死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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最後の夫婦として③

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ロベルトは何度もレイラに離婚を取り消して欲しいと謝ったが、何も言わないレイラに戸惑うばかりだった。
「レイラ……もう君を悲しませるような事はしない約束する…」
「……ウェンディが別れるのを拒んでも貴方は約束出来るの?」
「…や、約束する…ウェンディとは会わない……」
「嘘つき」
「な!?何故嘘つきと言うんだ…俺はウェンディと会わないと言っているんだ…」
「……」
レイラは、ロベルトの側を離れ迷いもなく真っ直ぐ剣が置いている棚の前に立ち鞘の中に入った剣を触っていた。
「そんなに簡単に別れるものなの?貴方とウェンディは…」
「えっ!?」
「今だけ離婚を止める為に貴方は言っているだけ…本当はウェンディとも別れたくないのでしょう?」
「…レイラ……」
「……貴方に知らせたい事があったの今日お父様に貴方とウェンディの事を知らせたわ」
「な!?お…お義父さんに……」
ロベルトは茫然とした顔で棚の側に立つレイラを見た。
「…今頃ウェンディも焦っている頃よ…そして、縁談の話しを進めるようにお父様に頼んだわ」
「縁談!?縁談は待ってくれるとお義父さんは言ったはずだ」
ロベルトはウェンディに縁談を進めると聞いて驚き動揺していた。
「どうして貴方が驚いているの?ウェンディとは会わないと私に言ったでしょう?」
「あ……」
「嘘つき…」
ロベルトは、レイラを見て真っ青な顔で体が固まっていた。





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