死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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輪廻のお守り

「……レイラ…レイラ……」
私の名前を何度も呼ぶ懐かしい声に私は目を開けた。
私の側には旦那様が…グレッド様が…若い頃の姿で私に笑顔を見せていた。
「だ……旦那様……」
私は、涙を流し旦那様を抱き締めた。
「レイラ……やっと君に会えた……」
「旦那様……」
私は旦那様を抱き締め再会を喜んだ。
「…でも…旦那様、その姿は……」
「俺達が出会った頃の若い姿なんだ」
「……出会った……私は…死んだのですね……」
私は手首を触るとお守りが無かった事に気が付いた。
「旦那様……グレッド様…私達のお守りが有りません……」
「…娘達が形見にと君の手首から外したのだろう……」
「……そうですか…ずっと一緒でしたから……あっ、あの人が…あの人が…会いに来てくれました…」
私は旦那様にロベルトが来てくれた事を話しをした。
「ああ…知っている…ずっと側で話しを聞いていた」
「えっ!?」
「アイツも年を取っても相変わらずだと見て笑っていた…」
「…旦那様…ずっと居てくれたのですか?」
旦那様は笑顔を私に見せてくれた。
「言っただろう?ずっと側にいると……」
「旦那様…」
旦那様が私の手を取り握り締めていた。
「アイツがどうして記憶があったのか…ロベルトがここへ来た時に聞けばいい、墓場まで持って行くと言っただろう?」
「…旦那様…ずっと見ていましたら心配でしたか?」
「ああっ、心配した。ロベルトに嫉妬しそうだった」
「ま…ふふっ」
私は旦那様の手を取り花畑を歩いていた。
「お姉様」
「レイラ」
「まぁ、レイラだわ…」
私達が歩く先に妹のウェンディ、お父様、お母様の姿が見えた。
「さぁ、行こう…皆が待っている」
「ええ…旦那様…」
私は不思議な体験をした…二度と後悔しないとそんな不思議な体験をした……


「ねえ、これ縁結びの輪じゃない?」



おわり

最後まで読んでいただきありがとうございました。





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