」
「午後からお客様が来るの早目の用意をお願いね」
「……分かったわ…」
食事をするレイラをロベルトとウェンディは、今日は気分が悪いのだろうかとレイラを見ていた。







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