死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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「……グレッド様?……どうしたのですか…もしかして走って……えっ!?…」
ギュッとグレッド様が私の体を抱き締め私は茫然となってしまった。
「えっ!?ええっ?ど、どうし……」
私は、突然抱き締めて来たグレッド様にどうしたら良いのか戸惑い体中が熱くなった。
「……会いたかった……」
「えっ!?」
「……あの時…俺が来た時には……貴女は……」
「……グ…グレッド……様…?」
私は、体中震え上がった……まさかと思わずにはいられなかった。
「……お…覚えて…いますか?……公園で……迷子の女の子がいた事を……」
「……貴女に……「ママ」と言っていました……」
「!!」
「……貴女がメイドに便りを預け俺に渡し…俺達は公園で待ち合わせをしました……」
「あ……」
「…急いで来た俺は…騎士服のままで、貴女が服を買いましょうと選んでくれた…その服は持っていました…ですが、今の俺は貴女が買ってくれた服はありません……また、一緒に服を選んでくれますか?」
「うっ……ううっ…グ…グレッド…様…うう……」
ボロボロと涙が流れ落ち私はグレッド様の腕の中で泣いた…沢山…沢山……泣いた……まるで夢を見ているようだった。
私がグレッド様の腕の中で泣いていたのをウェンディが驚いている声が聞こえた。
「お姉様?……えっ、もしかして……ええっ!」
「……」
「どうした?玄関の扉が開いた……レ、レイラ!?」
「あら、まあっ」
私は、皆が見ていても良いと思った…今の私は幸せです。




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