死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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彼は何処へ

私は、グレッド様と会っていた。
「婚約破棄!?」
グレッド様が驚いて声を上げたのを見て知らなかったのだと思った。
「……何も聞いていないのですか?」
「俺も…仲間も驚いているのです……任務は休んでいましたが辞めるとは思いもしなかった…」
グレッド様はため息を吐いてロベルトが急に居なくなってしまった事に驚いていた。
彼に何があったのか…グレッド様と婚約をすると分かった時の彼の顔と話し方が違っていた事に気になっていたけれど…
「仲間の騎士も見回りをしながらロベルトを捜してみると言っていました…俺も捜しはしますが……この街を出ていたら捜すのは難しいと思います…」
「……」
グレッド様と騎士の方達はロベルトを捜していたけれど数週間、一ヵ月になっても彼を見付ける事が出来なかった。
妹のウェンディは一週間学園を休み少しずつ元気を取り戻していた。
ロベルトが見付からないまま一ヵ月が過ぎたそんなある夜、ウェンディが話しがあると言って私の部屋に来ていた。
「えっ!?縁談を受ける?」
私は、驚いてベッドの上で隣に座る妹を見て驚いてしまった…彼女の口から縁談の話しが出るなんて思っていなかった。
「うん…私、お父様から縁談の話しを受けていたでしょう?ロベルト様と婚約はしていたけれど…まだ親族に話しをしていなかったみたいで…私も…ずっと待っていたけれど…待つのを止めたの…お姉様、私を気にしてグレッド様と式を挙げないでいるんでしょう?…もう、私は大丈夫だからグレッド様と式の準備を進めて」
「ウェンディ…」
私は、ウェンディを抱き締めた…この世界で妹が苦しい思いをするなんて…
『貴方は…向こうでもここでも私達姉妹を苦しめるのね…』
ウェンディは、両親に縁談の話しを受けると話しをした。



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